オキナグサ は 自生地を訪ねたい花の一つだった。 白馬岳や 八ヶ岳に咲く高山植物 「ツクモグサ」は オキナグサの近縁種で 今から8年前に 友人と一緒に見に行ったことがある。 梅雨時に咲く花で、梅雨の合間の晴れた日を狙って出かけるのは至難だ。あの時も霧がひどかったが どうしても見たくて 友人を八ヶ岳の山小屋に残して 横岳に向かって一人で急いだ。やっと会えたのは 少し盛りを過ぎていたが 他にもウルップソウ や チョウノスケソウ オヤマノエンドウなど めったに見れない花にも会えた。
オキナグサは 高山ではなく信州や 阿蘇等の高原に5月ごろ咲くことが知られているが なかなか行く機会がなかったので 1月の末に近くの農産物の直売所で咲きたての産毛に覆われたこの花を見つけたときは 迷わず買い求めた。 山野草の園芸としては 比較的育てやすい花だそうで 近くに園芸家がおられるようだ。 人工授粉をして入院の留守中の管理を家人に任せた。 退院をしてきても 元気な姿で出迎えてくれた。毎朝一番に挨拶をする。ある日 根元から 蕾が出てきたのには びっくりするやらうれしいやら。 そしてまた 今朝一輪 蕾が出てきた。
オキナグサというのは ふわふわの白髪のような種が出来るからで 最初の一輪は 花弁(萼片)が枯れて 長いお髭が出来ている。種が出来たら 来年はいっぱいに増やしてみたい。
何にでも挑戦して
どんなことでも真っ直ぐ進んで行って…
兎に角 凄い!
お花にも人にも
強さも優しさも…いっぱいで(^^)
周りの花たちや人を幸せにしてくれるんです。
その凄さで病気もやっつけちゃってくださいね♪
あまりおだてないでください。
体調はなかなか痛みはとれませんが、「癌」を体の中に育てていた割には 本当に苦しみがなくて、つらい闘病をしておられる方に申し訳ないように思います。胸元が目立たないような服を作って、春本番を待っています。