こんにちは
小野派一刀流免許皆伝小平次です
先日、ネットで色々調べていたら、どうも今アメリカは大変なことになっているようです
『万引き法』
《ドラッグ蔓延も深刻化》被害額950ドルまでの窃盗は「軽犯罪」扱い…“万引き天国”サンフランシスコに広がるディストピアの闇
この記事によれば、カリフォルニア州で2014年、州法修正案47と言うものが可決し、950ドル以下(140,000円前後)の窃盗は『軽犯罪』になったそうです
ちょっと信じられません
上記記事を要約します
その前に、余談ですが、小平次は以前、横浜地裁の裁判を傍聴に行って、窃盗罪(万引き)だったんですが、キリッとした女検事が、被告に真剣な口調で質問します
『あなたは、〇年▲月◇日、コンビニエンスストアB店に入り、「豚生姜焼きボリューム弁当」を手に取り、そのまま会計をせず、店を出ようとして…』
と、思わず笑ってしまいそうな裁判やっていましたよ
それが、10万円以上盗んでも実質お咎めなし、すごいです
それでもコロナ前まではさほどその影響はなかったようですが、コロナになって状況が変わり、窃盗が増えて行ったそうです
この『万引き法』は、移民を含む貧困層の救済の他、警察の人手不足対策が目的のでしたので、サンフランシスコでは、白昼堂々とスーパーなどで大量の商品をレジを通さず持って行ってしまう、ということが起きても、店員さんも、警察に言ってもどうせ来てくれないと諦め、トラブルを避けるにはスルーするしかない状態、そんな光景が動画などで拡散すると、全米規模で模倣犯が増えて行ったそうです
現在は、一部同様の法律、条令などを施行している地域を除き、模倣犯は減って行ったそうですが、サンフランシスコではまだ同じような状況だそうです
当然のことながら、こんなことが常態化していれば、特に安い商品を扱うような店では商売が成りたたくなり、廃業、休業している店舗、企業が多数あるそうです
それに輪をかけて、サンフランシスコの多くの有名企業は、社内のIT化が進んでいて、コロナ騒動が終わったあとも、多くの企業が自宅からのリモート勤務を継続しており、高層オフィスビルが立ち並ぶエリアが、ほぼゴーストタウンのような状態なのだそうです
コロナや、店舗、企業の廃業、休業で、仕事が無くなったことなどから、この3年間でベイエリアではホームレス人口が35%も増加したそうです
そのため、サンフランシスコで、元々ホームレスが多かったテンダーロイン地区だけでは収まりきらなくなり、ユニオンスクエアを含む観光の中心地にも溢れていくことになった、その後、観光が再開すると、そのホームレスたちが邪魔になり、警察などが追い出しちゃったため、元々のテンダーロイン地区は、かなり酷い状況になってしまったようです
それをより深刻なものにしているのが、「フェンタニル」という、安価かつ中毒性の高いドラッグが全米で広がり、サンフランシスコのテンダーロイン地区でもその広がりは非常に深刻なものになっており、道のそこかしこに、このドラッグの中毒者が溢れている状態
フェンタニルは摂取すると感覚が遮断されてしまうようで、道の真ん中で身体をクネっと曲げた状態で立ったままピクリとも動かない状態の人が、そこかしこにいる、とても怖い状況です
下記の動画は、このサンフランシスコではありませんが、このフェンタニル中毒者が蔓延している地域を撮影したものらしいです(タイトル画面の作り物のようなものは出てきません)
もはや、ゲームのバイオハザードか、バットマンのゴッサムシティのようです
Faces of Kensington || Zombies in the real life of the United States || Streets of Philadelphia 2023
また公衆トイレがないため、道の真ん中で排泄をしている人も多い。排泄中のそのままの姿勢で止まってしまっている人、歩道の真ん中に倒れこんでそのまま動かない人もそこら中にいる、もしかしたら、まだ生きているかもしれないが、死んでいる可能性もある、2023年の最初の3ヶ月間だけで、このフェンタニルの過剰摂取による死者は41%も増加したそうです
小平次が旅したインドのカルカッタ(コルカタ)より酷い状況です
大丈夫か!? アメリカ!
アメリカの薬物中毒死者は、年間10万人を超えるそうで、毎年年間最多を更新中だそうです
これらに関し、切り離せないのが、移民の増加、トランプ政権では不法移民の取り締まりを強化していたわけですが、前回の大統領選において、それに対抗するため、バイデンは不法移民に融和的政策を掲げたため、結果、数百万人の移民が国境に押し寄せ、不法入国、そして難民申請、行政は対応が追い付かず、もはや手が付けられない状態
ニューヨーク市はセントラルパークに移民向けのテント避難所をつくるかもしれないとか、ホテルを借り上げて対応したりしているようですが、それでも追いつかない場合、元々いたアメリカ人ホームレスが不法移民に追い出される、そんなことが起きるかもしれない
結局バイデン政権は、THE WALL STREET JOURNALによれば、
『国土安全保障省と国務省は10日(5月)、「米国滞在に法的根拠を持たない者」の国外退去を、より容易に行うことを可能にする「タイトル8」の権限を適用する方針を明らかにした。これはトランプ政権時代の法執行体制が、歯止めの利かない移民流入を阻止するのに有効だったことを実質的に認めるものだ。』
と、なんとも本末転倒なことになっています
アメリカの衰退は、経済面においても、サウジアラビアがアメリカ国債を売り始め、アメリカの敵、であるイランと急接近、国交正常化を目指すなど、顕著に現れ始めています
さらにサウジアラビアは、石油取引はドル決済が暗黙のルールであったところ?(フセインはこれを破り殺された)、ドル以外の決済も行うと宣言、すでにインドとのと取引はインドルピーにより決済したようです
それでも日本の報道は、CNNの垂れ流し、誇張までしてトランプさんの貶めにやっきです
BRICSに加盟を希望する国は増え、グローバルサウスのみならず、中東もアメリカ離れが進んでいる、そのような中、軍事も経済もアメリカに牛耳られ、身動きも取れず、ただ追随する事しかできない日本、優秀な政治家を育てる、そういう土壌を作る、少しでも何とかしなければ、数年後、アメリカの後を追う日本の街で、屈んで排泄している人がいる光景を見ることになるかもしれません
まあ、日本人の気質からそれは無いと思いますが、なしくずしの移民受け入れが進めばどうなるかわかりません
御免!