アナウンサーから学ぶ話し方講座の課外講座シリーズ、今回は山登りが趣味の先生から学ぶ「初めての里山散策」でした。
行き先は三浦半島の最高峰「大楠山」から「衣笠山」への縦走。メンバーは山のスペシャリストの先生からハイキング初心者までの男女8人が挑みました。
集合は横須賀線逗子駅、そこからバスで20分程の前田橋から山に入ります。まずは簡単に自己紹介。月1回ペースで登るという方や、今回初めて
ハイキング用品を揃えたという方まで、さまざまです。ちなみに、私は高校ではワンゲル部にいましたが、卒業後はごくたまに登る程度でした(^_^;)
まずは、川沿いの舗装道路を歩きます。先頭が私で、後ろが先生。舗装道路だと思って普通の道を軽く感覚で歩いていると、先生から「早すぎます!周りの景色を楽しみながらゆっくり登りましょう!」と注意を受ける(^_^;)
後ろへ行くほど追いかける感じになるので、前はゆっくり歩かなくてはいけません。。梅の花がちらほら咲く下を歩くと、2月ということを忘れさせてくれる暖かさです。川岸の遊歩道に降りると、いよいよハイキング気分が盛り上がってきますが、足元が濡れていて滑りやすいので慎重に歩く必要があります。先頭の私は「石濡れてるので気を付けてー」とか「動く石があるので注意して!」と声を掛けながら進みます。
「川岸の道を歩くコツは何でしょう」と先生が尋ねる。「一歩一歩歩く」と参加者が答える。
「一歩一歩って、当たり前でしょ。一歩一歩じゃなかったら跳んで歩かなきゃなんないでしょ(笑)。
「こういう道は足の裏全体を地面に平らに着けるようにします。」といった具合に楽しみながら、ハイキングのコツを学んで行きました。歩き方だけでなく、木の葉が落ち葉になって木の栄養分になる周期は10年ぐらいだということ、地図で現在地の確かめ方、近くに見える山を地図で確認する方法、この先の坂がどれくらい急かを読む、いろいろなことを学びながら登っていきました!やや急な坂も、あらかじめわかっていると覚悟ができるのか、それほどきつくは感じず、すれ違うハイカーから「もうすぐです!」と声を掛けられると、「いよいよ山頂だー」と嬉しくなってきます。
その山頂は一面の菜の花畑\(^o^)/来てよかった~と思える瞬間です。
山頂にあった三角点。山に登りながら三角点探しをするのが先生流。等級が書かれている面が真南なんだそうです。この機会に憶えておきましょう!
山頂からの眺めはこんな感じ♪
このあと、衣笠山を目指して山を下るのですが、コースが工事中で閉鎖されているため、少々遠回りになりますが阿部倉温泉方向に降りて、衣笠山に向かうことになりました。
さて、テレビ番組では山登りをレポートすると山頂のシーンで終わりますが、もちろん実際の山登りは山頂がゴールではありません。このあとは、下りが待っています。「下りは幟よりも楽」と思っている方もいらっしゃるかと思いますが、上りよりもきついです。上りの疲れが溜まっているだけでなく、上りが前に進む力だけでよいのに対して、下りは坂道で前のめりになりそうになるのを抑えながら降りるので、疲れやすいのです。丸太で土を押さえた階段の土が雨で流されて丸太の部分だけが残ったようになったところもありますが、これはハイキングの鉄則で、階段を歩かずに階段脇の緩やかになっているところを歩くと楽です。
大楠山を降り切って、横浜横須賀道路をくぐり、道路脇のコンクリートの階段で休憩。。ここで、山の歌講座♪私が学生の頃は歌いながら登ることはしなかったけど、先生が学生の頃は歌いながら登ったそうで、ジャズシンガーのKさんを中心に「あざみの歌」、「いつかある日」、「想い出の赤いヤッケ」、「はるかな友に」など、山を詠った曲を合唱しました。実はこの企画、山頂で歌う予定だったのが、人があまりにも多くて下山後の道路脇になったのですが、心の琴線に響く歌詞が多くてよかったです。
歌のあとは、いよいよ衣笠山へ向かうのですが、閉鎖されている道に戻る道がよくわからず、民家の庭先のようなところを通ったりして、ようやく山道に入りました。ところが、途中の案内板の「衣笠山まであと○キロ」の表示が進むにつれて増えていくではないか?!地図の方向とあっているので、間違ってはなさそう。日は傾いてきたけど、横浜横須賀道路を走る車の音がひっきりなしに聞こえているので、道を間違えたというムードはないし、とにかく前に進みました!やがて、舗装道路へ続く道が現れ、そこは先生が記憶しておられた場所だったので、「ここからバス停まで行って横須賀に出ましょう。衣笠山は、あらためて恋人と来てください。」ということになりました。
バスで横須賀に出て、最後の締めは「海軍カレー」。海軍が兵士の栄養を確保するためにカレーを取り入れたのが横須賀カレーの始まりなんだそうです。
