こんにちは
小野派一刀流免許皆伝小平次です
先日、大泉洋さんが司会のNHKの音楽番組に伊藤蘭さんがゲストで出ていました
伊藤蘭さん、と言えば、言わずと知れたあのキャンディーズのランちゃんです
小平次は、そうですね、以前、音楽カテゴリーで書いた通り、当時好きだったのは太田裕美さんでしたが、キャンディーズも結構好きでした
『普通の女の子にもどりたい』と、人気絶頂での解散でした
近所のスーパーで、このコンサートのチケットプレゼントの企画があって、申込用紙に名前や住所を書いて、スーパー内の箱に入れるんですが、子どもだった小平次は、何が何でも行きたい!と、その申込用紙をごっそり持ち帰り、100枚以上書いたのですが、見事に外れました
同じクラスの友人が、たった1枚書いて当選したと聞いて、相当に脱力しましたねww
さて、伊藤蘭さん、それなりにお歳を召されたとは思いますが、相変わらずお綺麗で、とても素敵でしたね
番組は、当時のこと、人気が出るようになって忙しくなって、生活や現場でのエピソードなどを当時の映像などを流しながら、大泉さんが色々お話を聞く、という構成でした
その中で、ちょっと驚いたこと
ランちゃんが仕事を終えて自宅へ帰ると、自宅前に大勢のファンが待っているんだそうです
そして、ファンが『ランちゃんおかえりー!』とか『おつかれさまー!』とかって声を掛けてくれるんだそうです
ランちゃんもランちゃんで、『今日は〇〇の仕事でこんなことがあって…』とかってファンに報告をして、『みなさんありがとうございました、おやすみなさい』そう言って玄関から自宅へ入って行ったそうです
びっくりですよね、今じゃ考えられません
当時は『ストーカー』なんて言葉もありませんでしたが、今の有名人たち、一部でご近所さんなんかは自宅を知っている、なんてこともあるかもしれませんが、ランちゃんみたいな若いアイドル、今だったら自宅なんか知られたら何が起こるかわかりません
おおらかだったなぁ、と思います
また、別のテレビ番組で『昭和特集』みたいなことをやっていたのですが、その中で、昭和の時代、文通が流行っていて、一般の若い女性が、雑誌に自分の顔写真、プロフィール、自宅住所なんかを公開して、それを見た男性が、好みのタイプの女性に手紙を送り、文通を始め、そこから交際が始まる、そんな雑誌があったそうです、それも結構なメジャー誌で…(Hot Dogだったかな)
おおらかだったなぁ…、って、昭和ってホントにそんなでしたっけ?
ちょっとおおらかにもほどがあるだろって、昭和世代の小平次でもそう感じてしまいます
でも、確かに、妻も同じこと言いますが、子どもの頃、家に鍵をかけないで平気で寝てた、そんな時代はたしかにありましたよ
日本の歴史を紐解いてみますと、縄文時代から、少なくとも江戸時代、長い目で見ても戦前から戦中くらいまでは、この日本列島に暮らした同じ日本人による歴史が連綿と続いてきた、感じがありますが、戦後数十年、それが今や、長い歴史がなかったかのごとく、別な人種が住んでいるような世の中になってきている感があります
つい数十年前まで、スーパーアイドルの自宅前にファンが集まっても、雑誌に自分の顔や本名、住所までさらしても、家に鍵を掛けないで寝てたとしても、そうそうおかしなことは起きなかったし、みんなそれが普通だった時代、ここ数十年で何がそんなにも変わってしまったんでしょうかね
ネットの普及?
いやいや、それだけじゃないですね
戦後、アメリカのミンシュシュギ的なもの、シホンシュギ的なもの、儲かればそれで良い、儲かるか儲からないかが価値判断の基準、数十年かけて刷り込まれた価値観が、いまようやく花開いて? いるのかもしれません
それでも、日本人の本能は捨てたもんじゃない、と思っていましたが、コロナ騒動、を経験して、そんな日本人の感性も、もはや風前の灯かな、と感じています
『ランちゃん、おつかれさまー!』
『みんな、ありがとう! おやすみなさい!』
そんな時代にはもう戻れませんかね
最後に、キャンディーズと言えばやっぱりこの曲かな、っていうのを貼っておきます
御免!