こんにちは
小野派一刀流免許皆伝小平次です
先日、上記写真のクリアファイルが、小平次の住む台東区より送られてきました
『障害者差別解消法』
正式には
『障害を理由とする差別の解消の推進に関する法律』
内閣府HPよりhttps://www8.cao.go.jp/shougai/suishin/law_h25-65.html
『合理的配慮について』
『不当な差別的取り扱いの詳細と具体例』
この法律は主に行政、企業等の事業者向けに、障害のある人に対して不当な扱いをしてはならない、というもののようで、上記『合理的配慮』『差別的な取り扱い』に具体例が出ています
全ては『障害があることを理由に…』となりますが
例えば
・役所などで窓口の対応を拒否したり後回しにする
・学校などで受検や入学を拒否する
・飲食店などで入店を拒否する(少人数の従業員で混雑時などは臨機応変に対応する)
・不動産屋などが障害者向けの物件はないなどと言って対応しない
などなど
小平次の家に送られてきたクリアファイルには少し違う具体例が書かれています
いくつか挙げてみます
・『障害があるという理由だけで一緒に遊べないと断る』
・『耳に障害がある人に声だけで話す』
・『目に障害のある人に書類を渡すだけで読み上げない』
職場などで『耳に障害のある人に声だけで話す』、とか、『目に障害のある人に書類を渡すだけで読み上げない』
わかっててそんなことをする人間は、そうそういないだろうと思いますがどうなんでしょう
もしいるとすれば、そんな人間は障害のあるなしに関わらず、自分よりも弱者、と思われる人に対してはいつもそんなイジメをするような輩で、基本的にはごくごく一部でしょう
ですが
『障害があるという理由だけで一緒に遊べないと断る』
これにはいささか疑問が残ります
このことについて、小平次の娘にどう思うかを聞いてみたら、直ぐに次のように答えました
『障害者だろうと健常者だろうと、単に性格が嫌いだから遊びたくない、っていうのもあると思うけど、遊ばない理由が障害者だからなのか、単に嫌いだからだとか、どこでだれが判断するの?』
そう
そうなんです
法律の条文を読みますと、『合理的配慮』『差別的な取り扱い』については、条文そのものに具体例もなく、法規則もないようですので、この曖昧な中身は行政主体それぞれ、自治体等の解釈によるものと思われます
この法律には罰則規定もありますので、台東区の言う具体例が解釈として正しいのであれば、クリアファイルの絵の子供ように、障害者と遊ぶことを拒めば、その理由が単に性格が合わないとかの理由であっても、判断する基準がありませんので、たとえ普段障害のある人と普通に遊んでいた子どもが、たまたま性格が合わない障害のある子どもとは遊ばなかったら、罰せられるかもしれません
本来この手のことは法律で定めるようなことではなく、強制的にそうさせるものでもないように思います
子どものうちは、分別もなく、だれかを仲間外れにしたりイジメたり、そんなことをして大人に怒られたり、それで後悔したり反省したり、そうして成長していくものだろうと思うのです
小平次が小学生、中学生のころも、イジメなんてたくさんありましたよ
今思い出してもけっこうえげつないようなこともありました
でも、小学生や中学生が
『イジメを苦に自殺』
そんなこと聞いたこともありませんでした
『親が幼子を餓死させる』
そんなこと考えられませんでした
『人類の英知』
それが本当にあるものならば、本来人類が歴史を刻み続け、失敗や過ちを正し、世の中はより住みやすい社会になっていても良さそうなものですが、子どもの自殺一つとっても、親の子殺しを見ても、つい数十年前より確実に世の中は悪くなっているとしか思えません
新渡戸稲造の『武士道』には
『弱者、劣者、敗者に対する仁は、特に武士に相応しき徳として…』
と、あります
こういった感性は、武士に限らず、古来より多くの日本人の本能に刻まれていたように思います
いにしえの時代より世界有数の犯罪の少ない国、であったのはそう言った感性によるものであったろうと思います
それが今、
『個人の自由を守れ!』
『国民の生活を、権利を守れ!』
そうやって叫べば叫ぶほど、
本来
『弱者、劣者、敗者に対する仁は、特に武士に相応しき徳として…』
その感性で護るべきものを、曖昧な法律で縛り、自由が次々と奪われています
『みんな一緒だ!平等だ!』
そうやって叫べば叫ぶほど、おかしな法や法解釈で逆差別を生み、自由が次々と奪われています
自由が奪われていること自体にも気づかず、一昔前には考えられなかった犯罪が増え、世の中は住みづらくなっています
御免!
何もかもが、乱れきってますね、わーくには…(>_<)
日本人の、本来、持ち合わせているであろう、助け合いの精神も、いまや行き過ぎた個人主義で、ずたぼろ状態になっていることに、本当に嘆かわしく思います。
今後、益々といって殺伐とした世の中になっていくのでしょうね…わーくには(+_+)
自由を弄んでいる間に、他の国々は、どんどんと、日本に迫ってきているというのに…
本当、情けないです。
何でもかんでも法律で決められなくては障害者に手助けもできない世の中、ごく一部の阿呆のために多数の人の自由が奪われます
もういっそ楽しんじゃいますか❗
ありがとうございました