on-ice off-ice

氷上のスポーツ、カーリングをやっています!カーリング以外のことも書くのでon-ice off-iceです!

夜回り…

2009-12-29 00:03:10 | インポート

私の住む街は下町っぽくて今でも冬になると夜警をやっていて、その当番が十数年に度、回ってきます。。今夜がその十数年に一度の日でした。

夜の8時20分に近くの神社に集合すると、集まっていたのは私の母親と同年代の方々ばかり・・・大丈夫なんだろうか?まず、反射材のついたベスト、工事現場の誘導員が持っている赤いライトが点滅する棒と、定番の拍子木が渡されました。拍子木は打つと大相撲の呼び出しさんが打つようにいい音が・・・しない。。割れてるし。

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気を取り直して歩き始めると、割れていても拍子木の音は静まり返った町によく響きました。しーんとした中で打つのは結構気分がよかったです。地元とはいえ、普段は歩かない道や路地裏通りを歩く感じになるので、古い家がマンションになっていたり、空き地になっていたりして、その変貌ぶりがなかなか面白かったです。それにしても、人が歩いていない…私がよく歩く終電の時間帯と変わらないくらい人がいません。小一時間歩いて、塾帰りの子供2人、仕事帰りと思われる人が4~5人、犬を散歩させている人が3人だけ。江戸川沿いの道に出ると、町灯りがなくなり、星が思った以上によく見えました。

コースの終盤に通ったのが父が最後に入院した病院。今は増築・改装されていて、深夜に駆け付けた当直室の窓口も当時の面影はなくなっていました。

神社に帰り着いたとき、拍子木をわざと小刻みに打ってみると、一緒にいた小母さんが「紙芝居みたいだねぇ」と言っていました。そう言われれば、親戚が住む町には紙芝居が決まった時間に来ていて、拍子木で子供たちを集めていたのを思い出しました。

本来の目的は火事と放火の抑止なんだけど、私にとっては驚きと懐かしさがミックスされた不思議な1時間でした。。

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関東選手権トライアル

2009-12-13 23:28:32 | 日記・エッセイ・コラム

「カーリング関東選手権東京代表チーム選考会」に出場しました。

今シーズンはチームメンバー4人のうち2人がいろいろな理由で活動休止し、チームの存続すら危ぶまれたところからのスタート。青森と常呂からUターンしてきた方々にメンバーに「今シーズンだけでも」とお願いして入ってもらって出場にこぎつけたので、この舞台に立てることが幸せでした。

軽井沢に着くと雪…。それでも2日前に仕事で行った青森よりは暖かさを感じました。大会前のミーティングなど、いつもと違う雰囲気はありましたが、不思議とリラックスしていました。練習不足に、新メンバーでの試合経験が2試合しかないなど、不安山積なのに…。

最初の対戦相手は2008年日本選手権出場チームでした。互いに1点ずつ取ってゆく緊迫した状況からリードを許すも追いつく展開。自分自身のミスも少なく、いい感じで試合が進んでいましたが、終盤で得点できずに負けてしまいました。

2試合目は連戦、これも日本選手権出場チームでした。初回に相手のミスで4点が転がり込んできたものの、その後は我々のミスが響いての逆転負け・・・。試合内容は散々でしたが、苦しい展開でも落ち着いていられたのが救いでした。

昼食のあと、1試合の計時(時間計測)審判をはさんで3試合目。。2試合目の反省を踏まえて、一つ一つの動作に集中するように心がけて試合を進めていきました。しかし、相手のチームの調子が良くミラクルなショットが多くて徐々に点差を広げられてしまい、勝てませんでした。

