モンテとレッドウィングスの日々

モンテディオ山形、そしてパイオニアレッドウィングスをこよなく愛し続けています。

小林監督退任

2011-11-14 19:48:54 | モンテディオ山形
神戸戦後の会見から、遅かれ早かれこの時が来るだろうと、諦め加減で過ごしていたが、改めてオフィシャルから発表されると、さすがにショック・・・

山形にとって、今年も含め、夢の様な4年間を過ごさせてくれたことに感謝以外の言葉はない。
特筆すべきは、J1のカテゴリーで2年連続残留を果たしたという紛れも無い事実だ。
たぶん、このチーム規模、選手層でこの結果を残せるのは彼以外にはないのではないか。

これまでも、このチームには、選手層に似合わない(笑)名将が存在した。

1998年 前半戦をぶっちぎりでトップを走った石崎監督。
2001年 あと一歩でJ1昇格を逃した柱谷監督。
2004年 最終戦までJ1昇格を争った鈴木監督。

しかし、どの監督も最後の最後までチーム力をコントロールできなかった。
要するに、好調さをシーズン通じて維持するというのは非常に難しいのだ。

最強助っ人DFレオナルドとFWレアンドロを要した2006年ですら、序盤の不調で最後までチームは浮上出来なかった。(ここに最強助っ人MFシジクレイがいてくれたら・・・)

そういうリーグで、1年でJ1昇格を果たし(それも最終戦を待たずして)、J1で3年間戦った小林監督がいかに凄いことか。

いつも監督交代で叫ばれるのは、ここまで積み上げてきたチーム力をどう次に繋げていくか。これまでは、そこで失敗してきた。

小林監督が、植えつけてきた、
○攻から守の切り替えの速さ
○ボール保持者の前からの守備
○サイドチェンジを使ったサイド攻撃

これをチームに浸透させながら、いかにJ2の速さに対応した攻撃力を身につけていくか。

一方、ここにきて負の面も垣間見えた。
○ピッチ内の選手同士でのコミュニケーション
○選手自身での考える力(監督が細かく指示しすぎた弊害?)
○効果的な外人選手の使い方(というか獲得?)

次の監督さんには、1年で再昇格というフレーズが常につきまとい、たぶん非常にやりにくいとは思うが、頑張ってもらいたいものだ。

最後に、小林監督、本当に4年間ありがとうございました。就任早々はほとんど期待してなかった事(開幕鳥栖戦のメンバー覚えられなかった)、ここにお詫び申し上げます(笑)
まさか、こんな凄い方だとは存じ上げませんでした。
人間としても大きな方でした。山形のこと本当にPRしていただきました。
たぶん、どこからも引く手あまたでしょうけど、今度対戦する時はお手柔らかにお願いします。
きっと、対戦した時は、ウチではできなかったDFの間にいやなパスを入れてくるんでしょうね。ウチのDF速さにはついていけませんからね。

ではまた。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする