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「ウメバチソウ」 のしくみ

2015-10-25 11:24:49 | 花探索

今年は「ウメバチソウ」がたくさん咲いています。今朝も その湿地に行ってみました。一昨日 「こんな端っこにも咲いている」と喜んだその花がなくなっているのです。じわじわと水が流れ 土は柔らかくなっていて 盗りやすかったんだとおもいます。長年 立札をして保護してきた住宅地に隣接する湿地で こんなことがあるんですね。 たくさんあるから とでも 思ったのでしょうか? 今では ほとんど見ることができなくなった植物で 野草の販売店などでは高値で売られているのですが・・・・  とても残念です。

さておき 「ウメバチソウ」は 変わった構成をしています。 花弁、仮雄蕊 雄蕊 雌蕊。 まつ毛の先にまあるい涙があるのは 「仮雄蕊」です。雄蕊が退化して 花粉を作らなくなったそうですが 根元から蜜を出して 虫を呼び込む働きをしているそうです。まるで芸術品ですね。雄蕊は 中心の雌蕊を包むようにあり それが 毎日1本づつ開いていきます。 ドラマチックですね。

ウメバチソウの仕組みについて詳しく書かれたHPがあります。興味のある方は見せてもらってください。