晴れたら野山に出かけよう!

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ツレサギソウ属 あれこれ

2020-08-15 08:20:59 | 花探索

山野草の分類で 多いのはダントツで「キク科」である。 それに続いて多いのは「ラン科」じゃないかと思う。ラン科には 多種多様で、美しく 華やかなもの 清楚なもの 変わった形のものなど ラン科の花を愛する人は多い。が これもラン科?と思う地味な花も多い。 ツレサギソウ属の花も目につかないラン科の花の一つである。

低山から高原に咲く花で 一株に一本の茎が立ち そこに小さな花がくっついて咲いている。 そしてその一つの花は いずれも動物の顔のように見える。 トンボソウと名の付くもの、サギソウと名の付くもの、チドリと名の付くもの、等々面白い。 

当地周辺で一番よくみられるのは 「オオバノトンボソウ」です。 他に 「トンボソウ」 「コバノトンボソウ」などがあります。先日高野山で見てきたのは「トンボソウ」。「コバノトンボソウ」は いかにもトンボがすいすいと飛んでいるみたいです。 

       オオバノトンボソウは 自宅近くで撮影

コバノトンボソウは 栂池で撮影。    

 

       トンボソウ 高野山にて

なかなかその特徴を写真にするのは難しいが ネット検索すれば わかりやすい画像が並んでいます。

他に身近なツレサギソウの仲間は ヤマサギソウです。 自宅近くで

オオヤマサギソウは 金剛山や高野山でよく見られます。

コバノトンボソウ 栂池自然園にて

他に 「キソチドリ」は 秋田駒ケ岳 や 白馬で見ましたが 開花前だったり また 一度見ただけではなかなか区別が出来ず 判定には自信がありません。

キソチドリ  小さい画像はネットから

 

 

写真では なかなか違いが判りませんが 実物を見ると 一目で違いが判ります。

暇なので まあ 山野草探しも楽しいです。