on-ice off-ice

氷上のスポーツ、カーリングをやっています!カーリング以外のことも書くのでon-ice off-iceです!

軽井沢日帰り6時間カーリング練習

2019-08-31 17:13:34 | 日記
 久し振りにカーリングの話題です。

 8月の金曜日、猛暑日・熱帯夜が連発する東京を離れて、軽井沢にやってきました!

 今日のメンバーは昨年から今年にかけて結成したチームメンバー4名。ラッキーなことに道は意外に空いていて、予定よりも1時間早く軽井沢のアイスパークに到着できました。

 ホールの受付で1時間早くリンクに下りられないか確認するとOKとのことで、到着後すぐに練習開始~



 東京のスケートリンクで月2回程度練習しているのにわざわざ軽井沢まで赴くのは、カーリングの専用リンクが軽井沢に行かないとないためで、しかもスケートリンクでは限られた内容の練習になってしまうからなのです。

 リンクに入ると涼しいのを通り越して寒い(>_<)。贅沢な悩みですが、熱帯夜明けの体にはこたえます。準備運動から軽くフリーで投げてウオーミングアップ。

1 デリバリーフォームの練習
 これはスケートリンクでもできるのですが昨年始めた初心者メンバーもいるので、基本の確認です。1人が投げるところを3人がじっと見て確認します。これは、初心者にとってはがちがちに緊張するシチュエーションなんですが、これにはプレッシャーに慣れるというもうひとつの目的があります。練習はほとんど誰も見ていませんが、試合になると相手チームが、審判が見ています。更に選手権になると観客も見ています。そんなときでも、同じように投げられないといけません。何度か繰り返すうちに、前進後退を繰り返しながら、なんとかクリア―。

2 ハウス直前にストーンを止める(ガード)練習
 スケートリンクは氷の状態が異なるので、これは専用リンクでの練習が欠かせません。ハウス(的になる円)の直前にストーンを置ける間隔を身に着けること。これにより、投げるときの足の蹴りの強さを加減することで、どの位置にも置けるようになってきます。
 これが結構難しい、その日の氷の状態でも異なるので、実際の試合でも投げながら調整しています。

3 ハウス中央に止める(ボタンドロー)練習
 2と同じような感じで、今度はハウス中央に止めるようにストーンを投げます。試合では、ウエイト(ストーンの進む勢い)が足りなければスゥイープで伸ばしますが、スゥイープは曲がり幅の調整にも使うので、ウエイトをきちんとコントロールできる必要があります。

4 ハウス奥から順に手前にストーンを置く練習
 これもウエイトの練習ですが、二人目の人は、一人目の人が置いた位置よりも手前に置き、三人目はその前という具合に徐々に前に置いていきます。多少のゲーム性があるので、楽しみながら練習できますが・・・、前の人よりずいぶん手前に止めてしまったり、けっこう苦戦しました(^_^;)

5 テイクアウト(ストーンを弾き出すショット)の練習
 ハウス中央、左右の端に置いたストーンを弾き出す練習。これは、みんな思ったより上手くできていました。もっとも、他に邪魔なストーンがない状態だったせいもありますが。。

6 ドロー&テイクアウト
 1投目を置いて(ドロー)、2投目でそれを弾き出す(テイクアウト)します。ウエイトのメリハリをつけるようにと考えたのですが、ドローのあとテイクアウトするのは、加減したあと強く投げるのでさほど難しくなく、順番を逆にした方がよさそう。

7 詰めカーリング
 2チームいたら練習試合ができるのですが(というか大抵は練習試合がほとんどになるケースが多い)、4人なので、Aチーム役とBチーム役を交互に行います。普通の試合なら相手が投げている間に息を整えたりできますが、それが出来ないので結構きついです。この辺までくると、最初に練習したフォームが乱れているのがわかります。指摘しながらの練習になります。