私にとって、久しぶりの山でしたが、山に登り、歌を歌い、ちょこっと迷い、カレーを食べて、とっても楽しい一日でした♪
行き先は三浦半島の最高峰「大楠山」から「衣笠山」への縦走。メンバーは山のスペシャリストの先生からハイキング初心者までの男女8人が挑みました。
集合は横須賀線逗子駅、そこからバスで20分程の前田橋から山に入ります。まずは簡単に自己紹介。月1回ペースで登るという方や、今回初めて
ハイキング用品を揃えたという方まで、さまざまです。ちなみに、私は高校ではワンゲル部にいましたが、卒業後はごくたまに登る程度でした(^_^;)
まずは、川沿いの舗装道路を歩きます。先頭が私で、後ろが先生。舗装道路だと思って普通の道を軽く感覚で歩いていると、先生から「早すぎます!周りの景色を楽しみながらゆっくり登りましょう!」と注意を受ける(^_^;)
後ろへ行くほど追いかける感じになるので、前はゆっくり歩かなくてはいけません。。梅の花がちらほら咲く下を歩くと、2月ということを忘れさせてくれる暖かさです。川岸の遊歩道に降りると、いよいよハイキング気分が盛り上がってきますが、足元が濡れていて滑りやすいので慎重に歩く必要があります。先頭の私は「石濡れてるので気を付けてー」とか「動く石があるので注意して!」と声を掛けながら進みます。
「川岸の道を歩くコツは何でしょう」と先生が尋ねる。「一歩一歩歩く」と参加者が答える。
「一歩一歩って、当たり前でしょ。一歩一歩じゃなかったら跳んで歩かなきゃなんないでしょ(笑)。
「こういう道は足の裏全体を地面に平らに着けるようにします。」といった具合に楽しみながら、ハイキングのコツを学んで行きました。歩き方だけでなく、木の葉が落ち葉になって木の栄養分になる周期は10年ぐらいだということ、地図で現在地の確かめ方、近くに見える山を地図で確認する方法、この先の坂がどれくらい急かを読む、いろいろなことを学びながら登っていきました!やや急な坂も、あらかじめわかっていると覚悟ができるのか、それほどきつくは感じず、すれ違うハイカーから「もうすぐです!」と声を掛けられると、「いよいよ山頂だー」と嬉しくなってきます。
その山頂は一面の菜の花畑\(^o^)/来てよかった~と思える瞬間です。
山頂にあった三角点。山に登りながら三角点探しをするのが先生流。等級が書かれている面が真南なんだそうです。この機会に憶えておきましょう!
山頂からの眺めはこんな感じ♪
このあと、衣笠山を目指して山を下るのですが、コースが工事中で閉鎖されているため、少々遠回りになりますが阿部倉温泉方向に降りて、衣笠山に向かうことになりました。
さて、テレビ番組では山登りをレポートすると山頂のシーンで終わりますが、もちろん実際の山登りは山頂がゴールではありません。このあとは、下りが待っています。「下りは幟よりも楽」と思っている方もいらっしゃるかと思いますが、上りよりもきついです。上りの疲れが溜まっているだけでなく、上りが前に進む力だけでよいのに対して、下りは坂道で前のめりになりそうになるのを抑えながら降りるので、疲れやすいのです。丸太で土を押さえた階段の土が雨で流されて丸太の部分だけが残ったようになったところもありますが、これはハイキングの鉄則で、階段を歩かずに階段脇の緩やかになっているところを歩くと楽です。
大楠山を降り切って、横浜横須賀道路をくぐり、道路脇のコンクリートの階段で休憩。。ここで、山の歌講座♪私が学生の頃は歌いながら登ることはしなかったけど、先生が学生の頃は歌いながら登ったそうで、ジャズシンガーのKさんを中心に「あざみの歌」、「いつかある日」、「想い出の赤いヤッケ」、「はるかな友に」など、山を詠った曲を合唱しました。実はこの企画、山頂で歌う予定だったのが、人があまりにも多くて下山後の道路脇になったのですが、心の琴線に響く歌詞が多くてよかったです。
歌のあとは、いよいよ衣笠山へ向かうのですが、閉鎖されている道に戻る道がよくわからず、民家の庭先のようなところを通ったりして、ようやく山道に入りました。ところが、途中の案内板の「衣笠山まであと○キロ」の表示が進むにつれて増えていくではないか?!地図の方向とあっているので、間違ってはなさそう。日は傾いてきたけど、横浜横須賀道路を走る車の音がひっきりなしに聞こえているので、道を間違えたというムードはないし、とにかく前に進みました!やがて、舗装道路へ続く道が現れ、そこは先生が記憶しておられた場所だったので、「ここからバス停まで行って横須賀に出ましょう。衣笠山は、あらためて恋人と来てください。」ということになりました。
バスで横須賀に出て、最後の締めは「海軍カレー」。海軍が兵士の栄養を確保するためにカレーを取り入れたのが横須賀カレーの始まりなんだそうです。
私にとって、久しぶりの山でしたが、山に登り、歌を歌い、ちょこっと迷い、カレーを食べて、とっても楽しい一日でした♪