7/3(土)、孫の誕生日(4歳)前夜を我が家で祝うことにした。
コロナの影響で、テイクアウトやら出前出来る店が増えているので便利だ。
そのひとつに、最近評判の寿司屋を選んだ。
その鮨を食べていたら、昔のことを思い出した。
今は息子さんが活躍中の様だが、先代がやっていた80年初めの頃の事。
ヒゲ家族の住まいは小峯だったので、この店(新外だったか?)に何度か行ったことがある。
行く前に、ヒゲは長男にこんな事も言っている。
「 今日は、マグロばかり頼んじゃいけないよ。 いろんなネタを注文しなさい。 」
店のドアを開けて、入った時でした。
醤油の匂いがします。 当時の寿司屋では当たり前の香り。
暫くして、小瓶に入っている醤油を手塩皿に出した。
煮詰まったみたいに、ドロッとして、ひねた香りがします。
そうか!? ヒゲはこの時、アイデアを頂きました!
とても大きな発見です!!
こんなヒネた醤油で刺し身を食わせるなら、どんな活け物の魚でも台無しの味わいになるに違いない。
今でこそ、居酒屋の卓上に、“120日鮮度保持の特殊ボトル”K製が置いてある店があるようで。
ヒゲは、テレビなどでしか見たことがありませんが ・・・ (笑)
80年代の和食や寿司屋さんの卓上には、爪楊枝・塩・一味・醤油瓶のセットが置いてありました。
大体透明なプラかガラス容器、又はミニ陶器でした。
醤油が減ったら、上から注ぎ足すのが当たり前みたいなルーティン。
実は、これが大問題でした。
密封しない醤油瓶では、劣化が早く進みます。
しかも、そのヒネた醤油に新しい醤油を足しても、たちまち酸化醤油の出来上がりです。
その頃、田園では、コチや天然白身魚が人気になり始めていました。
しかし、こんな劣化した醤油で食べさせたら、どんな良いネタでもダメになる。
熊本市内にも、食材や生ビールの鮮度には随分にこだわる店主が居ましたが、
恐らくは、日本酒や醤油の鮮度には無頓着な方がほとんどではなかったでしょうか?
すぐさま、田園ではシステムを変えました。
休み明けの月曜日は、新しい醤油を醤油差しに入れること。
土曜日に全ての瓶を回収して、その醤油は賄い用に回します。
醤油瓶は洗い上げて、逆さまにして水切り。
そして月曜日、匂いが除れた瓶に新しい醤油を入れるローテーションです。
この小さな手間と習慣が、当時は結構な戦力になったのでした。
≪ イタリアンのオードブル ≫
≪ 和食の弁当色々 ≫
http://blog.with2.net/link.php?1046790
↑ 参加中です。クリックしてもらえたら嬉しいです。
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そのひとつに、最近評判の寿司屋を選んだ。
その鮨を食べていたら、昔のことを思い出した。
今は息子さんが活躍中の様だが、先代がやっていた80年初めの頃の事。
ヒゲ家族の住まいは小峯だったので、この店(新外だったか?)に何度か行ったことがある。
行く前に、ヒゲは長男にこんな事も言っている。
「 今日は、マグロばかり頼んじゃいけないよ。 いろんなネタを注文しなさい。 」
店のドアを開けて、入った時でした。
醤油の匂いがします。 当時の寿司屋では当たり前の香り。
暫くして、小瓶に入っている醤油を手塩皿に出した。
煮詰まったみたいに、ドロッとして、ひねた香りがします。
そうか!? ヒゲはこの時、アイデアを頂きました!
とても大きな発見です!!
こんなヒネた醤油で刺し身を食わせるなら、どんな活け物の魚でも台無しの味わいになるに違いない。
今でこそ、居酒屋の卓上に、“120日鮮度保持の特殊ボトル”K製が置いてある店があるようで。
ヒゲは、テレビなどでしか見たことがありませんが ・・・ (笑)
80年代の和食や寿司屋さんの卓上には、爪楊枝・塩・一味・醤油瓶のセットが置いてありました。
大体透明なプラかガラス容器、又はミニ陶器でした。
醤油が減ったら、上から注ぎ足すのが当たり前みたいなルーティン。
実は、これが大問題でした。
密封しない醤油瓶では、劣化が早く進みます。
しかも、そのヒネた醤油に新しい醤油を足しても、たちまち酸化醤油の出来上がりです。
その頃、田園では、コチや天然白身魚が人気になり始めていました。
しかし、こんな劣化した醤油で食べさせたら、どんな良いネタでもダメになる。
熊本市内にも、食材や生ビールの鮮度には随分にこだわる店主が居ましたが、
恐らくは、日本酒や醤油の鮮度には無頓着な方がほとんどではなかったでしょうか?
すぐさま、田園ではシステムを変えました。
休み明けの月曜日は、新しい醤油を醤油差しに入れること。
土曜日に全ての瓶を回収して、その醤油は賄い用に回します。
醤油瓶は洗い上げて、逆さまにして水切り。
そして月曜日、匂いが除れた瓶に新しい醤油を入れるローテーションです。
この小さな手間と習慣が、当時は結構な戦力になったのでした。
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大阪勤務の頃は職場などでの刺身醤油がタマリだったので違和感は覚えなかったのですが、
東京勤務になって熊本の居酒屋の醤油でアマ~イと感じだしました。
前の職場の総料理長は京都ホテルからでしたが、熊本の醤油に不満はないと言ってましたね。
最近はデパ地下やスーパーの寿司や刺身についてる小さな醤油パックの味のほうが美味しいと思います。
来年は定年で帰熊の予定ですが、しばらくしたらアマ~イ味噌醤油に慣れるのでしょう。
TVでタレントが絶賛してた牡蠣醤油などは味が濃すぎで、私はヤマサやヒゲタの生醤油で十分です。
今日の晩酌が楽しみ。
所で、来年は帰熊のご予定だそうで?
ひょっとしたら、何処かでちょいと一杯となるかもしれませんね!
話によると、御宅の奥方は大酒飲みとの事。
念のためですが、まあ…私は上品な呑助を自負?してますが、
私の嬶は、オロチも道を譲るほどのウワバミ⁈御用心下さい!爆。
たまに、熊本の料理屋さん情報をネットで見ますが、知らない店ばかりですね。
知り合いの店・好きだった店は頑張ってますが、地震~コロナで体力がない店は厳しそう。
シャク天や鱧や球磨川の鮎で飲みたいなと時分になると思うし、相方のオトナシイ大虎も熊本を思いだし口にします。
コロナで東京からの移動もままならない、今年も房総の魚介と印旛沼あたりの鰻で飲んでます。
五輪目当ての商売が総崩れで高級食材が暴落中のようで、いろいろと面白いのが流通してますよ。
この間、熊本出身・古典酒場編集長のTVを見てたら彼女も飲みますねぇ、大トラ女で女房も負けそう。
タイトルのザルジョって外来語っぽいですが、大酒呑みのウワバミの『笊女』を今風にです。
そろそろ外飲みの練習でもするか?と当て込んでいたヒゲ夫婦はグラッと。
なじみの店がいつ迄保てるか心配ですが…。
しょうがない我が家で、生駒水産の苦ウルカと立山本の燗付けで楽しむことに。
尺は、今やガネより高価なのが癪のタネ。
昔?金がないから尺の唐揚げでもと言っていたのがウソみたい?苦笑。