そもそも、ヒゲが詰め将棋と出会ったのは、高校2〜3年生の時。
今みたいな将棋大ブームなんて、まるで180度違う暗い昭和の時代でした。
特に熊本は、将棋カルチャーとは無縁の地域。
将棋なんて、八九座さん達のバクチ・ゲームぐらいの地位。
ましてや、将棋をする女性は、殆んどいません。
「趣味は将棋です」なんてヒゲが言うと、奇人変人の如くジロ見されました。
時代は、戦後復興をやっと達成し始めた頃。
ソ連戦車から追いまくられ、満州からほうほうの体で逃げ出した日本人たち。
復員(!)して、やっと功なり遂げて会社を起こした人たちも多かった。
そんな苦労して商店街に店を構えた(!)社長さんが、次に考えることは
後継者ですね。
さても、そんな時 ・・・・
“SPARE無し” のひとり息子の後継ぎが、道楽三昧していたら?
「親がクックッ言って商売しているのに、お前は将棋にうつつを抜かすだとー⚡😡 」
怒り心頭、頭から湯気が出る勢いの親父の顔が、眼に見えています。 (笑)
そこで、うつつのヒゲ高校生は考えた。
普通の概念を逆手にとることを!
すなわち、将棋は将棋盤を使って遊ぶのが当たり前。
盤が無ければ! ・・・ 将棋をしているとは思わないハズ。
将棋盤が在れば、言い逃れできない証拠品になる。
殺人ドラマでの、発見された証拠の凶器みたいな物。
「 どうだ! お前の部屋から、この包丁が発見された。
べったりと被害者の血液と、お前の指紋が着いてるぞ!
逃れようが無い証拠だ。 早くゲロして楽になった方がいいだろう。 」
つまり盤さえ部屋に無ければ、将棋三昧の証拠はない訳ですね!(ウフフ😁 )
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