晴れたら野山に出かけよう!

おいしい空気をいっぱい吸って 愛しい花や小鳥に会いに出かけよう

八ヶ岳高原に遊ぶ・・・その二

2015-10-15 10:50:36 | 旅行

2日目 黄色く染まったカラマツ林を抜け 高原野菜の畑が広がる野辺山高原の牧場で遊んでいくことにする。右手に連なる八ヶ岳連峰は霧に閉ざされて見えないが 左手に飯盛山などの山々が見えるようになってきたが 子供たちは 周辺の風景などは目もくれず 車を降りて遊びたい一心だ。牧場では 動物が大好きな連れ合いと孫たちが ウサギ、馬 山羊 羊さんに餌をあげる。最初はこわごわだった5歳も少しづつ慣れてきて 売っている餌や 周りから草をちぎってきては食べさせ アスレチックの遊具でしばらく遊び 

 

 

お昼近くになったので 甲斐大泉にある「八ヶ岳倶楽部」 で食事をすることにする。八ヶ岳倶楽部は 俳優の柳生博氏と息子の真吾さんが作った森にあり 20年ほど前に訪ねた時以来2度目の訪問である。 博氏が 38年前にこの地に住まい 広い土地を求めて 自分達の手で 落葉樹を中心に木々を植えて森を作り その中に素敵なレストランを作られ その森を皆に開放されたのです。ずいぶん大変な作業をへて 今ではすっかり木々も大きくなり 小鳥やリスやいろんな動物たちもやってきて 実をついばんでいるようです。(柳生博氏は 今 日本野鳥の会の会長でもあります) おいしい昼食の後 子供向けの 「じいじいの森 探検ツアー」 の催しに参加を申し込んだ。この春、47歳という若さで癌でなくなった真吾さんの奥様やお子さんが 絵本を読み聞かせたり みんなで焼芋を作るためにその用意をしたり 森の散歩コースを歩きながら いろんな木々や森の話を聞いたり ヤマボウシの高木に木登りをしたり ハンモックに揺れたり ふかふかに積もった落ち葉を穴にかぶせて落とし穴ごっこ、最後に焼きあがったサツマイモを食べて 子供たちには本当に楽しい時を過ごさせていただきました。 そのあと 7歳はもう一度木登りをしたくて ヤマボウシの木に 再挑戦。   レストランの他に おしゃれな雑貨、園芸の道具、お花の苗、ギャラリー、などなど どれもこれも素敵なものばかり並べられたショップもあります。 紅葉の季節の連休とあって 広い駐車場も満車状態で大賑わい。 スタッフも若い人が大勢で 接客にあたっておられました。どの人もとても親切な対応です。テラスのテーブルでは 博氏が赤いジャケット姿で幾人もの方と談笑しておられました。 真吾さんの亡き後 多くの仲間が応援にかけつけて この森を盛り上げているように見えました。素敵な仲間たちですね。

 

「風のにおい 動物たちの冬支度 栗の落ちる音 どんぐり ころころ 今しか感じることの出来ない秋の魅力 ぜひ耳をすましてみてください。」

「じいじいの森」のお話 読み聞かせ

これはダンコウバイの木 いいにおいがするでしょ

高いところまで上がったね

じいじいの森

 

「カツラ」 の木

秋のカツラの木は 香ばしいしょうゆせんべいのにおいを放つ。

ヤマボウシの木にお猿さん

ぎっしり積まれた薪と山葡萄のつる 冬はもうすぐ。

楽しい時間を過ごして 今日の宿の蓼科高原へ急ぎます。

 


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