カァちゃんはミタ！

前ブログで書いたように、ヒゲは地面に落ちた新聞を、取る事は出来ません。
しゃがむ姿勢が出来ないからです。

昨日　（８／２９）　の事です。
珍しくヒゲが、自らの意思で立ち上がり、物置きに向かってます。
何をする積りでしょう？
心配だから、ジーッとのぞいているカァちゃん　・・・
どうやら、酒を探している雰囲気です。
オッ！
目的の物が見つかった様です。
しかし、固まっていますが、なぜでしょう？
見ると、お目当ての焼酎が、収蔵庫の底辺に、横にして置いてあります。
つまり、ヒゲには低過ぎてアンタッチャブルな位置なんですネェ～
どうするのでしょう？
諦めるのか、かあちゃんに頼んで取って貰うのか。

ヒゲは、首をちょっと傾げて、左手を椅子に置きました。
そして、焼酎瓶の首の所に、右足の親指を引っ掛けて、収蔵庫から引きずり出しました。
しかし、一升瓶は横になったままですので、手で持つ事は相変わらず出来ません。
するとヒゲは、右足の親指と人差し指を大きく拡げて、焼酎の王冠の下にあるデッパリを
挟んだのです。
いや、ハサムと云うよりツカムと云うべき指の動き！！
ボルネオのモンキーも顔色無しの腕前？
否、足前でしょうか。
しかも、掴んだ焼酎を、当たり前みたいに引き上げて立たせました。
一升瓶の重いヤツを！
普段は、手の指で箸さえ持てない障がい者然としている人間がですヨ。
ニタリとしてヒゲは、その球磨焼酎　『　武者返し　』　を抱きかかえて、自分の席に向かったのでした。
まさに、酒呑みの執念をミタ思いのカァちゃんでございます。
それにしても、長い付き合いの我が旦那が、何時の間にあんな裏技を習得していたのか？
唖然とした表情のカァちゃんは、笑えました。
きっと、今夜の晩酌は美味しい事でしょう。
奮発して買ったと自慢していた、大きな茹で渡りカニも用意されてるし　・・・　ほほほほっ

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