on-ice off-ice

氷上のスポーツ、カーリングをやっています!カーリング以外のことも書くのでon-ice off-iceです!

九州の旅 その3 異国情緒満点の長崎へ

2010-11-30 23:20:40 | 旅行記

目覚まし時計を止めると6時半、窓の外はまだ夜でした。東京と福岡の日の出の時刻は40分の差があり、福岡では11月だと7時近くにならないと明るくならないんです。

早起きしたのは日帰りで長崎に行くためで、東京から時間でいうと名古屋や新潟に日帰りするというきついスケジュールなのです。地下鉄はめちゃ混みで平日であることを思い出させてくれたものの、長崎行きの特急は龍馬ブームの影響かビジネス客よりも観光客で満席でした。

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大浦天主堂

長崎は歌のとおりに雨でした。小雨なのと午後からは天気が回復するとの予報に期待しながら、「グラバー園」に向かいました。学生のときにテレビ出演した場所で・・・と書くと聞こえはいいのですが、村野武範が司会をしていた関西テレビの「どっきりQ」という番組で、早い話が番組のだまし企画にだまされたという妙な思い出があるところです。建物の中は記憶が曖昧だったけど、庭園や長崎港の眺めは記憶に残っているものと同じで懐かしかったです。

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「グラバー園」を出てお土産屋さんが立ち並ぶ坂道を下ってゆくと「雨やどり さだまさしミュージアム」の看板を見つけたので中へ入るとミュージアムというよりはグッズを扱うお店でした。

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店員さんが「自由飛行館」への行き方を教えてくれたので、オランダ坂から中華街を通って思案橋へ・・・、以前に食べたことがある中華街の「会楽園」は庶民的なお店が高級店に様変わりしていて時の流れを感じさせました。

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思案橋から坂を上ると竜宮城を思わせる山門がある「崇福寺」が右に見え、その角に「自由飛行館」がありました。奥に簡単なステージがあって壁にはさださんや共演した人たちのメッセージがある明るいお店で、メニューにあった「さだ家のごはん」と「焼きミルク」を注文しました。パラっとした高菜チャーハンに水餃子が美味でした。

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崇福寺

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自由飛行館

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食事の後は来年2月末までの期間限定の「長崎まちなか龍馬館」と龍馬が組織した貿易会社「亀山社中」へ行きました。とりわけ「亀山社中」が混んでいて、小さな建物に入るのに15分待ちでしたが、常に新しいことに目を向けていた龍馬の意気込みが感じられました。

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眼鏡橋…アーチが水面に映って眼鏡に見えるのですが、水がちょっと少なめ

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この日の夕食は福岡に戻って「鯛めし」

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天神と博多のイルミネーション

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九州の旅 その2 ~吉野ヶ里遺跡と大相撲九州場所観戦~

2010-11-28 14:51:47 | 旅行記

九州旅行2日目の午前中は福岡から1時間程度で行ける「吉野ヶ里遺跡」へ行ってきました。

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北部九州は何処を掘っても遺跡が出るといわれており、あの「平和台球場」の地下からも大陸の大使を迎える施設の鴻臚館(こうろかん)が発見され、市民から親しまれていた球場が閉鎖されています。「吉野ヶ里遺跡」は工業団地建設工事で見つかった大環濠集落で邪馬台国時代の一集落といわれ、邪馬台国の謎を解く鍵とされています。折しも開催されていた企画展は「対論 邪馬台国」でした。古文書によると邪馬台国は今のフィリピン付近に位置してしまい現実論ではありません。方向なら九州、距離なら畿内に意見が分かれるところですが、更に踏み込んで、卑弥呼の呼称が九州でないと成立しない、日本全土に勢力を広げていたなら畿内が有力・・・様々な角度から分析してあってなかなか白熱していました。

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遺跡は公園として整備されていて、竪穴式住居や櫓がいくつも造られていました。屋根の萱は古民家のように丁寧に葺かれていて、ちょっとキレイにでき過ぎている感じでしたが、それでも「当時の雰囲気はこんな感じだったのかなぁ~」と思わせる雰囲気はありました。

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遺跡は元寇防塁を連想させる濠に守られる形になっていました。北条時宗の時代に蒙古を中心とする元が福岡に2度攻めてきたとき、1度目は台風に阻まれて元が退却したものの「必ずもう一度攻めてくるはず」と日本が2度目の攻撃に備えて海岸線沿いに20㎞にわたって築かれた石塁が元寇防塁で今でも市内の数か所に遺っています。

その蒙古出身の白鵬が70連勝の新記録を樹立するはずだったのがこの日でした。まとまった休みが取れる日程と重なったのでこの機会に行こうと思ったいたら、二日目に負けてしまって世紀の一瞬を目の当たりにすることはなくなったけど、チケットもあるし行くことにしました。

昼過ぎに福岡に引き返して、大相撲九州場所観戦のために「福岡国際センター」へ向かいました。地下鉄の駅から歩いていると、着物姿のお相撲さんがすれ違っていきました。地元では大相撲冬場所と呼ばれて福岡の初冬の風物詩になっているそうです。すぐ裏手が海で潮風が肌寒く、まさに冬場所という雰囲気でした。

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入口を入ると“もぎり”をしていたのは元益荒男の阿武松親方、福岡県出身で千代の富士と同じ頃に活躍した人です。隣の入口を見ると元朝潮の高砂親方が穏やかな表情で入場者と言葉を交わしています。

