春. 夏. 秋. 冬. 河童の散歩

八王子の与太郎河童、
つまづき、すべって転んで、たちあがり・・。
明日も、滑って、転んで・・。

鳩ノ巣小橋、ひっぱりだこ飯の壺。

2019-01-10 10:16:24 | 山に登れば

 

 

国道411は甲州裏街道と呼ばれて、
起点は東京は八王子で、
山梨県は甲府市、

笠取山の水干(みずひ)一滴と奥秩父連峰の沢水が、

一ノ瀬川から、丹沢川に、
東京の水亀、小河内ダム
に流れて、
多摩川と名を変えた峡谷の景色は、

眼を奪われ、寒くても車を止めて、
覗きたくなる120キロでもあります。

👇花折トンネル手前を、左に・・。


八王子から43キロ、
白丸調整池ダムの、虹が・・。

 

 

イワナ、ヤマメなど、魚が遡上する道があり、
てっぺんには、登りに疲れた魚が、
一休みする、

水面よりちょっと高いコの字型の隔壁があり、
一休みした魚は、ダムの中のトンネルをくぐり、


「やったね」と、

仲間にウィンクをしながら、もっと上流へと泳いでいく。

 

私はダムを渡って、川岸の向こうから、
この地に生まれ、この地に住んでいるМ氏の
話をひとつひとつ、確かめるように、
下流の「鳩の巣」町辺りまで行きます。

 

 

 

 

👇放流しているダムの水煙が・・

 

秩父古生層、白妙の石灰岩からの、
瀬音を聞きながら・・

 

 

 

 

 

 


鳩ノ巣小橋、
ここで見つけたのが,

電車を乗り換えても買うという
20年前明石海峡大橋開通の記念に作った、
明石名物、淡路屋のひっばりだこ飯のツボ。
多摩川の水、東京湾まであと100キロの長旅、

洒落た昼飯を食ってると感動!?

 

コメント (2)
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笠取山、分水嶺から水干まで・・。

2019-01-09 01:06:36 | 山に登れば

雨の降らない関東地方、
山には雪は少ないだろうと、1953mの笠取山。

小学生の頃、
オリンピックでアルペン3種目(滑降・大回転・回転)の、
栄冠を勝ち取った、アラン・ドロンに匹敵する、
べらぼうな美男子がいた。
オーストリアのトニーザイラー。
映画に出たばかりに、アマチァー資格を失い、
その後の活躍は、無いけど、
家族に隠れて観たのは「白銀は招くよ」
私たぶん10歳ころ。
夢中になり競技に破れて、捨てたスキー板。
18歳から一度も触ったことがありません。

笠取小屋から30分。
日陰の道、アイスバーンを心して、

 

笠取山の名前は「笠」となれば、
天木越え・田中裕子さんが留置場まで、
連れていかれるときに、

被せられた手縄にあの笠。似ている!
♬ 肩の向こうに あなた 山が燃える・・♫ 
ここの昔は、樹木は無く丸坊主、
降る雨に大洪水に見舞われたという。

今は人工林が麓の住民のに生活を守り・・

 

 ☝ 👇降った雨が、向こう奥千丈岳や黒金山を、
下る水らと合流し笛吹川に、
笛吹川は山梨県南巨摩市で、

釜無川と合流してから富士川と呼ばれて、
駿河湾のヒラメ、太刀魚やイカと出会い、

 

 

☝ 👇多摩川方面では丹波川に流れ、
小河内ダムから、多摩川の名前で、

東京の人たちの重要な水になって、
東京湾にあらわれたクジラにも、供給した。

 

 

 

☝ 👇 縄文人が住んでいた、秩父の谷あいを、
埼玉県の吉見町では2537m日本一の川幅を誇って、
東京23区、荒川区を迂回して、
デズニーシーのミッキーマウスに会いに行く。

 

👇分水嶺から直接登れば30分くらいだといいますが、

 緩やかな道にある水干(みずひ)、
多摩川の一滴を見学に、


途中これは、地下水まで掘る鑿泉機でしょうか・・・。
笠取山の歴史を見れば、うなずけます。

 

 

貝が開いたような黒い部分、
雨の降らない状態なので
枯れています、が

 

振り向いてミズヒ沢60mあたり下に、湧水・・・
多摩川に流れていく水です。
富士山が見えて、水神社があり、
ミズヒ沢のつららが、

 

 

 

