今年早々に 乳癌がわかった。12年前に 市の乳がん検診で引っかかって病院で精密検査を受けていたが その時は石灰化(カルシウムの沈着)だろうということで 日が経った。 5年ほど前の2008年に このたび手術で摘出したところに白いものが確認されたので 半年ごとに精検を受けたが 特に変化はなかったので 面倒になって 2011年を最後に自分勝手の判断で検診を受けていなかった。 昨年末になり 右乳房から血の混じった分泌物が下着を汚すようになり 驚いて病院へ行ったら 以前1か所だった白い塊が、離れたところで1か所増えていて 生体検査で どちらの個所も癌の増殖が認められ すぐに手術となった。3年ほど検診をしなかったことが悔やまれたが 仕方がない。
病棟には 乳癌や大腸癌の手術と その後の抗がん剤治療などで入院している人が なんと多いことか。 しかし 手術を済ませた人の多くは 皆元気に過ごしておられ 「大丈夫!」と励まされた。 手術当日、手術台ですぐ眠りについて 気が付いたのは 一般病棟のベッドの上だった。 ほとんど痛みもなく あっけなく乳房全摘切除は修了し、なによりうれしかったのは リンパ節への転移がなかった ということだった。10日ほどで退院したが しんどいわけでもなく きつい痛みがあるわけでもなく、すぐにも外へ飛び出せそうな気持だった。
手術時に採取した細胞の センチネルリンパの生検でも 癌細胞はなく 再発予防は ホルモン治療で 毎朝お薬を飲み続けるだけでいいことになった。 わずか4か月前に 「取り返しのつかないことになった」 と思ったのがうそのような日々を過ごしている。 多くの家族・友人に心配と励ましを頂き 本当にありがとうございました。
もう大丈夫と 「闘病の打ちあげ旅行」 を連休明けに計画しました。 今年は 主人は80歳に 私は70歳になります。 目に見えて体力の衰えた夫と それなりに体力の落ちた私にとって 最後の遠出旅行になるだろうとおもいます。 仙台まで飛行機で行って そのあとはレンタカーで 4泊5日で 春の遅い東北地方を訪ねます。西和賀山塊にある沢内村(現在は西和賀町)は 早春の花が地を覆っていることでしょう。以前から行きたいところでした。そのあとも 岩手、秋田の温泉と山麓の春を楽しんできます。 それぞれの手配・予約を済ませたので あとは、たまった決算事務に専心します。(これが大変です)
今日のニュースで ピーチの安全性がちょっと心配になってきました。今までに2度旅行に使って 特に不満はなかったんですが、最近あまりいいニュースは聞かないですね。大丈夫かな?
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