コロナの拡大を広げないため 「海にも山にも行かないように。」という要望がテレビで繰り返される。 2月当初 こんなにいつまでもコロナ問題が終息しないとは思いもしなかった。それが世界中の問題に広がって 全国民の生活を狂わせることになった。ウイルスの恐ろしさを思い知らされたが ほとんどの人はどうすればウイルスの感染を抑え込むことが出来るのか知らなかったと思う。 「私はどこへも出かけないから 感染することはないわ」とたかをくくっていたが 今じゃスーパーへ買い物に行くだけでも ウイルスはどこに潜んでいるかわからない状況で神経質なほど手先の消毒を繰り返さねばならなくなった。今日は息抜きにちょっと森に出かけてみよう。 こんな山の中は ウイルスの心配はないが 全国民に向けて「家で過ごすように」とのことだが まあ、一人山散策。許容範囲としよう。
数年前から「腰椎すべり症」で あまり山歩きが出来なくなっていたが 最近足の痛みは感じないので 今日は行けるところまで、、、と岩湧山に向かった。人がいるかもしれない山頂には向かわず 山仲間の命名した「曼荼羅桜」へ行ってみよう。今日のようないいお天気の時は 桜の木の足元に「フデリンドウ」が咲いているはずだ。 気温が低かったので フデリンドウは 全開しているものが少なかったが あちこちでサファイアのようなきらめきをばらまいている。千石谷林道では イタドリや土筆を摘んだりしながらのんびり時間を過ごした。フデリンドウは 一般登山道でも青く輝かせていた。疲れたけれど 以前のように歩けなくなるようなこともなく さわやかな新緑の森を満喫できた。