軽井沢に通年のカーリングホール「軽井沢アイスパーク」がオープンして早6ヶ月。。オープニングイベントには参加したものの、「いつでも行ける」と思うといつまでも行かないもので、それ以来の「軽井沢アイスパーク」に行ってきました!
今回行ったのは「オール信州カーリングオープン」に出場するためで、この大会に出場するのも久しぶりでした。
ロッカールームに入るのは初めてでしたが、試合前後のストレッチも余裕でできるくらい広く、ブラシが立てて入れられるロッカーが嬉しい設計です。
「オール信州カーリングオープン」は10月12・13・14日の三日間。ただし、初日・二日目の予選リーグを勝ち抜けないと、三日目のプレーオフトーナメントには進出できないというオープン大会にしてはシビアな大会です。
今回は東京在住で長野でカーリングをされているBさん、数ヶ月前に東京から兵庫に移ったNさん、神奈川県のKさんと私の4人チームで出場しました。Nさん以外とは初めてチームを組むのですが地域の枠を越えてのチームはオープン大会ではよくあることで、他にもこの大会限定のスペシャルチームが結構出場していました。
リンクに入ると広々とした高い天井が素晴らしい。野球で言えば東京ドームや甲子園球場で試合が出来る感覚です!
初戦の対戦相手は4人のカーリング歴を積算すると80年以上になる長野県の強豪チームの人達を集めた大会屈指のチームでした。失投がほとんどない完璧なカーリングで完敗でした。強い相手だし、こちらも随所によいところもあったので敗戦の落ち込みよりもなかなか対戦できないチームとカーリングできたことが嬉しかったです♪
気を取り直して挑んだ2戦目は凡ミスから大量点を与えてしまったのが響いて2連敗してしまいました(>_<)
内容はさして悪くなかったのですが、負けは負けであとが無くなりました。
3試合目、ここまで2連敗となると「全敗するんじゃないか~」という恐怖心が頭をもたげてきました。。はたして第1エンドに3点を奪われる痛い立ち上がりでした。しかし、小刻みに得点を返してようやく1勝!一日目はこれで終了。1勝2敗だったけど、勝って終わったのでホッとした感じでした。
泊まったのは塩沢湖近くの民宿で早くもストーブとコタツを使っていました。料理も充実していて、その晩はメンバー各地のカーリング事情を話題に盛り上がって楽しかったです♪
翌朝、ドアをノックする音で目覚めると、身の引き締まるような寒さでした。東京は2~3日前に30℃の暑さだったので別世界にいるようです。この民宿、朝食も充実していて、これなら試合も頑張れそう!と気合いが入りました。
この日の最初の対戦相手は関西の大学生チームでした。経験の差で勝つことが出来ましたが、サークルで継続してチームを組んでいるので、チームワークは抜群でメンバー同士の連携も素晴らしかったです。
このあと次の試合まで間があったので、アイスパークのすぐ裏の「風越山」(1014m)に登りました。「15分もあれば登れるけど、急なので気をつけてくださいね。」と言われた通り、急坂でしたが、山頂からは軽井沢の街と浅間山がよく見えました。
そして、3月までカーリングホールだった「スカップ軽井沢」が真下にありました。通年プールに改装のためにシートで覆われていましたが、俯瞰して見ると豊かな緑に囲まれた環境であることにあらためて気付かされました。
下山したあとの試合は、2連敗のあと2連勝で次に勝つとDSC(第一試合終了後のドローショット)がリーグ2位で同率順位でもプレーオフトーナメントに進出できるので大事な試合でした。ところが、立ち上がりから我がチームはミスを連発して自ら窮地に追い込んでしまいました。終盤に追い上げることもできずに負けてしまい、2勝3敗でプレーオフトーナメント進出を逃しました。
この日の夜はレセプション、カーリングの大会には必ずレセプションがあって試合を忘れての参加者の交流を楽しみます。今回も長野・東京はもとより関西方面から参加されているチームもあって、楽しく過ごすことができました。
そのレセプションのあと、午後10時まではカーリングホールが通常営業になるので料金を払えば練習できるということで、関西の大学生チームのサークルのみなさんと練習することになりました。東京でもカーリングの専用シートで練習する機会は少ないのですが、関西は更に厳しくて岡山か軽井沢に行かないと専用シートで練習できないのでチャンスを逃さずに練習しようとする姿勢が素晴らしく、普段は経験していないポジションを積極的にやってみるなど前向きな選手もいて、体育会系らしいきりっとした緊張感にこちらが襟を正されるような心地よい雰囲気の中での練習でした。
三日目は試合がないので、プレーオフトーナメントを観戦しました。そして、大会終了後のリンクで再び練習です。長野のTさんにデリバリー(投球動作)の指導をして頂いてとっても有意義な練習でした。
試合はもちろん、レセプションに合間の練習と充実した大会で参加できてよかったと思っています。本格的なシーズンを迎え、この先も頑張っていきたいと思います!