3連敗・・・。ただ、日本選手権出場チームと互角の試合ができたこと、苦しい展開でも落ち着いて試合を進めることができたことで、次に繋がる内容だったと思っています。

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江戸川散歩と寅さん記念館

2009-12-06 23:32:15 | まち歩き

昨夜の雨が嘘のように晴れ上がった今日、自宅から徒歩1時間の柴又に行ってきました。江戸川河川敷のグランドで野球やラグビー、競技フリスビーをする人たち、川の中ではモーターボートに曳かれて水上スキーをする人を眺めながら、のんびり歩くと左手に「寅さん記念館」が見えてきました。

柴又は自宅から近いので年に数回は訪れているのですが、「寅さん記念館」には行ったことがなく、昨日のラジオでリニューアルオープンしたことが放送されていたのを聴いて、これも一つのきっかけと思って、行ってみたのです。

記念館の建物へは江戸川の土手から入れるので、私のように土手を徒歩で来る人にはありがたい構造になっています。入口には看板を取り付ける寅さんの姿があって、なかなか凝っています。

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中に入ると真っ先にあるのが、映画を支えるスタッフのパネルと解説、撮影、照明、大道具、メイクなどなど、この人たちがいるからこそ映画が成り立っていることをここで再認識します。先日、ケー100のスタッフ陣にあったばかりなので、この辺のことには敏感です。

その先の展示は帝釈天と寅さんの実家の団子屋さん「くるまや」のスタジオ撮影セットなど、なかなか見ごたえがありました。その中にあった「どれだけご存じQ&Aコーナー」で、寅さんに関するクイズで一番簡単な「はじめの一歩コース」に挑戦したのですが、「帝釈天の御前様(午前様じゃないですよ)を演じた大物俳優の名前は?」といった具合で、はじめの一歩にしてはレベルが高いなと思いながらも全問正解、調子に乗って初級にチャレンジしたら5問中2問しかできませんでした。○○のときのマドンナの父親を演じた俳優は?なんて聞かれてもわかりません。。

「寅さん記念館」のあとは、もちろん帝釈天にお参り、そして参道の高木屋さん(寅さんの実家のモデルになったお店です。)で草団子を買って帰りました。美味しかった!

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畠山アナウンサー

2009-12-02 21:02:24 | 日記・エッセイ・コラム

9月から受講している「話し方講座」、昨日の夜はNHKでの課外授業でした。

まず、職員食堂での食事。。デパートの食堂みたいな雰囲気で、メニューも寿司、煮物、うどん、そばなど、盛りだくさんで、弁当男子の私には羨ましい食環境です。「特上ちらし寿司」を注文、お寿司屋さんのようにその場で作ってくれるのが嬉しい。。

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職員はもとより役者さんや出演者も利用する食堂なので、ミーハーにもきょろきょろ見回しましたが、それらしき人は見当たりませんでした。残念。

食事のあとは「畠山智之アナウンサー」のお話を伺いました。「7時のニュース」を7年間担当されていて、今は土曜朝8:30の「週刊ニュース」を担当されているアナウンサーです。

とっても気さくな方で、友達に話しかけるような口調でお話して下さりました。

印象的だったのは「アナウンサーは話すテクニックよりも伝える気持ちが大切」という話でした。どんなに話し方が上手でも伝えたいという気持ちがなければ伝わりません。講座でも確かにそう習ったのですが、それが話のプロのアナウンサーにも共通していたのです。

NHKアナウンサーはみんな地方勤務からスタートし、畠山アナウンサーも初任地が帯広でその次が札幌だったとのことですが、この頃の人脈が入局30年近くになる今でも役に立っていて、北海道積丹半島でバスが崖崩れに遭った事故の時には地元の人に真っ先に知らせてもらって、素早い報道に繋がったそうです。報道を早くするのは避難誘導、二次災害の防止、関係者の対応の促しのためにも必要なことで、決して視聴率稼ぎのためではないのです。

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畠山アナウンサーが「7時のニュース」から「週刊ニュース」に移ったのは自分で取材する仕事をしたかったからなんだそうです。ベテランになっても基本を忘れない姿勢に尊敬するとともに、私もそんな姿勢でいきたいと思った有意義な課外授業でした。

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