4年ぶりに開催されたカーリング「みちのくシニアカーリングフェスタ」に参加してきました。
個人参加で8チームをランダムに編成しての総当たり、4エンドゲームですが、2日間で7試合の豪華な大会です。過去に参加したときの大会では青森県に因んだ海産物、山の名前がチーム名になっていましたが、今回は「田酒」、「八仙」といった青森県各地の日本酒の銘柄で、私のチームは弘前のお酒「豊盃」でした。札幌から京都までの全国各地から参加が集まり、会場には各地のお土産がずらり。私のチームのメンバーは地元青森県協会の女性2名、秋田県協会の男性1名、そして先週の東京の大会のSLEE20で対戦した東京都協会の男性と私の5名でした。
カーリングは、氷の状態を早く掴んで、それに応じてストーンを投げる力加減やストーンがどれくらい曲がるかを考えながら試合を進めることが重要なんです。このチームは青森県のお二人が前日に試合をしていたというだけあって氷の状態をよく知っていらして、最初の試合から2連勝と好スタートを切ることができました。
この大会では全員が各ポジションを経験するようにということで、3試合目は私が指示をするスキップを務めましたが、作戦のまずさから再三のピンチを招いてどうにか自分のラストショットで失点を抑える一人相撲のような展開にしてしまい、ついに相手に隙を突かれて初黒星、よい流れを止めてしまいました。次の試合も敗れて初日は2勝2敗でした。
その晩はレセプション。カーリングはレセプションも含めてカーリングといわれるほど、試合後の交流を大切にしていますが、コロナ禍を経てようやくレセプションも開催できるようになって、ありがたみを感じました。レセプションでは、参加者全員90秒スピーチがあって、みなさん個人参加で青森に来られたことを感謝しているようでした。私は順番を飛ばされるというハプニングにも見舞われましたが、カーリングのウオーミングアップ方法を紹介しました。レセのあとは流れで2次会、練習方法などためになる話で盛り上がりました。
翌日、ホテル8階の部屋の窓を洗うように流れる雨、よく見ると雪が混ざっています。今日はチームの方が迎えに来て下さるのでホテル前に出ましたが、寒くて外に立っていられずに自動ドアの内側で道行く車を注視しながら待っていました。
2日目になると氷にも慣れてきますが、それは相手チームも一緒です。はたして朝イチの試合に敗れて、2連勝のあと3連敗で負けが先行してしまいました。
次の試合は私がスキップでした。試合前のLSD(ストーンをハウスに向かって投げ、ハウス中心からの距離で先攻後攻を決める)はスキップが行うとチームで決めたのですが、私は1回目が比較的よく全体の6位だったのですが賞品は3位までなので、この1投によってはベスト3も夢じゃない!と投げてはみたものの、欲が出るとだめなものでハウスには入ったものの1回目より遠くなってしまい12位に順位を下げてしまいました。こうなれば個人の記録よりチームの勝利だ!と気合を入れ直して挑んだ結果、調子よく得点し、失点を抑えて4試合ぶりの白星をゲットしました。
最終戦は相手チームが1名欠員のため、5人いる我々のチームから1名レンタルするというオープン大会ならではの展開ですが、これが相手チームにはラッキーだったようで相手チームの圧勝となり、2日間7試合トータルで3勝4敗でした。
4エンドゲームではありましたが連戦でも30分のインターバルがあるとこなせるもので、とっても楽しい2日間でした。”豊盃”のみなさん、ありがとうございました。また来年もよろしくお願いします(^_^)/~