モンテとレッドウィングスの日々

モンテディオ山形、そしてパイオニアレッドウィングスをこよなく愛し続けています。

監督、選手のコメントから今年のボスサッカーを展望する(その2)

2022-01-18 10:16:30 | モンテディオ山形
昨夜からまた雪模様が続いていますね。
今年は気温が低いせいか、屋根の雪がなかなか落ちてこなくて、
土日の気温でまとめて落下(ドスン)
やっぱり下の方は氷の層でした。
これまともに人に当たったらヤバかったなぁ~

モンテキャンプの方は、順調に進んでいるでしょうか。
2月5日には鹿児島で磐田とのTGが組まれているようです。
有観客だそうで、見に行きたいなぁ~
磐田さんyoutubeで流してくれないかなぁ(お願い)
というか、モンテ広報さんがやってくれても良いのに。


さて、昨日に引き続いて、
昨年の監督のコメントから今年を展望する(その2)です。


「使おうとしたスペースが相手に埋められてしまえば、他のスペースを上手く使えるようになってきています」
(R3.7.17A磐田戦2‐1試合後監督コメント)
昨シーズンのボスサッカーのある意味到達点だった試合。
首位相手に見事なコンビネーションでゴールを決めます。
テンポ、パススピード、裏抜け、全てが詰まった2ゴールでした。


「失った時に自分たちが、コンパクトに相手を前に行かせないように出来るかどうかだと思います。」
「そこを外されてしまうのであれば、相手を遅らせること、そして自分たちのゴールをしっかりと強く守備をすることだと思います。」
(R3.9.11A新潟戦2‐1試合後監督コメント)
守備の基本について初めて?具体的にコメント。
守備は「即時奪回」が基本、外されたら遅らせながら早い帰陣が落とし込まれています。
しかし、その後長崎戦、甲府戦、金沢戦と簡単に守備網が破られて失点を重ねていきます。
今シーズン、レッドカード無し、警告ポイントがJ2で最も少なかったモンテですが、
勝利を優先するなら、カード覚悟も是とするのか、守備の修正は急務ですね。


「早く攻める時はテンポ良く回しながら前に行く、相手がセットしているときはしっかり自分らでボールを保持してうまく相手をずらす、というところはうまくできている」
(R3.10.31A栃木戦2‐1試合後藤嶋のコメント)
下位チーム相手には、速攻、遅攻の使い分けが上手く出来る様になってきました。
これが上位にも通用するようになれば、昇格も見えてくる?


「相手の思い通りのシーンを何回も作られましたし、盛り返すだけの守備の強度が足りずにそれが敗因だと思います。」
「相手も距離感が良かったですし、真ん中にズバズバ刺されて相手の選手が脇を上がっていき、自分たちが後手に回り上手く行かなかったです」
(R3.11.3H東京V戦1‐2試合後熊本のコメント)
この辺から、勝てない試合が続くことになりますが、
受けに回った時の守備の構築がまだまだであることを吐露。
早くピッチ内で選手同士で修正できるようになれば良いんですけどね。
この試合は、シーズンで一番崩されて負けた試合になりました。


「キーパーからボールを握ってゴールに向かっていく迫力、守備でも最後体を張って守るところ、どんな相手に対しても自分たちのサッカーが出来るようになってきたところは大きな成長だと思っています」
「これを突き詰めてもっと追求して、たくましいチームになれれば、間違いなくJ1でも戦っていけるチームになっていけるというは、僕だけじゃなくて、他の選手も多く感じていると思います」
「J1を目標にやっていたシーズンでしたし、上がらなければいけないクラブだと思っています。J1に上がった先で定着するところまで考えると、今やっているサッカーは本当に間違ってないと思います」
(R3.11.7A岡山戦0‐1試合後山田拓巳のコメント)
数字上昇格が無くなった岡山戦後の山田キャプテンの振り返りです。
勝ち続けるのは、もっと選手、チーム共に逞しさが必要ですが、
選手もこのサッカーでいけると手ごたえを感じているということですね。


「流れが自分たちにない時に、もっと強く戦っていかなければいけないと思ってますし、
ボックスに入れさせないような強い守備をしていかなければいけないと思います。
厳しい時に自分たちが耐えれるようになれば、また流れを掴むことが出来ると思います」
(R3.11.21H町田戦3‐5試合後監督コメント)
「センターバックで持ってる時に外切りを掛けてきた中で、みんな立ち位置にこだわり過ぎて、ボール状況によってポジションを取ることが出来てなかったなと。前につけるところやロングボールでひっくり返すところも織り交ぜないといけないと感じました」
(R3.11.21H町田戦3‐5試合後藤嶋のコメント)
劣勢時の粘り、耐える逞しさというところの足りなさが詰まった試合。
長いシーズンの中で、対策されたときにピッチ上で選手が問題を解決していく力。
そういう修正力、勝ち切るための課題が今シーズンのポイントです。


「殆どのゲームをコントロールしていたと思うのですが、相手のアタッキングゾーンでの崩し方の共有やゴールを取る形、成功体験があまり無いこと、試合で結果に現れず良いサイクルに入れていないので、勝ちというのが必要だと思います」
(R3.11.28A金沢戦1‐2試合後山田康太のコメント)
J1レベルのスキルを持った康太だからこそのコメントですが、
練習で出来たことを試合で表現できれば、それが成功体験となって選手の自信に繋がります。
川崎とかJ1のチームはそれが出来てるんでしょうね。
今年の大きな課題です。


「しっかりと決めきれるメンタリティを持つこと、重要なのはリーダーシップだと思っています。今日選手たちに(試合では)11人のキャプテンがいるという話をしました」
「ネガティブなところから学ぶこと、そしてポジティブも取り入れていくこと、山を登っていく上で転ぶことがあったなら立ち上がることが大事だと思っています。そこまでの強い基盤は築けてきたと思っています」
「ひとつ確かなのは、自分たちのフットボールというものは、動きがあってそして強く戦っていく、その中で大きな進歩を遂げてきた、そして山の頂上が見える。
ただ山の頂上に向かっていくにはまだまだハードワークを続けていかなければなりません」
(R3.12.4H北九州戦5‐1試合後監督コメント)
最後に監督の総括。
選手全員が責任をもって自分たちのプレーをすること。
山の頂に向かってハードワークしていくこと。

康太の完全移籍時のコメントや、
キックオフイベントでのボスのコメントも、
これらの延長上の話だったと思います。

そういう意味で、
昨年の課題を解決するために呼ばれた選手と一緒に、
ボスモンテの今年の飛躍を楽しみたいと思いますね。
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