友人に誘われて JR一筆書きの旅に参加しました。
JRの1区間切符で 琵琶湖をぐるりと回ってくるというものです。私たち4人組のプランは 帰路はなんばで買い物をしたいということから 「新今宮」から「大阪」行きの切符180円を購入し 新今宮 9:23発 →加茂 (乗り換え)→柘植 (乗り換え)→草津 (乗り換え)→近江塩津(乗り換え) ここからは帰路でひたすら →大阪 16:28到着 というものでした。
最初は 車窓から法隆寺、郡山などの飛鳥路らしい風景を 加茂、柘植、では のどかな昔の農村風景等を見、草津からは近江平野の穀倉地帯を通り抜けていきます。仲間は 野鳥の会のメンバーで 車窓から探鳥されているのですが、目も耳も悪い私は 野鳥を見つけることはとっくに諦めていて おしゃべりばかりです。 草津線(柘植~草津)は忍者の里が近いからか 外人なども目につきます。 この列車はワンマンカーでかわいい一両だけの列車。若い人が楽しそうにおしゃべりしています。初めて体験したのは 列車のドアには開閉のボタンがあり それを押してドアを開け乗り降りすることです。 昔 地方の列車で見たことがありましたが 関西線のような街を走る車両も 開閉ボタンがありました。 冷暖房を無駄にしないように 停車中に寒い風が入らないようにとのことからでしょうね。
お昼は 途中下車は出来ないので 車中で持ち込み弁当です。
「大阪」行切符
長ーい列車 さすがJR
こちらは かわいい列車です
オレンジの見慣れた列車がなくなり 緑色に姿を変えています
近江平野では ほとんど稲刈りを終えていましたが 湖北に来るとまだ稲が頭を垂れています。お天気がどんよりとしていて あまり遠くは見渡せませんが 伊吹山が雲から頭を出していました。 感じたことは 車窓から見る限りどの町も今風のプレハブの住宅が多く ローカル色が少ないなあということです。
湖西線では まじかに琵琶湖を見ながら ヨットのために毎週琵琶湖に通った昔を思い出しながら 雑踏の大阪駅に到着。 なんばで少し買い物をして戻ってきましたが 列車に乗っていただけなのに すっかり疲れきって家にたどり着きました。