 午前中の練習はここまで。別のシートではSC軽井沢や中部電力のメンバーも練習していました。

 2時間のインターバルの間に近くのペンションのランチ昼食をとって、午後の練習内容はほぼ午前の反復でした。この間、東京のメンバーが練習しており、午後の練習中には京都から練習に来たチームもありました。軽井沢まで車で7時間かけて来たとのこと・・・お疲れ様です。

 翌日は土曜日で休みですが、リンクはとれないし予定のあるメンバーもいるので、帰ることになります。そそくさと車に乗り込み、一路東京へ・・・。軽井沢の涼風をほとんど味わうことはなかったけど、たっぷり練習できて、チームの雰囲気もわかってきたので、有意義な一日でした。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

涼しさ求めて伊吹山~標高差1200メートルの夏~

2019-08-15 23:15:08 | 日記
 暑い日が続いておりますね( -_-)

 今年の夏休みは初日に大阪でセミナーの予定があって、そのあとは白紙でした。そのまま東京に帰っても暑いだけだし、エアコンではなく、どうにか涼しく過ごす方法はないかと考えているうちに思いついたのが「伊吹山」。冬に東海道新幹線に乗ると名古屋や京都は晴れていてもこのあたりだけは雪景色になるし、積雪量11mの世界記録を持つくらいやから絶対に涼しいはず♪と行き先を決定しました。

 2019年8月13日、朝から強い日差しが照りつけています。前泊の彦根から米原乗り継ぎ近江長岡駅で降り、バスで伊吹山登山口に到着しました。



レンタルスキー・スノボの看板を出したお店もありますが、スキー場が閉鎖されて10年以上も経っていることを感じさせない雰囲気があります。





 登山口で300円の入山料を支払い、登山者カードに連絡先と登山ルートを書いて投函。麓の三之宮神社に手を合わせて、登り始めました。登り始めは、人が余裕ですれ違える広めの山道で石がごろごろしていますが、木漏れ日が心地よくて暑さを忘れさせてくれます。山頂までは6キロですが、平地の6キロとは比較にならないので、あせらずゆっくりと進みます。20分ちょっと歩くと、林が途切れてゲレンデだった斜面が広がります。ここが1合目で、スキー場の食堂だったと思われる建物の店先に並んだベンチに荷物を置いて休憩。営業していない店内では住人と思われる子どもがおちゃらけて、親に叱られていたりして賑やかです。登山口のレンタルスキー店もそうですが、シーズンオフのスキー場を見ているようで、閉鎖した侘しさは感じられませんでした。





 1合目を過ぎるとコースはゲレンデ脇の斜面を登るようになります。3合目から上は日を遮るものがないと聞いていたのですが、この時点では炎天下を歩く覚悟をしていなかったので、きつかったです。2合目の休憩場所は日陰になっていて、ありがたかったです。すでに標高は600m近く、振り返ると田圃の中に小高い丘が並ぶ麓の町が鳥観図のように広がっています。



 そこからは、ゲレンデと林の境目で日陰と日なたを交互に歩くようになり、2合目までよりは楽になります。柵で囲われた花畑が見えてくると3合目で、休憩用の東屋とお手洗いがあり、少し離れたところにはやはりスキー場施設だった建物もあります。ここでは、ベンチに横たわって休む人がいたり、汗で濡れたシャツを木に引っ掛けて乾かす人がいたりと、まったりムードが漂っています。ここで私も初めて座って休憩しました。日陰は心地よく、体力が回復していくのがわかります。水を思ったより多めに飲んでいたので、補給できるかなと確認すると、「この水は飲めません。」の文字・・・。山頂にお店があることはわかっているし、ここからは大事に飲むようにしようと思い、再出発しました。



 4合目にはあっけなく到着、麓から3合目までは長かったので、均等にはなっていないようで、休憩には早いのでスルー。風はあるし、雲が時々日差しを遮ってくれるのですが、やっぱり暑い。持っている水もぬるくなっています。「冷たい水を飲めたらなぁ」と思いながら歩いていると、道の先に小屋が見えてコカ・コーラの赤い自動販売機が見えるではないか!!



