「みなかみ」・・・関東地方の天気予報で出てくる平仮名で書かれた町で記憶されておられる方も多いかと思いますが、その「みなかみ」に行って来ました。
私にとってはスキーやスノボでみなかみエリアのスキー場に行ったこともあるし、子供の頃から上越線で何度も通り過ぎた所なんですが、町の中心部の水上温泉に行くのは今回が初めてでした。
「東京」を昼前の上越新幹線に乗って1時間ちょっとの「上毛高原」で降りました。時間的には軽井沢に行くのと同じ感覚です。そこからホテルの送迎バスに揺られること20分程、川の上流らしい荒々しさをのぞかせた利根川を見下ろすように建てられた「水上館」(みなかみかん)に到着しました。利根川の透き通った流れに色を添える紅葉が素晴らしく、よい季節に来られたことに感謝です!
ホテルのお風呂は歌人「若山牧水」に因んで名づけられた湯治場風の「牧水の湯」、奥利根ひばを屋根や柱に使った「水晶の湯」、クリスタル風呂や洞窟風呂といった遊び心いっぱいの浴槽が八つある「奥利根八湯」の3箇所で、いずれも利根川のせせらぎを聞きながら窓越しにあるいは直接紅葉が眺められる絶好のロケーションでした。そんな温泉に三日間で7回も浸かったお陰で、すっかりリフレッシュ出来ました。
シャンデリアの下で夕食
料理は山間の温泉らしい山の幸に魚介類もあって、なかなかのものでした。鍋が二つあって「全部食べたら多いかな?」と思いながらもしっかり完食しました。
二日目には周辺観光に行きました。まず、「谷川岳ロープウェイ」に向かったのですが、3時間待ちと聞いてあと回しにすることにしました。Bプランを特に考えていなかったので、池のように広い露天風呂がある「宝川温泉」に行ったのですが、「ホテルにいい温泉があるのにあえて入らなくても・・・」ということになり、飼われているツキノワグマと通路に置かれた骨董品を見て回り、昼食を食べて過ごしました。それでも周囲の紅葉は見事で、この時期ならではの景色を堪能しました。
そのあと、奈良俣峡のダムへ。渇水気味でダム本体の手前で水が止まっていましたが、背後の山々と青空を水面に写し出していて見事でした。
そして、再び「谷川岳ロープウェイ」に戻ると、今度はスムーズに乗ることが出来ました。ここは初滑りのメッカ「天神平スキー場」で、その時期に来たことはありますが雪がないと印象は随分違うもので、駆けだしたら勢いがついて止まらなくなりそうな坂を見ながら、こんな急坂を滑っていたのかとあらためて驚きました。
山頂まで3.0kmの表示
天神平の天神さま・・・
天神平のビューテラス天神
山と温泉と紅葉と、晩秋を満喫できてよい旅ができました♪