中に入ると相撲グッツを売るお土産屋さんが出ていて人だかりがしています。端のほうには太宰府名物の「梅が枝餅」の屋台も出ています。すると、何やら入口の辺りが騒がしくなったので、振り返ると「横綱白鵬」が入ってきたところでした。こんな風に観客とお相撲さんとの距離が近いです。

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私は両国国技館に去年行きましたが、こちらの館内はややコンパクトで鉄パイプを組んだ桟敷席が2階席まで続いており、2階席からでも土俵が近く見えます。ただ、席が西側の中央あたりなので、西の力士は後ろ姿、その体越しに東の力士の胸から上が見える感じ・・・横綱の土俵入りも真横から見る形だったけど、生の迫力が伝わってきたので良しとしましょう。

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東京と決定的に違うのは地元のお相撲さんを応援する横断幕が多いこと、「嘉風」(大分)、「琴奨菊」(福岡)そして「魁皇」(福岡)といった地元出身のお相撲さんが登場すると館内一斉にコールが巻き起こります。この日の「魁皇」の対戦相手は「豊眞将」・・・私が怪我でお世話になったクリニックに通院しているらしいので注目しているのですが、館内の全てのお客さんが魁皇ファンになったようなコールの嵐、豊眞将も下関出身で横断幕が出ていましたが、応援の声はかき消されています。結局、豊眞将も上手く攻めたものの及ばず魁皇が逆転勝ちしました。

“結び”では「白鵬」が「阿覧」に危なげなく勝って70連勝ならぬ6連勝目を挙げました。

この日の夕食は天神で海鮮ちらしと天麩羅、海が近い福岡は魚介類が豊富です!

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1日で遺跡見学と大相撲観戦という旅先ならではのスケジュールをこなし、美味しい食事で締めくくった満足な1日でした。

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九州の旅 その1~門司港レトロを訪ねて~

2010-11-24 23:50:13 | 旅行記

11月20日から4日間、福岡と長崎を旅してきました

九州上陸の第一日目は門司港を訪ねました。かつての九州への足は本州西端の下関から船で渡るのが主流でした。鉄道の関門トンネルが開通した1942年、人の流れは船からトンネルに移り、門司港周辺は時が止まったように重厚な建物は姿をとどめたままになっていました。そして今、レトロな街並みを活かした観光地に生まれ変わったのです。

福岡空港から東京方向に戻る形で進んでゆくとやがてのどかな景色になり、再び住宅や工場が目立ち始め、殺風景な工場跡地の脇を抜け、海が左側から迫ってくると行き止まりの門司港駅に着きました。ローマのテルミニ駅をモデルにしたといわれる駅舎に似合わない自動改札を通ると、「待合所」「切符売場」の表示が旧字体で右から書かれていてレトロムードを盛り上げています。

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駅を出ると、迎えてくれたのが「バナナの叩き売り」・・・

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門司港が発祥の地なんだそうです。「私が値段を言ったら“高い”とか“まけろ”とか言って値切ってください。」と解説からスタート。「買うときは“買った”と手を挙げて大きな声で言ってください。同時に“買った”と言うときはできれば男性同士か女性同士で挙げてくれるとやりやすいです。男性と女性が同時に手を挙げるとどうしても女性に売りますから・・・。男性同士ならいい男の方に売りますが、女性同士だったらどうすると思いますか?」「綺麗な方?」「いえ、私の好みで決めます。」と、掴みを入れたあと、寅さんのように向上を述べて、バナナを1房掲げると「まず、千円!」「高い!」「900円」「まけろ!」「800円!」「高い!」「この調子だと10回目にはタダになると思ってるでしょう?仕入れ値があるから、それ以下にはできません。では700!」・・・結局450円まで下がったところで男の人が「買った!」と声をあげてお買い上げ!臨機応変さが求められるお客さんとの掛け合いに感心しました。

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旧三井倶楽部

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旧大阪商船

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旧門司税関

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国際友好図書館

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はね橋

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NTT電気通信レトロ館

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潮風号

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この日の昼食はカレーライスをドリアのようにオーブンで焼いた「焼カレー」上に乗っているのはふぐのフライ

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関門トンネル人道は工事で通行止め

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関門大橋と夕日

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夕食

 

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歴史の目撃者になれなかった・・・

2010-11-16 00:03:50 | スポーツ

白鵬の連勝が63でストップした。

70連勝するはずだった8日目のチケットをゲットしていたけど、歴史的瞬間を目の当たりにすることはなくなりました・・・(-_-;)

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でも、久しぶりの九州なので楽しんできます\(^o^)/

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ご迷惑をお掛けしましたm(__)m

2010-11-14 12:46:37 | インポート

13日に指の怪我での通院が終わりました。

明治神宮スケート場でのカーリング練習会後の撤収作業中、ブラシなどが入った木箱を運び上げた際に木箱の下に指を挟んでしまった傷がようやく快復しました。この間、直後の「ミネベアカップ」は名古屋から参加のチームに混ぜてもらっての参加のはずが欠場、翌月の「スーパーリーグ」は久し振りに自分のチームでの出場だったのに私が欠場したためにチーム自体が棄権してしまうなど、一瞬の油断が引き起こす影響の大きさを思い知らされました(>_<)

ご迷惑をお掛けした皆様、心配させた皆様、どうもすみませんでしたm(__)m

写真は近所にあるお寺「善養寺」の菊花展

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桃太郎(七五三の記念撮影用にもなっていました)

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金閣寺と銀閣寺

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