暑い日が続いていますね…。
夏休みの終盤に長野県の伊那地方に行ってきました。まずは、駒ヶ根市の千畳敷カールに行きました。千畳敷カールは中央アルプスの宝剣岳の中腹にある氷河に削られてできた谷で、標高は2,600メートルあります。駒ケ根市内からバスで標高1,600メートルの「しらび平」に着くと気温は25℃で、涼しい空気に包まれていて心地よいです。
そこからロープウェイで一気に2,600メートルまで昇るとそこが「千畳敷カール」です。
温度計を見ると15℃。。真夏にカーリングの練習で外からスケートリンクに入ったときのようにひんやりしています。普段は東京にいながらこんな贅沢な感覚を味わっていたのかとあらためて思いました。
大きく窪んだ谷が広がり、かつてここに氷河が流れていたことを想像しながら眺めていると、上の方には灰色がかった雪渓が残っていて往時を偲ばせていました。
千畳敷は宝剣岳、さらに駒ケ岳への登山口にもなっていて、ワンゲル部出身の私としてはそちらを目指したいところですが、今回は登山目的ではないので千畳敷カールを周回するコースを歩くことにしました。かつての氷河の跡には高山植物の宝庫でした。