昨年末 中村哲氏が アフガニスタンの地でに武装勢力によって銃殺された。立派な方でした。その後 NHKで幾度か中村氏の功績を伝える報道がなされた。 ETV特集「武器ではなく命の水を」 心の時代「長き戦いの地で」 私はこの時初めてこの人の偉大さを知った。 今までにもアジアの戦地でボランティアをする人々がテロリストによって殺害されたことは何度もある。志高く 戦禍の人々に医療を 食料を 教育を 幸せを 与えるために 命の危険を顧みず自分の生活をなげうって現地の人々に尽くしておられた。 中村氏はお医者さんで現地の人を救助するだけでなく 病気の根源にある井戸を掘り、川を作り乾燥地帯に水を引き アフガ二スタンの人々の命を救ってきた。 その中村氏がテロリストによって殺された。人々から感謝され それまでも幾度も アフガニスタン、日本の国から表彰 勲章が授与されているが 死後さらに日本の国から勲章が与えられた。お別れ会には 上皇、上皇后 秋篠宮から弔意が贈られ、 安倍総理をはじめ 自民党の主だった人、公明党代表 共産党委員長からも中村氏を悼む声があがった。(Wikipedia より) 政治家は自分の発した声を大切にしてほしい。
その中村氏の生前の声がある。
アフガニスタンでの活動について、「向こうに行って、9条がバックボーンとして僕らの活動を支えていてくれる、これが我々を守ってきてくれたんだな、という実感がありますよ。体で感じた想いですよ。武器など絶対に使用しないで、平和を具現化する。それが具体的な形として存在しているのが日本という国の平和憲法、9条ですよ。それを、現地の人たちも分かってくれているんです。だから、政府側も反政府側も、タリバンだって我々には手を出さない。むしろ、守ってくれているんです。9条があるから、海外ではこれまで絶対に銃を撃たなかった日本。それが、ほんとうの日本の強味なんですよ。」と語り、憲法9条の堅持を主張した。また左高信に対しても「アフガニスタンにいると『軍事力があれば我が身を守れる』というのが迷信だと分かる。敵を作らず、平和な信頼関係を築くことが一番の安全保障だと肌身に感じる。単に日本人だから命拾いしたことが何度もあった。憲法9条は日本に暮らす人々が思っている以上に、リアルで大きな力で、僕たちを守ってくれているんです」とも語っている。(Wikipediaより)
今 国会では 安倍首相は 「何が何でも今年中に憲法9条を改正をしよう」としているが 私は今の平和憲法9条を永遠に守り 国家を守るというための武力、自衛隊のない平和な世界を作ってほしい。 中村哲の意思を継ぐためにも。