「え?、これ幻覚じゃないよねー?」「いや、壊れてるかも?」「売り切れってオチもあるんじゃない?」と、そろりそろりと覗いてみると・・・、「やったー売り切れてない!」ふと、小屋の中を見ると、中でも売っているではないか!しかも、自販機は240円だったのが200円!「1本ください!」「はい、ありがとう」「いえ、お礼を言うのは私の方です!」早速購入して、ひと口、ふた口飲むとたちまち復活~!







 嬉しくて喜んでいるけど、これは登山者失格。。次から気を付けます(^_^;)

 ここから道は急になります。6合目には米原市が建てた避難小屋があって、8畳間くらいの大きさですが、これまでで一番頑丈そうな建物です。その建物の日陰で休憩。休憩中の人は「草がなくなって地肌が見えるようになってしまった。」と言います。夜になると奈良公園みたいに鹿が仰山出てきて、みんな食べてしまうのだそうです。

 6合目を過ぎると更に急になり、地肌が見えているところが多くなるので、どれが道だかわからなくなってきます。休憩中、七十は過ぎているであろう男性も「道がえらいことになってる。わからんようになってる。」と仰っていました。私がこの人の年齢になったとき、このルートで伊吹山に登ることが出来るのだろうか?日差しも相変わらずなので、休憩の間隔をだんだん短くしていきました。はっきりわかるのは、疲れの原因が暑さにあること。足は大して疲れておらず、休憩で体のほてりが引くと再び登りはじめました。汗だくになり、もう山頂で涼むというよりも、早く下山してお風呂に飛び込みたい気分でした。それでも、山頂が近づいて気温が下がってくると汗が引いて、足取りも軽くなってきました。



 9合目を過ぎて山頂付近の花畑のゲートをくぐると、道は緩やかになり売店が立ち並ぶ山頂に到達しました。



吹く風は涼しく、日もほどよく陰ってくれて、心地よいです。お土産屋さんの寒暖計は26℃、この涼しさを得るために3時間半登ったのです。

 山頂からの景色







 1等三角点。。



 しんどかったけど、達成感と涼しさを味わうことができてよかったです。

 一般に標高が100m上がると0.6℃気温が下がるといわれています。伊吹山は1377mだから、海抜0mと比較して8.3℃低いことになり、実際に山頂は26℃で麓は35℃ぐらいと聞いていました。

 天然の涼しさが味わえそうなスポットを書いておきます。ケーブルとかで登れるところもあるので、調べてみてください。

・筑波山(茨城県) 870m -5.2℃
・高尾山(東京都) 599m -3.6℃
・御岳山(東京都) 929m -5.6℃
・六甲山(兵庫県) 931m -5.6℃
・王台ケ原(奈良県)1695m -10.2℃

 なお、行くまでは暑いので、日焼け対策と熱中症対策は忘れないようにしましょう。
 そして、水は多めに持っていきましょう!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

那須岳トライアル

2019-08-04 15:43:06 | 日記
那須岳ハイキング

 海の日に山へ・・・関西のハイキンググループのハイキングは、みなさん東京を越えて関東平野の北の果て「那須岳」が目的地です。
 ここ数年は北アルプス方面を目指していましたが、那須岳を目指すにあたり、懸念されたのが“暑さ”。。昨年は酷暑の中、森林限界を超えると日を遮るものがなく、汗だくになりながら登っていたので、勇気ある決断でした。
 しかし、梅雨冷えの今年の心配のタネは天気、出かける前から出発日が10日間予報に出てくるのももどかしく、予報をチェックするも、雲と傘のマークが消えないまま那須入りしました。
 前泊するのは西那須野駅に近い「乃木温泉」。駅を降りると無情にも雨が降り出してきました。それでも明日止んでくれたらと気持ちを切り換えてホテルに向かいます。周りは郊外住宅地で大きな建物はほとんどなく、ランドマークの如く聳えるホテルらしき建物がすぐに確認できたものの、なかなか近づくことができず、思ったより距離がありました。

