ウメバチソウの咲き始めた近くの湿地に行ってきました。
今年は近年になく豊作で たくさんの花が付きました。 リンドウも たくさん咲いています。 本当に 棚田の縁の小さな湿地ですが 希少な花が次々咲き 大切にしたい場所です。
「ホソバリンドウ」もたくさん咲きました。
大阪府の絶滅危惧種 「イヌセンブリ」も咲き始めました。
「イヌセンブリ」は 役に立たないので イヌセンブリ という不名誉な名前が付いたようで 薬草にはならないそうです。もじゃもじゃのおひげが特徴です。
他に センブリには この近辺で見れるのは 2種類あります。
まず一般的なセンブリで 全草煎じて飲むと胃腸薬になるそうです。葉をちぎって噛むと なんて苦いこと。しばらく口から苦味が消えませんが いかにも効きそうです。名前の由来は 千回振りだしてもまだ苦いそうです。
そして 「ムラサキセンブリ」ですが これは蛇紋岩に生え、大阪での生育は聞いたことがありません。この辺りでは 紀北の 龍門山と生石高原で咲くのが知られています。とてもきれいな すこし大型のセンブリです。今頃 生石高原では 美しい花を広げていることでしょう(2010.10.26撮影)