家のみ

今や、　『　ウチ飲み　』　が流行って、外食産業には困った習慣　（　問題　）　なのだ！

専ら　『　家のみ　』　が多いヒゲ達。　（毎日の晩酌とも解釈出来るのでは？）
その時は、ビールを　“　一缶　”　しか飲めないカカァ？！
それも、発泡酒が飲めるようになったのだから、驚き！　あの口煩いカカァが。
きっと、１１/１８のブログに出たセリフの通りなのでしょうか。
そんなカカァでも、外食すると、狂ったように（？）大酒飲んで、
滑るようにオシャベリなさいます　（笑・笑）
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
けたたましく飲んではシャベリまくるカカァを見ながら、ヒゲは考えました。
これこそが、　『　外飲み　』　の原点ではないか！
パブロフの犬みたいに、しゃべると唾液が分泌され、酒が更に美味しく感じて、
肴が進み、又おしゃべりと　・・・
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
田園のうるさい（？）客層では、とてもありえなかったのですが、
焼酎キープの　“　セルフ　”　水（湯）割り作り。
これって、仲間内での家飲みじゃないの？
こんな居酒屋モードのキープ・スタイルで、段々外飲みが減っていったのかも？
そんなウチ飲みもソト飲みも変わらない焼酎とか、喉が渇いていれば簡単に
取り出せる冷蔵庫の冷えたビール等は、　『　家飲み　』　向きのドリンクかも？
ビールのグラスを冷すぐらいアマでも出来るもんね。
それと、ブランデー　（ウイスキー）　等をストレートでいくのも、家飲み派か。

それに較べると、ワインとかカクテルは、どっこいそんなに簡単じゃない。
先ずは、　“　唾液が出る為の　”　シチュエーションが欲しい所だ。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
テーブルの予約から始めて、上手く料理とマリアージュすれば最高！
後は、サービス係が、切らさずワインを注いでくれれば良い。
お次は、カウンター・バーにて、カクテル　・・・
　　　　　　　　　　　　作るプロセスを、パフォーマンスよろしく愉しんで頂く。

さらに、日本酒はもっと大変かも。　　
例えば　“　香露の大吟醸　”　が、タダでポロッと手に入ったとする。
それを、我が家で普通に飲んだとしても、　“　大して旨くない　”　ハズだ。
それが、田園とかのお店　（専門店だけですが）　で飲むと、こうなる　～～～　
「　君、これはなァ、９号酵母と言って、全国の蔵元に　・・・・　。　」
「　このお猪口はネェ、かの島津斉昭殿が造った工場から　・・・　。」
次々と、“　薀蓄（ウンチク）　”　が語られ、パブロフの犬は　“　おあずけ　”　状態で、
よだれが垂れて、やっと頂ける段になるのです。
“　美味しくない　”　ハズがありません。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
同じ酒でも、　“　燗付け派　”　の家飲みは、悲惨です。
そんな手間の掛かる飲み方に、奥方がいい顔するハズがありません。
「　アアタ（貴方）は、ま～だ飲むとね　（怒）　」　と、イヤミのひとつも　・・・　。
しかも、ソト飲みで、燗酒を飲もうにも、
最近は上手に燗付け出来る店もなくなったりで　・・・　（笑）