 翌朝、小雨の中、この程度の雨なら決行と意気込んでホテルを出発、雨が止むことを祈りながら電車とバスで那須岳ロープウェイ山麓駅を目指します。ところが、雨は止むどころか強さを増していきます。「これ、さっきより降ってるよねぇ。」「この状態だと登り出せないよ。」と言いながらも、みんなどこかで登りたい、登らねばと思っていました。というのも、このグループに一昨年から合流した私にとって那須岳は初めてでしたが、みなさんは数年前にチャレンジするも強風でロープウェイが運休して断念していてリベンジ登山だったからなのです。登った後に宿泊する国民休暇村に荷物を置いて、雨の装備をしっかりして再びバスでロープウェイ乗り場へ・・・。雨ながら20人近い人たちがロープウェイに乗り込みましたが、10畳間ほどもある大きなロープウェイの中はがらーんとしています。

 ロープウェイを降りても、まだ雨は降り続いています。歩くには辛い降り方ですが、案内板の天気予報を見ると午後には雨が上がるようなのでリニューアルされてきれいなロープウェイ駅で、お土産屋さんを見て回ったり、よく晴れた景色のビデオを見たり、それをバックに写真を撮ったりして過ごしました。12時を回りましたが、まだ止みません。山頂あたりで食べるはずだったお弁当をロープウェイ駅のテーブルに広げて食べ、来年の予定の話し合い・・・。例年は海の日に山に来ているのですが、オリンピックイヤーの来年は祝日も変わってしまうので、大まかな日程とどの方面に行くか等々、おしゃべりを交えた話し合いで楽しかったです。







 20分おきに到着するロープウェイから降りてくる人たちは、雨の中を強行して歩き出す人たち、諦めてビデオを背に写真を撮る人たちなど様々です。雨の方は午後になっても時折強くなる状態は変わりません。スマホで雨雲の状態を調べると「これダメだ。うちらがいるここ線状降水帯の真ん中だよー。」ということで、山頂行きは諦めてロープウェイで無念の下山をすることになりました。



 ロープウェイ山麓駅から降りるバスは国民休暇村を通らないので、ここからは雨といえども歩かねばなりません。みなさんは傘を持っていたのですが私は荷物と共にお宿に預けてしまい、ポンチョだけを雨除けに坂道を降りていきました。こういうところがあほなんです。もっとも、山道を歩くときはポンチョだけのつもりだったので、さして気にならず、いや気にしないようにして無事に国民休暇村に到着しました。

 あとは温泉旅行のようにのんびり過ごすだけとなりました。私は初めての挑戦での断念でしたが、2度目でしかも私の数倍の移動距離がある関西から来ているほかのメンバーが気の毒でなりませんでした。「二度来てだめだったので、この山とは縁がないので三度目はないです。」と再リベンジなしを宣言していました。

 夜は宿のアトラクションの「星空カフェ」。晴れていたら、満天の星空を眺めながら「あれが白鳥座」とか解説を聞くのでしょうが、プロジェクターで映した星空での説明になりました。それでも、「オリオン座のオリオンはさそり座のさそりに刺されて死んでしまい、天に上がって星座になったあとも、さそり座が上る前にオリオン座は西に沈んでしまう。」といった話が面白かったです。



 天候に阻まれた那須岳トライアルでしたが、山を歩いているときよりも、みんなとたくさん話すことができて楽しかったです。
 次は晴れを期待します!

 帰りがけに寄ったフィンランドの森


 サンタの服装が暑苦しく感じない程度の気温でした。


 タピオカの看板がかわいかった♪


 このブログを書いている今日は晴れて気温30度越え、那須岳の気温は20度。。こんな日に行きたかったです!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする