晴れたら野山に出かけよう!

おいしい空気をいっぱい吸って 愛しい花や小鳥に会いに出かけよう

岩湧山域に咲くネコノメソウの仲間

2014-04-04 20:06:25 | 花探索

ネコノメソウ の仲間達も魅力がある。小さくて派手さはないが 形や色はさまざまです。湿った土地を好むものが多いです。身近なのは「ヤマネコノメソウ」・・・・ヤマ とつきますが、これは田舎なら畑や道路脇など、どこにでも見られます。

「ネコノメソウ」は これは山の中の沢筋などで見られますが この辺りでは限られた場所に生育しています。

「ヨゴレネコノメ」 だなんて とてもきれいなのに・・・・渋い花です

 

「ニッコウネコノメ」 はヨゴレネコノメに似ていますが 萼片が大きく開いています。萼片は 赤いおしべを包んでいるところです。

「タチネコノメソウ」  も水しぶきを浴びています。

「コガネネコノメソウ」 は大阪府の絶滅危惧種です。コガネが小さい箱に詰まっています。 

 

「シロバナネコノメソウ」 は山麓などのしめっちに咲きます。赤いしべが可愛いです。

 

シロバナネコノメとよく似ているのが「ハナネコノメ」 ハナネコノメは関東地方などに咲き、シロバナネコノメ は 関西地方より西に咲きますが 京都あたりが境目になっているようで このあたりでは高野山麓の一部で見られます。ここに咲くことを知っているのは 極限られた人だけだとおもいますが たまたま通りかかった沢筋で あれ? と思い翌年開花時期に再訪してハナネコノメだとわかったときには 飛び上るほど嬉しい発見でした。 今日 訪ねてみたら花はほとんど終わっていましたが ほんの少し 赤い葯が残っているのもあって 可愛い花をカメラに収めることが出来ました。

 

最後に なぜネコノメソウっていうか?って

これらの花は 猫の目の瞳孔が明るい時には縦に細くなるように 種が出来るからです。 

 


スミレの仲間

2014-04-04 13:03:16 | 花探索

例年 3月末になると近くの野山に花が咲き始める。まず セリバオウレン ユキワリイチゲ そしてショウジョウバカマ が咲く。

今年は3月は家で静養していたので 早春の花の開花が気にはなっていたが、「今年は仕方がない」とあきらめていて 4月になるや否や少し歩いてみたら スミレが可愛い花を咲かせていた。

スミレは花や葉の形からの同定(種類の判定)するが よく似ているものや 違う種と交配しているものもあって分かりにくいものも多い。自宅の近辺だけでも アオイスミレ シハイスミレ タチツボスミレ ニオイタチツボスミレ ナガバノタチツボスミレ ノジスミレ コスミレ スミレ ツボスミレが見れ、 岩湧山まで行くと ヒナスミレ マルバスミレ ヒゴスミレ アカネスミレ ホコバスミレ カツラギスミレ フイリシハイスミレ 等々 たくさんの種類がある。スミレは 誰にも愛される可愛い花だ。中でも特に可愛いのは シハイスミレ アオイスミレ ヒナスミレ がある。

シハイスミレは可愛いピンクで 葉裏が紫色です

 

アオイスミレのピンク花です。葉は毛深くて丸い葉っぱです。

ヒナスミレは 葉に毛があります