on-ice off-ice

氷上のスポーツ、カーリングをやっています!カーリング以外のことも書くのでon-ice off-iceです!

パンダはどうしてパンダなの?

2011-02-22 21:36:21 | ニュース

東京の上野動物園に3年振りにパンダがやってきましたね。

このタイトル、「ロミオとジュリエット」の台詞をもじったのではありません。パンダは中国語で「熊猫」と書きますが、これで“パンダ”とは読みません。“ションマオ”と読みます。パンダは英語ですが、パンダは英語圏には生息していないのに英語では現地語とは全く違った読み方をしているのです。何故でしょう???

中国語の先生に聞いた説です。

昔、アメリカの動物学者が研究のために中国にやってきました。パンダを初めて見た彼は片言の中国語で

『あれは、何ですか?』

と尋ねました。このとき案内していた中国人が

『え、あの“太ったの”ですか?』

と聞き返したのです。

中国語で“太ったの”は「胖的」と書いてまさに“パンダ”と読むので、聞き返されたことに気付かなかったアメリカの動物学者は白と黒の模様のついた熊に似た動物が“パンダ”であると勘違いしてアメリカに帰って行ったのです。それでパンダという呼び方がアメリカから世界に広まったということです。

なお、この話は中国人でも知らない人が多いので、職場や学校に中国の方がいらっしゃるという方は話してみたら面白いかも知れません。お試しください。

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カーリングは中継向きのスポーツかなぁ?

2011-02-13 23:23:07 | スポーツ

ニュースなどで御存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、カーリング日本選手権は決勝戦で中部電力がチーム青森に勝って優勝しました。

オリンピック種目にもなっている競技の日本一を決める試合なのに全国中継されなかったのは、その競技をやっている一人としては残念ですが、そもそもカーリングがテレビ中継に向いているのかを考えてみました。

バレーボールがサーブ権があるチームに得点権があったルールからサーブ権に関係なく得点を得るラリーポイント制に変わったり、大相撲の仕切りに制限時間が設けられたり、これらは試合時間を安定させて放送時間に収まることを考えて設定されたルールだそうです。

では、カーリングはというと、10エンド(エンドは野球のイニングに相当)の試合では各チームに72分ずつの持ち時間が与えられ、それぞれのチームが使っている時間をカウントダウンさせてこれを使い切ってしまうと負けになってしまうルールになっています。今回の日本選手権でも常呂協会がチーム青森戦でタイムオーバーによる負けになっています。

それならば、72分×2の144分で試合がきちんと終わるかといったら、そうではないのです。

私が観戦した3年前の日本選手権では慢性的に試合時間が延びていました。

どちらのストーンが中心に近いかを目視で判断できない時に審判が計測したり、けが人がでたりしてのロスタイムもありますが、一番の原因は延長戦。

カーリングは最後のストーンを投げられる後攻が有利ですが、点を取ると次のエンドは先攻に回るので相手チームが有利な後攻になります。このパターンを繰り返すと、交互に点を取り合う展開になって10エンド終わったら引き分けということも多く延長戦(エキストラエンドという)になる可能性が大きいのです。日本選手権が開催される会場は大抵4シートあるので、1シートでも延長になると次の試合開始も遅れるという事態になります。

さらに、日本選手権では全チーム総当たりの予選リーグの上位4チームが決勝トーナメントに進出しますが、「同率の場合は試合に勝つ以外の方法で準決勝に進むことはできない。」という規則があるのです。得失点差とか直接対決の結果とかで決めるのではなく、試合をやって勝たないと準決勝には進めないのです。そこでタイブレークという準決勝進出決定戦を行うことになっているのです。試合日程的にはタイブレークの時間もとってありますが、中継となると難しそうです。

総合的に考えると、決勝戦1試合だけを中継することならできそうですが、それよりも視聴者が見たいというニーズが上がるようにすることの方が重要なのでしょう。

そんなことを思いながら、昨日はスクールの講師をしていました。

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写真はバス停の屋根に積もる雪(千駄ヶ谷駅前にて)

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愛知でカーリング!

2011-02-07 23:16:50 | スポーツ

愛知でカーリングしてきました!

愛知は私の祖母の実家がある県ですが、祖母が他界して久しいので最近ではむしろ仕事で行く所というイメージが強い場所です。今回は、その愛知へ行ってきました!

「愛知ってどこでカーリングできるの?」

愛・地球博の会場跡にあるスケートリンクで」

「それって、私の会社の名古屋営業所のすぐ近くだよ!今度、機会があったら行きますよ!」

そんな話をしたのが長野県御代田での「2009~2010年越しカーリング」だから、1年以上経っていました。未だにその約束を果たせていなかったので、土日を通して空いてる週を見つけて2月5・6日に愛知に行ってきました。

名古屋駅から地下鉄とリニモを乗り継いで「愛・地球博記念公園」に向かいました。カーリングが始まる時間は20時30分、地球博跡地の公園は街燈と自販機以外の灯りはなく、今にもモリゾウとキッコロが出てきそうな雰囲気。歩いていると突然地面の感触が柔らかくなる。どうしたんだろうと思うと、照明が暗いために舗装された道から芝生にコースアウトしていました。芝生が意外に歩きにくいということに今、気付きました。でも、空を見上げると星が綺麗で、まさに環境をテーマにした博覧会の跡地に相応しい光景でした。

そんなこんなでリンクに辿り着きました。

リンクはスピードスケートの周回コースと中央にフィギュアのリンク、カーリングのシートはスピードスケートのリンクの直線部分に2ヶ所あって、的になる円の“ハウス”は元よりラインもしっかり描かれていて、カーリングのシートそのままに作られていました。氷の表面も直前に平らに削り出してあるのでスケートのブレードの跡もなくて、東京のリンクよりもはるかに立派な施設で愛知の人たちが羨ましくなりました。

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終わった後は近くのファミレスでカーリング談議・・・とっても楽しかった愛知でのカーリングでした。

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最終の地下鉄でホテルのある名古屋駅へ戻ると、昼間は人でごった返す駅もがらーんとしていました。

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