山仲間からのお誘いがあって 久しぶりに岩湧山に行くことにした。暖かくなったからか 腰椎すべり症の痛みはこのところほとんどないので行けるところまで行って見よう。
まだ岩湧山は風も冷たく花も少ないが 「ニシノヤマタイミンガサ」が 地面からニョコニョコ傘を持ちあげている。 これはキク科の「モミジガサ」や 「ヤブレガサ」の仲間で 今の時期が一番可愛い。
もう少し谷筋をたどると 昨秋の大雨による災害がすさまじい。 沢の上流から 大きな岩や土砂が登山道まで流れ来てすっかり様相を変えているが 「ネコノメ」の仲間が開花始めている。「ネコノメ」 というのはそれらの花が種を作る頃 猫の目のように細くなるからですがそれはひと月ほど先のことです。 今ここで見れるのは 「ヨゴレネコノメ」「タチネコノメ」「ヤマネコノメ」「コガネネコノメ」。山麓では「シロバナネコノメ」が満開でした。
「コガネネコノメ」
「タチネコノメ」
「ヨゴレネコノメ」
「シロバナネコノメ」 赤い雄蕊がかわいいです
白い萼(ガク)の中で雄蕊が透けて見えるのは まるで苺大福みたい
これは田舎の道端のどこにでも咲く「ヤマネコノメ」です
「タマゴケ」も可愛いね
山頂まで行くと スミレの開花の一番手 「アオイスミレ」が咲いていました。とってもかわいいです
帰りがけ寄った麓の谷筋で 「ヤマルリソウ」 園芸種のワスレナグサみたいですね。 真ん中の歯車のような花芯の中におしべとめしべがあるそうです。ちなみに ワスレナグサは この歯車は黄色いです。
「フサザクラ」は満開です。 名前は「サクラ」ですが 桜の仲間じゃないようです
足はすっかり痛くなって 帰宅するなり横になってしまいました。
素敵!!!