on-ice off-ice

氷上のスポーツ、カーリングをやっています!カーリング以外のことも書くのでon-ice off-iceです!

ミノタケプラン第12回公演「ストロベリーマン」

2013-04-29 22:33:43 | アート・文化

 4月28日、カーリング仲間が主宰している下北沢「劇」小劇場にミノタケプラン第12回公演「ストロベリーマン」を見に行ってきました。

 日本民家園で民話の語りのあと、登戸から小田急線に乗って下北沢で降りました。数年前はしょっちゅう降りていた駅ですが、地下になってからは初めてでエスカレーターが意外に長くて地上まではちょっと時間がかかるようになりました。プラットホームは地下になっても改札を出ると以前のままの下北沢の街。時間があったので街をぶらぶら歩いていると見憶えのある何軒かの飲食店は健在でした。

006

007_3

 「劇」小劇場は50人規模の劇場でしたが、開演時間が迫るにつれて観客はどんどん増えてついに満席、更に通路や最前列に補助席を入れる盛況ぶり。私はこの劇団の演劇を観るのは初めてでしたが、人気の高さにびっくりでした。 

 いちご生産農家を舞台にした話で、21世紀の農業の現実とそれを取り巻く人々の感情とがよく描かれた作品で、時間を掛けてみんなで力を合わせて丁寧に作り上げた感じが伝わってきました。知り合いがやっているから持ち上げるわけではありませんが、小劇場だけで公演せずに大きな劇場でもやって欲しいくらいの出来栄えでした。

 知り合いが頑張って結果を出している姿をみて、自分ももっと頑張れるはずと元気をもらえた公演でした。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

能と朗読「弱法師」

2013-04-24 23:22:09 | アート・文化

 冬が戻って来たように寒かった4月21日、新宿区神楽坂の矢来能楽堂で「能と朗読“弱法師”」を見に行きました。本格的な能を見るのは初めてだったので楽しみでした。

201304_003

お目当ての「矢来能楽堂」は地下鉄の神楽坂駅から程近い閑静な住宅街の中にありました。門を入って寒そうなつつじの間を通った先にある建物の中には屋根の付いた舞台が右手奥寄りにあり、それを三方から囲む観覧席、左手奥には花道があります。

 能は神社に設えてある能舞台で見たことはありますが、その時は衣装とか台詞の言い回し、雅楽の音に意識がいって話の筋は印象に残っていませんでした。今回は物語を現代文にした台本を飯島晶子先生が朗読されたあとに能を見るという趣向になっているので、話の内容がすっと入ってきてわかりやすかったです。しかも、話の結末は朗読と能では変えている(今回のために創作したのではなく物語が伝承される中で変わっていったとのことです。)ので、能を見る段階でも結末はわからなくてワクワクしながら見ることができました。

 主人公の俊徳丸は盲目の青年なのですが、演じる遠藤喜久氏の演技は表情のない能面が盲目であることを際立たせている一方で、台詞と動きで感情表現が伝わってきて迫力を感じました。

 敷居が高いと思っていた伝統芸能の世界を垣間見られて、とっても有意義でした。また機会があったら鑑賞したいと思いました。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

二宮金次郎ってこんな人

2013-04-20 22:26:46 | 日記・エッセイ・コラム

 

以前読んだ小説に、「二宮金次郎のようになりなさい。」と先生に言われた少年が歩きながら本を読んだら、「そういう意味じゃなくて、この人は家が貧しくて子供の頃から働きながら勉強して偉くなったのだから、よく勉強しなさいということだ。」と言われるシーンがありました。

014

私も詳しいことは知らなかったのですが、二宮金次郎のスマホスタンドを頂いたので調べてみました。

012

本名は二宮尊徳、これはわかりますよね。幼い頃に両親を亡くし、伯父の家を手伝いながら家を再興させ、更には農政家として小田原・烏山・下館・相馬藩の600ヶ村を再建したとのこと。。

 

名前は知っていても詳細を知らないことって意外に多いです。っていうか、もっと勉強しろと、二宮金次郎に言われたような気分でした。

 

