連れ合いの病状を毎日欠かさず記録したBlogを プリントアウトして それらの日々を振り返っています。
去年の9月10日は 退院してから4か月。 穏やかに過ごしていました。 5月に 周りの人に「片時も目を離せない状態で あなた一人で介護をするのは無理だ」と言われていたのを 「もし退院したことで彼の命が縮まったとしても 残されている時間をすべて共有したい」と 自宅へ連れ帰ってきた。 病院のDrからは「明日にも何が起こるかわからないので 息子さんたちにはそのように伝えておいてださい」とのことだった。
あれほど発熱を繰り返し、はらはらした病院生活だったが 家に帰ってからはほとんど発熱もなく穏やかに過ごした。顔色も肌つやもよく 体調も少しづつよくなっているように見えて 24時間の介護は何の苦にもならなかった。 しかし夢見た「春には車いすに乗ってお花見に行こうね」と言ったその日は来ないまま 私を置いてきぼりにして旅立っていった。 それから 今日で9か月たったんですね。 長い長い日々でした。
また秋が巡ってきました。 自分一人で生きねばならない道をさがしながら 日々を過ごしています。