難しくなったカーリング関東選手権出場

カーリングの公式戦は、東京都の場合１２月に関東選手権東京都代表選考会（関東トライアル）が行われ、勝ち抜けると関東選手権、そこを勝ち抜けると日本選手権へと進みます。

関東選手権の出場枠は、各都県の登録選手の人数で割り振られますが、例年３枠で前年の関東選手権優勝が東京都のチームなら、そのチームは出場権があるのでプラス１枠になります。

関東トライアルは、その年によって選考方式が微妙に異なり、以前はいくつかのブロックに分けてリーグ戦を行い、上位チームのトーナメントで代表チームを選出する方式でした。昨年度は、出場チーム数が少なかったので総当たり戦に変わりました。そのとき私のチームは、３試合終了時点で２勝１敗。ブロックに分けてのリーグ戦なら、決勝トーナメントに進出できる勢いでしたが、そのあと全敗して関東選手権出場はなりませんでした。このときの選出方法が、本当に力のあるチームを選考できるということになり、今年度は総当たりによる選考となるのですが、それには出場チームを絞り込む必要があり、関東トライアル予選が行われることになりました。つまり、予選の予選になるわけで、関東選手権への道は一歩遠くなりました。もっとも、それだけ東京都代表に相応しいチームが、出場できるといえるのです。



で、我々のチームは１０月の関東選手権トライアル予選に出場しました。急造チームで、このメンバーで揃ってカーリングするのは初めてでしたが、試合は互いに点を取りながら我がチームが徐々に引き離していく好調な展開でした。残り２エンドで、１点差をつけ、追加点が確実なストーン配置となり、チームの誰もが勝ちを確信していました。ところが、ここでストーンを離す前に投球者がバランスを崩し、放たれたストーンは・・・。放たれたストーンはハウス（的の円）の前にあった相手のストーンを押し込み、ハウス中心にあった我々のストーンを弾いたのです(>_<)　このストーンの行方を追っている時間の長かったこと！相手チームがこれを狙おうとしても、決めるのは容易でない難易度が高いショットで、それをすっぽ抜けた投法でやってしまったのは、奇跡に近い状態でしたが、これは自分たちにとっては大ミスショット以外のなにものでもなく、目の前で起きたことが、夢か現かわからなくなり、しばらく呆然としていました。。
これで、相手に追い風が吹きはじめ、１点を追う最終エンドも失点してしまい、ほぼ手中にした勝利を失ってしまいました。
負けたら敗退決定のシングルノックアウトでしたが、試合内容は悪くなかったので、試合後はみんな笑顔に戻っておりました。次は取り返します！！！