稀に、丸々(?)と太った蓮根が手に入った時にだけ(!)する仕事がありました。
泥の付いた蓮根にタワシをかけて洗い、両端を切り落とします。
固茹でにして、岡揚げしておきます。
天ぷら盛りの注文が入ってから、仕事開始!
先程の茹でレンコンを、かつらに剥きます。
そう、一回転半ぐらいの長さで、端っこに溶き衣を付けて、つなぎにします。
その後、全体にコロモを付けて揚げます。
衣が固まるぐらいの揚げ加減で充分。
クラウン型に揚がった蓮根は、不思議な造形美を醸し出しているのです。
穴の開いた部位と胴体の部位の大きさが違うのが、まるでメビウスの輪を見てるようだ。
この透かし模様の蓮根リングを見ていると、中央の空いた空間に何か入れたいような衝動が起きます。(笑)
天然ダラの芽の茎が伸びてる物、フノコ海老、長いGアスパラなんて。
或いは、新銀杏を3個串にして翡翠に揚げたもの。
まぁ、この蓮根リングに、何か入れたが良いか? そのままの形状を良しとするか?
料理人の感性が、試される瞬間ですかね!
ところで、以前、京都の料理屋は、油物(揚げ物)に苦心する話をしました。
どうしても、天ぷら物になってしまうと。
「 ひょっとして変化をつけるなら、変わり衣があるではないですか? 」 の意見も。
なるほど、白ゴマをまぶして揚げる方法で、ゴマキ揚げ!
当時の人気歌手・ゴマキちゃんに因んで ・・・ (笑)
青のりを使っての磯辺揚げ ・・・ ほら、のり弁のちくわを揚げてあるみたいなもの。
三色あられ揚げ ・・・ 綺麗ですが、上品さに欠けるか?
春雨揚げ ・・・ よく見るかな?
こんな変りものもあります。
目先が変わって悪く無さそうですが、そう単純ではありません。
誰でも考えそうな仕事は、京都では評価されないのです。
いやはや、オトろしい処ですわ。 (笑)
http://blog.with2.net/link.php?1046790
↑ 参加中です。クリックしてもらえたら嬉しいです。
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固茹でにして、岡揚げしておきます。
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そう、一回転半ぐらいの長さで、端っこに溶き衣を付けて、つなぎにします。
その後、全体にコロモを付けて揚げます。
衣が固まるぐらいの揚げ加減で充分。
クラウン型に揚がった蓮根は、不思議な造形美を醸し出しているのです。
穴の開いた部位と胴体の部位の大きさが違うのが、まるでメビウスの輪を見てるようだ。
この透かし模様の蓮根リングを見ていると、中央の空いた空間に何か入れたいような衝動が起きます。(笑)
天然ダラの芽の茎が伸びてる物、フノコ海老、長いGアスパラなんて。
或いは、新銀杏を3個串にして翡翠に揚げたもの。
まぁ、この蓮根リングに、何か入れたが良いか? そのままの形状を良しとするか?
料理人の感性が、試される瞬間ですかね!
ところで、以前、京都の料理屋は、油物(揚げ物)に苦心する話をしました。
どうしても、天ぷら物になってしまうと。
「 ひょっとして変化をつけるなら、変わり衣があるではないですか? 」 の意見も。
なるほど、白ゴマをまぶして揚げる方法で、ゴマキ揚げ!
当時の人気歌手・ゴマキちゃんに因んで ・・・ (笑)
青のりを使っての磯辺揚げ ・・・ ほら、のり弁のちくわを揚げてあるみたいなもの。
三色あられ揚げ ・・・ 綺麗ですが、上品さに欠けるか?
春雨揚げ ・・・ よく見るかな?
こんな変りものもあります。
目先が変わって悪く無さそうですが、そう単純ではありません。
誰でも考えそうな仕事は、京都では評価されないのです。
いやはや、オトろしい処ですわ。 (笑)
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特に柿の種。ヒゲの記憶ではどこぞの有名料理人のレシピに。
柿の種を砕いてすり潰し、漉して衣に。
甲イカ系の切り身にまぶして、新品の油で揚げて、
そのままで供する!なるほどでした。
見栄えはともかく、揚げ物の代わりにシャレているかも?笑。
ポテチ揚げ・素麺揚げ・柿の種揚げなど・・・私は普通で良いんですがねぇ。
江戸の胡麻油が香る天麩羅が好きです、近藤や天○など名店も良いのですが、
庶民的な普通の天麩羅屋のが好きです(要パンシロン)チョット重いですけど。