田園酔狂曲

二人三脚の想い出と共に!!

味いちもんめ

2011-01-15 21:27:24 | よもやま話・料理編
TVで、ドラマ “ 味いちもんめ ” が10年ぶりに放映された。
大阪吉兆の偽装事件をベースに脚色してあるのですが。

 ~ 我が家では、子供達も呼んでいました ~

以前のこのシリーズ、原作の漫画に忠実にと、中居君がやり過ぎて、チャラのキャラばかり浮き出て、
面映ゆいものが有りました。
まるで、板場の世界は、お気楽バカとヤクザ者ばかり風な描き方に見えたりする事もあったものですから。
今回は、そう云うチャラは抑えて、中々観せてくれました。

最初のびっくりは ・・・      
馬の毛の裏漉しに、なんと絹( ?ガーゼ )が被せられヒモで縛ってあるシーン。
京都では、“ 羽二重漉し ” と云う丁寧な裏漉しの技法なんですが。
こんなタダの置き物(?)だけの為に、そこ迄演るか!
原作者は、十分に京都の料理界を知り尽くしてる人物でしょう。

今回は、器の選び方も非常に良いし。
そこらで驚いて居ると、更にドッキリの場面が。
金串打ったグジ( 甘鯛 )の、その鱗( ウロコ )にたぎった油!を掛けて居るではないですか。
ヒゲもママちゃんも、此れには絶句しました。
田園丸秘の献立でしたのに ・・・
          《 甘鯛松笠焼き  =  800 円  》
   こんなクヤミ話もありました。
        しもたぁ! ゴリさんに電話しとけば良かったぁ!
           「 いいグジ入ってまっせ 」 と。 

コレがゴジラ松井選手が、大リーグ戦でホームラン打った時は
      《 祝! 松井  甘鯛のゴジラ焼き = 800円 》 と変わります。

ほら、甘の鱗が油でちりちりに成り、黄金色の松ボックリ風に焼けた風情が、GODJILLAの皮膚ソックリに。
全くこんな秘映像が流れると、困ったモンだ?


                

バックには歌が流れ始める ~~~ スミレの花の ♪ 匂い ♪ ラ、ラ、ラ !
そうだ、カラオケの練習(?)に行かなくちゃ!!!


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2 コメント

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Unknown (Unknown)
2011-01-16 10:29:02
ぐじの笠松焼きは15年前の味いちのシリーズ1でもお客さんに出してますよ
返信する
グジ鱗物語 (ヒゲ)
2011-01-16 12:56:51
ありがとう御座います。私の京都での現役時代、味いち風には“ 焼き場 ”の時、難仕事はグジの若狭焼きでした。
松笠焼きと違って、鱗を立てるのは失敗とされた時代。
コレの時は、青筋立てて(笑)向かってました。
唯、そのやり方を、此処に記するには、余りに狭いので
今日は失礼します。
返信する

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