田園酔狂曲

二人三脚の想い出と共に!!

ハムレット的選択

2016-12-05 17:35:59 | ヒゲの毒舌
先日の東日本大震災での大川小学校避難訴訟の判決。
一応、被災小学生の親たちの勝訴だが ・・・ いやはや、難しい判断です。
地震直後の大混乱時に、小学生を連れて山に登るべきか、学校にとどまるべきか?
あなたが先生だったら、どう判断・行動したでしょうか。
               
同じ様な熊本地震直後、マンションの人たちから、避難所に移動を誘われたヒゲ達。
悩みながらも避難所へ移動したが、障がい者が過ごせる場所ではない事を悟り、
早々にマンションに戻った。
しかし、エレベーターは止まったままのマンション。
地震直後の判断の難しさを理解した。

熊本県・西原村の集団移転問題。
テレビのドキュメンタリー番組で紹介されていた。
村民それぞれの被災を紹介して、村で暮らし続ける事の困難さ。
一方、村長は、コミュニティーの良さを活かして、村に残る道を模索するストーリー。

築地市場から、汚水にまみれた豊洲市場への移転問題。
なるほど豊洲に移れば、東京の寿司屋は、「汚水を被ったマグロを喰わせるのか!」
そんなイメージが取り憑く。
しかし、築地の鉄柱もサビてボロボロ。
待っている豊洲のメンテナンス代も大きい。
どうすりゃイイの~?
行くも地獄、とどまるも地獄。
一体、誰が悪いのだ!?  
🎶  だーれのせいでも  ありゃしないー  みんな おいらがワルいのかー 🎶
                               
英のEU離脱問題。
キャメロン首相が、なーに国民はステイを選択するハズだと確信して踏み切った。
そして出たブレグジットの結果に、こんなはずじゃあなかった~!
                       
米大統領選挙も同じ轍を踏むことに。
絶対に国民が暴言王を選ぶハズがない。
国民投票こそが、最高の民主主義だと信じたのに ・・・ (汗・汗)
民意が、いつも正しいとは限らない事を、まさか21世紀の世に知るハメになるとは。
こんなのを、『 ひょうたんから駒 』 ってぇ言うのかな?
こんな格言、まさか欧米人は、知らねぇだろうなぁ?
                   
熊本県・益城町の4車線化。
被災がとても大きかった益城町。
地震前の2車線道路を、何故かカバちゃんが、4車線にしようと言い出した。
唐突な思いつき?  県民は不思議な気持ちに。
壊れたから、ついでに潰してしまえの関東大震災後の発想だろうか。
目の前の57号線の修復もままならない。
人手も予算も不足しているのに。

天皇陛下の退位問題。
有識者とやらの会議でも、大割れ。
なるほど、そんな難しい問題なのか。
庶民には、理解出来ない話しだ。
                      
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『聖の青春』がやって来た

2016-12-03 19:25:59 | ヒゲの毒舌
2000年代の田園カウンター。
一番奥の椅子には、ヒゲが座っています。
99年の解離性大動脈瘤からやっと復帰したものの、七ヵ月に及ぶ入院生活のダメージは
大変なものでした。
以前の様に、カウンターに立っての仕事は出来ません。
しょうがないから、椅子に座ったまま指揮することにしたのです。
        
そんなカウンター席に、同級生のS・紳一郎がやって来ました。
二人で燗酒を煽りながら、つい昔話しになってしまいます。
中学2年生の時の話です。
二人で熊本城の写生大会に参加したことがありました。
ヒゲは、チューブから絞った絵の具を直接画用紙に塗り始めました。
ひとしきり塗り終わると、地面の砂を探し始めます。
何をするつもりなのか?
色々なサイズの砂を収集するや、未乾きの絵の具に向かって、投げつけたのです。
お城の石垣だから、お城の砂!?を使うんだと称して。 (笑)
何と、ユトリロ的アプローチを、このヘンテコな中学生は行なっていたのです。
更に、ヒゲ中学生は、帽子を手にお城の蝶々を追いかけ始めます。
生け捕った羽をむしり、やはり画用紙にぺたりと。
お城の画には、お城の蝶々と。
紳一郎も、苦笑いするしかありませんでした。

ご機嫌で、塩辛を肴に燗酒を煽る紳一郎。
ふっと見ると、彼の腕の下には、新刊の本があります。
『聖』って名前が見えて、記憶が蘇ります。
村山 聖!
「 ジュンな、こん人ば知っととや? 」 と、ヒゲが問います。
それには答えず、「 ほんなら、ヌシにコレばやろ。オラ、見てしもうたけん! 」
こうして、この『 聖の青春 』の本が、ヒゲの所にやって来たのです。
         

紳一郎 「 F本ん奴が、本で将棋の勉強しだした後は、バッタリ勝たんごつなったばい。 」
ヒゲ  「 そらっ~、まあ、そうだろうネ。 お前が勝つとは、無理ばい。 (苦笑) 」

ほら、前のブログで、大山vs升田の名人戦の解説会が鶴屋であった時の事を書きました。
その折、ヒゲとばったり出会って、目がバチバチした相手がF本君。

次の日、本を開いたヒゲ。
    「 わあ~、なんとドロドロとした人生。 」
   
大病を経験して、入院も長かったヒゲには、重なるシツエーションも多い。
機会があれば、映画も観たいものだ。
将棋映画といえば、役者には鬼門がある。
駒さばきの手業です。
どうにもぎこちないパチリの手つき。
松山ケンイチ君は、上手に駒を掴める様になったろうか。
    

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