(三十八)
どこをどう通ったのか、判然としません。
順番がめちゃくちゃになるかもしれませんが、ご愛敬と勘弁して下さい。
鏡の間という有名な、廊下というか大広間というか、だだっ広い空間に入りました。
圧巻! のひと言です。
右手から射し込む陽光、左手に設置してある大鏡の群。
柱ごとに並べられた、彫刻の燭台(でしょうか?)の数。
どれだけの費用を掛けたというのでしょうか。
正直のところ、腹が立ってきました。
ごった返す、観光者たち
奥にルイ14世が陣取り、鏡や窓を背にした両脇に大貴族が、先ず並んだことだろう。
そして小貴族、あるいは豪族たちが立ち並んでいたかもしれない。
その中央を、各国の使節団がそれぞれの貢ぎ物を持って拝謁する。
クロアチアの使節団は、意気揚々として首に巻きものをして進み出たのであろう。
そしてまた、オーストリアの使節団も居たであろう。
プロセイン王国からの度重なる理不尽な要求に耐えかねて、フランスとのよしみを通じるための使節団が、マリア・テレーゼ王妃の新書を携えて。
当時の国民というか領民というか、どう考えていたのだろうか。
これ程に豪華絢爛な宮殿が建てられることに、どんな思いを……。
宮殿建設に25,000人という労力がつぎ込まれたというけれども。
商人は物資の対価として財物を求めたであろうし、民は労力の対価として……現在で言う安全保障を求めたのであろうか……
そしてそして、小部屋があったと記憶している。
そこで、王冠やら宝剣やら宝物類が、陳列ケースの中に飾られていたはずた。
今も昔も、宝石類を好むようですな。いや、現在の比ではないかも?
しかし、「ほーっ!」というため息が聞こえてきそうな、まったく見事な王冠やら宝剣でした。
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