on-ice off-ice

氷上のスポーツ、カーリングをやっています!カーリング以外のことも書くのでon-ice off-iceです!

イギリス戦も見ないで…

2010-02-21 23:44:27 | 日記・エッセイ・コラム

バンクーバーオリンピックのカーリングではクリスタルジャパンがイギリス戦で1エンドに5点を奪う好ゲームを展開していた頃、私は東京カーリングクラブのスーパーリーグに参加したため、長野でカーリングをしていました。

仕事がオフだったので前日に軽井沢入りしてスカップ軽井沢で練習。。オリンピック出場チームは止めたい位置に簡単にストーンを止めていますが、あれだけできるようになるには相当な練習が必要です。この練習は都内の明治神宮スケート場や東大和スケート場ではできないので、仕事がオフなのを利用して前日に軽井沢入りしてスカップ軽井沢でストーンを投げる(滑らせる)デリバリーの練習を蹴り足の強さと届く距離を意識しながら、淡々と練習してきました。

そして、迎えたリーグ戦でしたが、最初は巧く感覚がつかめていたのは最初の1試合だけでした^_^;。。

氷の状態は試合の進行に連れて変化するので、同じ強さで投げても止まる距離が違ってきます。これを見極めないと試合で充分に役立ちません。更に試合の中ではハウス(的の円)の手前に置きたいケースもあれば、相手のストーンを弾き出すこともしなければならないので、それぞれの状況に合わせて対応しなければなりません。今までの練習の貯金もありますが、意識してちょっと練習したくらいで試合の役に立つというものではないということをあらためて知った2日間でした。

(お願い)

 私が参加しているSNSの中で、14歳のさやちゃんを救う活動を呼び掛けています。是非、ご協力をお願いしますm(__)m

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さやちゃんを救う会

http://saya-sukuu.com/

スカップ軽井沢

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カーリングホールみよた

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オリンピック・アメリカ戦で話題になったメジャー(ダイヤルの真ん中にカーリングするペンギンが描かれています。)

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TCCカーリングスクール

2010-02-13 20:47:00 | 日記・エッセイ・コラム

今日は早起きして夕べの鍋を温めなおした軽い朝食を済ませて、小雪が舞う中を明治神宮スケート場へ向かいました。TCC(東京カーリングクラブ)の練習会の日なのですが、今日は初めてカーリングスクールの講師をするので、いつもより気合いが入っています。。

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今週に入ってスクールのプログラムを繰り返し読んで内容を頭に叩き込み、昨晩はDVDを見て基本動作を再確認して、今日に備えました。

私の担当は今日初めてカーリングをする人たちが生徒さん7人の組で、2時間のスクールの間にカーリングの試合を簡単にしたミニゲームができるようにするのが目標です。今日は講師初日なのでベテランの講師さんと組んで教えました。カーリングに関する簡単な説明と準備運動のあと、用具を渡して氷の上での歩き方から教えます。結構みなさん、こわごわ歩いていますが、なんとかクリアしました。そして、壁を蹴って前に滑る練習。見本を示すのは私…。慣れている動作でも、ひとつひとつ説明に続いてやると、何だか動きがぎこちなくなった感じがしますが生徒さん達にはうまく伝わったようで、みなさん、しっかりできていたので安心しました。

そのあと、ハック(蹴り台)を蹴って滑る練習、ストーンの使い方、ストーンを使って滑る練習を行い、みなさん覚えが早いのかトントン拍子に進み、いよいよミニゲームです。

ルールを教えながら、ゲームを進めていきますが、生徒さんが7人なので、私もゲームに加わります。初心者向けの短い距離でゲームするので勝手が違いますが、講師がミスショットしたらみっともないですから、何でもないふりをしながら真剣に投げました。見事に成功して生徒さん達から拍手~って、自分が一番楽しんでるではないか^_^;

でも、生徒さん達もとっても楽しそうにしていましたし、一人の怪我もなく終わらせることができて、ホッとひと安心できた講師デビューでした(^O^)

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カーリング精神って?