ちなみに、この二宮金次郎、デジカメで撮ると“目つむり検出機能”が目をつぶったことを警告してくれます。。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

カーリングスーパーリーグエキストラエンド10

2013-04-10 23:09:30 | スポーツ

軽井沢に通年のカーリングホール「軽井沢アイスパーク」がオープンして、カーリングにもシーズンオフが無くなった感がありますが、東京カーリングクラブが10月から2月に行われているスーパーリーグは納めの大会のエキストラエンドが4月6日・7日の二日間、「カーリングホールみよた」で開催されました。カーリングでは延長戦のことをエキストラエンドといいますが、今回のはリーグ戦のエキストラということで、チームもいつもとは違うスペシャルチームを組んで楽しんでしまおうという大会です。

この大会には、花の付いたストーンは3点、6人まで試合出場可能(通常は4人)、予選リーグで勝敗が同じ場合は総得点の下一ケタが多い方が上位などの特別ルールがあって、点差があっても逆転可能だったり、得点を取り過ぎて下一ケタがドボンしちゃって順位が下がっちゃったりとややこしいのです。

Slee10_011

私のチームは第一試合は7-6で辛勝、第二試合は点差を付けられたので勝ちを諦めて総得点9を狙って2点以上取らないようにストーンを次々と弾き出して、1勝1敗で総得点下一ケタを9にして1日目を終えました。翌日の試合時間は1日目の成績で決まるのですが、それぞれのチームに思惑があって、早く帰りたいのに遅い時間の試合になってしまったチーム、遅くまで宴会やって朝はゆっくり寝ていたいのに朝イチの試合になったチームなど、真剣な大会とは違ったところが争点になっていて面白い雰囲気です。 

 

夜はレセプション、選手権や各大会の表彰、このシーズンに一番カーリングに熱中した人に贈られる「カーリングバカ・オブ・ザ・イヤー」の表彰。こちらは男女ペアでのミックスダブルスの相手を何度も替えて出場したOさんに贈られました。

2日目の第二試合は今年の日本選手権出場選手を複数有するチームとの対戦で、しかもスキップ(指示する人)は私・・・。ガチの大会でなくても緊張します。我々は3人チームだったので1人が助っ人で入ってくれることになって、これまた日本選手権出場選手が入ってくれるというので、ますます緊張する展開。。私のまずい作戦に翻弄されはしないだろうかと、ビビりながら試合は始まりました。それでも上手い選手が入ってくれると心強いもので、中盤に逆転してリードして最終エンドを迎えました。しかし、最終エンドは相手に流れをつかまれる展開、逃げ切りも可能だったのに私がミスショットしてしまい、3点ストーンも絡んでの大量5失点で逆転負け。でも、負けて悔いなしのとっても楽しい試合でした。

Slee10_061

この先も軽井沢ではカーリングができるけどスーパーリーグはひと区切り、次のシーズンも頑張ります!

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

軽井沢アイスパークオープニングイベント

2013-04-03 00:05:10 | スポーツ

30日にオープンしたての「軽井沢アイスパークオープニングイベント」に行ってきました。

059
1月に撮影

 

当初は行く予定はなかったのですが、アトラクションの長野オリンピックゴールドメダリストのカーリングクリニックにダメ元で申し込んだところ、参加OKの返信を頂くという幸運に恵まれて行けることになりました。しかも、私は6年前のスイス旅行で偶然にもこのチームスイスのひとりに出会っている(今回はいらしていませんでしたが…)ので、それも含めて楽しみなイベントでした。

001

いつもお世話になっているカーリングホール「スカップ軽井沢」の近くなので、アイスパークは建設段階からよく見ていたのですが、中に入るのは今日が初めてです。美術館を思わせるようなガラス張りの建物の入口を入り、まずは観客席へ向かいます。壁と天井に木材が使われている広々としたラウンジを通って観客席へ入ると、6シートのカーリングシートが整然と並んでいます。完成予想図も見ていましたが、それ以上に広く感じます。

