ジュニアオリンピックカップ・第31回日本ジュニアカーリング選手権大会の審判を担当してきました。
出場選手は北海道、東北、関東中部、西日本の各地から、当該年度6月時点で21歳未満ですが、その中でいろいろな年代の選手が出場しています。
私が担当したのは最初の2日間のタイマー審判。各チームが波に乗れるか緊張のスタートを切るあたりです。初日は、会場の準備からスタートして公式練習のあと2試合です。試合は女子の試合と男子の試合を交互に行っていくので、選手は連戦になることはないのですが、審判は連戦です。試合と試合のインターバルは1時間以上あるのですが、試合の前に両チームの練習があり、その前に審判打ち合わせがあるので余裕はありません。
試合が始まると、両チームの動きを注視しながら、それぞれのチームが考えている時間をカウントダウンさせていきます。試合に見惚れる余裕はありませんが、それぞれのチームの時間の使い方は見えてきます。以前は、強いチームは試合の序盤は時間をあまり使わず、終盤にとっておくための時間稼ぎをしていましたが、今は序盤でも大事な場面ではじっくり考えるチームが増えたようです。とはいっても、私が担当した試合では、時間を使い切りそうになって切羽詰まっているシーンはありませんでした。時間の使い方もそうですが、大人のチーム以上に選手の動きがきびきびしていて、こちらが襟を正される思いがしました。
今回は仕事の関係で2日間だけでしたが、将来を担う選手たちのお役に立てて、よい経験になりました。