2010-02-11 17:01:29 | インポート

カーリング観戦の基礎知識の続編を書こうと思ったのですが、複雑な内容になってしまうので、選手としての振舞いについて書いておくことにします

カーリングの競技規則の一番初めのページにこう書かれています。

***************

「カーリング精神」

カーリングは技術と伝統のゲームです。技を尽くして決められたショットは見る喜びです。また、ゲームの神髄に通じるカーリングの古くからの伝統を見守るのはすばらしいことです。カーラーは勝つためにプレーしますが、決して相手を見下したりしません。真のカーラーは相手の気を散らしたり、相手がベストを尽くそうとするのを決して妨げたりしません。不当に勝つのであればむしろ負けを選びます。

カーラーは、ゲームの規則を破ったり、その伝統を決して軽視したりしません。不注意にもこれが行われていると気がついた場合、その違反を真っ先に申し出ます。

カーリングの主な目的が、競技者の技術の粋を競うことである一方、ゲームの精神は立派なスポーツマンシップ、思いやりの気持ち、そして尊敬すべき行為を求めています。

この精神は、アイスに乗っているいないに関わらず、全ての参加者の振舞いにも生かされるべきものです。

***************

カーリングはスコットランドが発祥のスポーツで、同じくスコットランド発祥のスポーツのゴルフが紳士のスポーツと呼ばれているように、カーリングも“礼儀”と“マナー”については真っ先に教えられました。

オリンピックなどでカーリングの試合を観戦する機会がありましたら、選手の立ち振る舞いにも注目してみてください

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カーリング観戦の基礎知識

2010-02-04 23:25:09 | スポーツ

バンクーバーオリンピック目前ということで、カーリング観戦の基礎知識を書いておきます。細かく書くときりがないので、要点だけを書いてみました。

カーリングは1チーム4人で対戦します。1人2投ずつ、相手チームと交互にストーンを投げて(滑らせて?)いきます。投げるときはハウス(的になる円)の後ろで指示する人(スキップといいます)がブラシで指示した位置に向けて投げ、あとの二人がブラシでストーンが滑る前の氷をこすって目的の位置までストーンを運びます。4人が投げ終わった時点(両チーム合計16投)で、得点を競います。これが1回の攻防で「1エンド」と言います。これを10エンド(予選などは8エンドの場合もあります。)行って、勝敗を決めます。

得点の数え方はこれが基本です。

① ハウス(円)の中心により近い所にストーンを置いたチームに得点権があります。(相手チームは0点になります。)

② 相手チームの中心に近いストーンよりも中心側にあるストーンの数が得点になります。

Photo

※ 写真の場合、ハウス(円)の中に赤いストーンが4個、黄色いストーンが3個ありますが、中心に近いストーンは黄色なので黄色に得点権があり、中心に近い赤のストーンよりも中心に近いところに黄色のストーンが2個あるので、黄色が2点になります。

よく、「ブラシを使うのは、氷の上を掃除してるの?」と聞かれますが、これは氷の表面には氷の粒(ペブルといいます)があって、これをブラシでこすって解かすことで、ストーンが滑る距離を伸ばしたり、曲がり方を調整するのが目的で、止めたい位置にストーンを止めるために掛け声を掛けあってこすったり止めたりしています。掃く距離は1回に20メートル以上になることもあるので、体力と知力とチームワークが求められます。

オリンピック中継を見る機会がありましたら、参考にしてみてください。

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金星奪った!☆☆☆

2010-02-03 00:15:55 | スポーツ

別のチームの助っ人でしたが、1月31日は軽井沢の隣町の長野県御代田町で開催された東京カーリングクラブのスーパーリーグに参加してきました。

対戦相手は2戦とも日本選手権出場経験チームで相手の方が遥かに格上でしたので、勝敗よりも自分の力を出し切ることを目標にしての参戦でした。

初めて組むメンバーで、試合中の声の掛け方やストーンの速さの読み方がいつもと違うので戸惑いながらの試合開始でした。大きなミスもなく、第1エンド(野球でいう1イニング)に2点を先制し、続く第2エンドも2点を奪う好スタート。ただし、強いチームは氷の状態が読めてくる中盤以降に大量得点を取ってくるので油断はできません。

その後は交互に点を取り合う均衡した状態が続き、「これは勝てるかもしれない。」と期待が膨らんできました。細かいミスはあっても致命的な状態にならず、最終の第8エンドを8-5の3点アップで迎えました。ここで相手の得点を減らすためにストーンを次々と弾き出し、相手のストーンが2個になった時点で相手は逆転不可能なので我々のチームが逃げ切って勝っちゃいました(*^^)v

まさかの勝利に運を使い果たしたのか、2戦目は完敗だったので、次回の課題は2連勝かな…。頑張ります!

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軽井沢駅に展示してあったストーンとブラシ

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軽井沢は既にバレンタイン気分??

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軽井沢駅前のイルミネーション

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