005

ちょうどメインのイベントといえる国内女子強豪チームによるレディースマッチが行われていました。今シーズンに対戦したチームも2チーム出場しているし、見知った選手も多いのですが、これほど大きな会場で見るとオリンピックの試合でも見ているような雰囲気でした。

009_2

014_4

レディースマッチの1コマが終わると、いよいよカーリングクリニックの時間です。リンクへ続く通路へ入ろうとしたとき、脇からすっと入ってきた赤に白のユニホームの選手が二人。。背中にはSUISSEの文字、でもよく見るとスイスで会った人よりも小柄な感じで顔も印象とはちょっと違っていました。久し振りのメダリストとの再会(まだ、この時はスイスで会った当人だと思っていた)は呆気なく訪れたのでした。私を指導して下さるのはダニエルミューラーさんで、クリニックの説明が始まる前にスイスでの写真とその時のサインを見せると、向こうはびっくりした様子で、これいつ頃の?ツェルマットにはスキーしに行ったの?とか聞かれたので、「アー憶えていないんだ」と気落ちしながらも、とにかくメダリストにカーリングを教えてもらえる嬉しさの方が勝っていました。

022

受講者は半分がジュニア(子供)でした。スキーのダウンヒルをイメージして、屈伸・ジャンプ・体のひねりを繰り返しての楽しいウオーミングアップに始まって、まずは初心者が最初に体験するブラシを水平に置いて氷の上を滑る練習。どうやら、これでみんなのレベルを確認していたようで、急にレベルアップしてストーンを持たずにブラシだけ持ってデリバリーの練習。短い距離で止まる。(これが結構難しいのです)行けるところまで滑る。そして、2チームに分かれてのショートゲーム。ハック(蹴り台)から手前のハウス(的になる円)にそっとストーンを滑らせて対戦するのですが、これをやりながらチーム全員で作戦を考えるのが目的なんです。私のチームは先攻、ラストストーンを持っていない(最後にストーンを投げるのは後攻である相手)ため、最後に相手に投げにくくするようにハウスの前寄りのセンターにストーンを集中させるのですが、もちろん、点を取りにいくことも考えなくてはなりません。これは面白いくらいに有利に進めることができて3点ゲットしました。

最後はハウスの中心に目がけてストーンをデリバリーするドローショット。中心のボタンに止まったらスイスチョコがもらえるということで、みんな全神経を集中して気合い入れていました。子供にはちょっと神の手が差し伸べられましたが、結局全員にスイスチョコがプレゼントされ、満足なカーリングクリニックでした。 

「軽井沢アイスパーク」が華やかにオープニングを迎えた一方、長野オリンピック前年にオープンした「スカップ軽井沢」はこの日が最終日です。夜はスカップ軽井沢のさようならパーティーが開催され、私はそれに特別にお願いして参加させていただけることになりました。レディースマッチ出場選手に同時開催されていた軽井沢カップ出場選手など総勢170人程が集まってとっても賑やかでした。先ほど講師をして頂いたスイスの方が私が現地で会った方と別人とわかったのはこのときでしたが、今回いろいろお話するきっかけにもなったので、これはこれでよかったと思っています。

 035

050_2

最後はリンクが開放されました。ミューラーさんに「アイスに降りましょう」と急かされてるように一緒に階下のリンクへ降りました。最後のカーリングを楽しむ人、氷に手形や足形を付ける人、自ら滑って人間カーリングをする人、サッカーをする人、スケートをする子供、大きな箱に入って氷の上を滑る人とそれを押す私・・・淋しさを吹き飛ばす何でもありの無礼講~!!「スカップ軽井沢」は最後まで私たちを楽しませてくれました。

059

060_2

061_2

翌日は仕事があるので帰る時間が迫っていた私は最後にストーンを1投、最後の1投は中心のボタンを僅かに超えたものの4フット円に止めることができました。ミューラーさんに「これから東京に帰ります。」と挨拶して「スカップ軽井沢」をあとにしました。 

<o:p></o:p>

 

 偶然が重なって、日本のカーリングの重要なターニングポイントに同席出来たことはラッキーでしたし、とっても内容のある1日でした♪

コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする