UK PROGRESSIVE ROCK
Mainstream ~The Golden Era
プログレッシヴ・ロック
メインストリーム・エディション
2004年

プログレッシヴ・ロックを扱った書籍というのは何点かあるようですが、
その多くを私は所持しておりません。
理由の一つは、購入しても、あまり読む暇がないからなのです。
これは、ほとんど「表紙買い」みたいなものですね。
少なくとも、この表紙である以上は、
EL&Pが無視されているプログレ本ではないと推定されますし、
書き手によっては、誉めちぎられている事もあるわけです。
「UKプログレッシヴ・ロックの70年代」という書籍を取り上げた事があります。
5大バンドのメンバーのインタビューを中心の内容になっているのですが、
後半に業界関係の評論家が10~20名ほど登場して、
それぞれのベストアルバム10枚が掲げられているわけです。
その中で、EL&Pのアルバムを取り上げている方は、
1名しかいませんでしたね。
ちなみにその方にとっては、EL&Pは別物なので、
10枚のうち半分近くがEL&Pのアルバムで占められていたように思います。
つまり、多くのプログレ関連の評論家達は、
ベスト10にEL&Pのアルバムを入れようとはしません。
音楽はつまるところ、好みの問題だと思うので、
アルバム自体が、かなりの評価に値すると批評されていたとしても、
それがフェリヴァリットなアルバムかどうかは別なわけですね。
この書籍はその点では、監修者と編集者に恵まれていたと思います。
監修者が表紙にまで口を挟む事ができているかどうかは、わかりませんが、
監修者が2人いるですが、
その一人である深民氏は、
少なくとも、この書籍の中での自身の10枚に、エマーソン、レイク&パーマーのファーストを挙げていますし、
編集は、EL&Pをこよなく知っている笹川孝司氏です。
頭脳改革を「超絶盤」と評するEL&Pファンが多くいても、
レビューを仕事にしている方々に言われる事ってなかなか無いように捉えています。
そのレビューの中で、「超絶盤」と称されたわけです。
そう考えると、本書籍は、EL&Pファンにとっては好著。
プログレの紹介書籍と言っても、
取り上げた作品をすべて誉めているわけではないので、
深民氏の「超絶盤」という表現は嘘ではないでしょう。
シリーズ構成の関係だと思いますが、
キング・クリムゾンとVDGGは、同タイトルの次の書籍に回されているので、
アルバムは全く掲載されておりません。
結局、グレッグファンは両方手にしなくては、ならないのかも知れません。
ちなみに、監修者の一人である深民氏は、
「UKプログレッシヴ・ロックの70年代」に顔を出しており、
5大バンドに関して意見をつづっているわけですが、
そこのところで想定外のジミー・ペイジのグレッグ評を私は初めて目にしたわけですね。
以上。
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本ブログは、私自身のEL&Pに関連する思い出、所持物の観察日記、妄想、関連している品物の紹介等、EL&Pにまつわるアレコレを思いのままに書き綴っております。
世代を越えたEL&Pファンのちょっとしたお楽しみになればと思います。

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プログレッシヴ・ロックを扱った書籍というのは何点かあるようですが、
その多くを私は所持しておりません。
理由の一つは、購入しても、あまり読む暇がないからなのです。
これは、ほとんど「表紙買い」みたいなものですね。
少なくとも、この表紙である以上は、
EL&Pが無視されているプログレ本ではないと推定されますし、
書き手によっては、誉めちぎられている事もあるわけです。
「UKプログレッシヴ・ロックの70年代」という書籍を取り上げた事があります。
5大バンドのメンバーのインタビューを中心の内容になっているのですが、
後半に業界関係の評論家が10~20名ほど登場して、
それぞれのベストアルバム10枚が掲げられているわけです。
その中で、EL&Pのアルバムを取り上げている方は、
1名しかいませんでしたね。
ちなみにその方にとっては、EL&Pは別物なので、
10枚のうち半分近くがEL&Pのアルバムで占められていたように思います。
つまり、多くのプログレ関連の評論家達は、
ベスト10にEL&Pのアルバムを入れようとはしません。
音楽はつまるところ、好みの問題だと思うので、
アルバム自体が、かなりの評価に値すると批評されていたとしても、
それがフェリヴァリットなアルバムかどうかは別なわけですね。
この書籍はその点では、監修者と編集者に恵まれていたと思います。
監修者が表紙にまで口を挟む事ができているかどうかは、わかりませんが、
監修者が2人いるですが、
その一人である深民氏は、
少なくとも、この書籍の中での自身の10枚に、エマーソン、レイク&パーマーのファーストを挙げていますし、
編集は、EL&Pをこよなく知っている笹川孝司氏です。
頭脳改革を「超絶盤」と評するEL&Pファンが多くいても、
レビューを仕事にしている方々に言われる事ってなかなか無いように捉えています。
そのレビューの中で、「超絶盤」と称されたわけです。
そう考えると、本書籍は、EL&Pファンにとっては好著。
プログレの紹介書籍と言っても、
取り上げた作品をすべて誉めているわけではないので、
深民氏の「超絶盤」という表現は嘘ではないでしょう。
シリーズ構成の関係だと思いますが、
キング・クリムゾンとVDGGは、同タイトルの次の書籍に回されているので、
アルバムは全く掲載されておりません。
結局、グレッグファンは両方手にしなくては、ならないのかも知れません。
ちなみに、監修者の一人である深民氏は、
「UKプログレッシヴ・ロックの70年代」に顔を出しており、
5大バンドに関して意見をつづっているわけですが、
そこのところで想定外のジミー・ペイジのグレッグ評を私は初めて目にしたわけですね。
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