 

 

 

そして帰り、
笠取山、夕陽が当たる山の左の
山頂まであと数十メートルを
登らなかった。
無念(?)をここで晴らして、

ルート411を八王子に向かいました。
下山時刻、16時30分。
計画表から4時間30分オーバーでした。


 

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笠取山に登れば・・。

2019-01-07 19:04:46 | 山に登れば

 


朝焼けの勝沼インターから1時間30分くらい、
R411・大菩薩峠ラインを八王子方面に、
くすんだ空に、太陽が射した富士山を、



柳沢川沿いに、鶏冠山落合登山口の、
看板に気が付いて、

信玄の隠し湯という原水館辺りを、
一ノ瀬キャンプ場に向かいます。

2018.12.9 撮影



2018.12.9 撮影

笠取山の登山口佐場平口に着いたのは7時50分、
予定を1時間遅れ。
駐車所には先客、6台の車、
終日晴れの予報でした。

もたもたして登り始めたのは、8時30分。




20分ほどして、後から威勢のいいあいさつをした、
お兄さん、あれよあれよ、追い越していきました。












まもなく、笠取山の小屋です。

 

バイオトイレのある小屋、
暮れ正月3日は営業していて、
昨日用ができなければ、泊まる予定でした。
ここまでは、1時間少しで着くのですが、
私は、3時間かかっています。
8時ごろ登った2匹の犬を連れた老人は、
すでに、笠取山に登って、下り、
悠々とお昼を摂っていた。
少し恥ずかしい気持ちも湧いた。

股下の短さも、十分影響している!?



標高1700m。
山登り初心者に挨拶をした、鹿が10頭ばかり、
気を良くしさらに登ります。

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幻の荒川起点の碑、

2019-01-05 21:49:02 | 山に登れば


1月2日、荒川の上流、入川峡谷をハイキングしたのですが、
入川渓谷に入る道、秩父市から来れば、
道の駅おおたき」に、前回投稿した金田一春彦氏の石碑が、
ここにもあります。

どちらも雁坂峠を今立っている場所から詠ったものですが、
雁坂峠は「日本書紀」にも登場し日本最古の峠といわれ、
三伏峠(南アルプス)、針ノ木峠(北アルプス)に並んで、
三大峠と言われ、甲州と秩父を結ぶ重要な交通路だったそうで、
そんなこと知らず、雁坂峠、どこに見えますかと、
あちこち、聞き歩くわけです。

昨日(4日)笠取山に登り、雁坂峠を眼の前にしたので、

金田一晴彦氏の碑も、陽の目を見ることはなるのですが・・。

 

碑の傍に土産屋さんがあり「郷路館」の屋号も金田一さんが、
名付けをしたのだといいますから、歴史がありますね!

 

荒川起点の碑を見るのに、
勾配緩和のループ橋(雷電廿六木橋)を、くるり。

 

左手に滝沢ダム・奥多摩もみじ湖が見えました。
車を降りることになるのですが、

12月25日は、昨日より寒く、
見に来た夫婦の犬の散歩姿、
あっという間に見えません。


 

 

と、街道に戻って、入沢渓谷の小さい看板の指示で、
扇屋山荘左にして、狭い道を進んでいけば、荒川起点の碑。
前回はここまででした。

 

十文字峠方面に・・

 

昭和23年から45年頃まで、山林伐採に使ったトロッコ線路が・・
半世紀経って、浸食されていたわけで・・

 

 

 

 

 

 

 

調べではここに「荒川起点の地」があるはずでした。


 

 

崩落している赤沢谷との合流地点、
渡る橋も崩れ落ちています。

 

 

いくら探しても、探せません!
もう帰ります。上流はまだまだ続いています。
「ここは、荒川の一滴ではないし・・」
碑を捜せない自分にかけた、つぶやき・・
が、すごすごと帰る後ろ姿が見えます。

 

 

 

 

帰り道、看板に12月中旬から4月中旬まで、通行禁止。
なら、入り口に置いとけっ・・と、
腹の中で、でかい声が・・
つい 八つ当たり?


なが〜い荒川起点の碑、幻に終わりましたが、
それもロマンです!
見えなかった川のニンフ、瀬音は聞かせてくれた、
それだけで満足です!

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荒川源流・入川峡谷のハイキング。1

2019-01-03 15:55:36 | 山に登れば

朝陽を見ているうちに、出かけたくなった昨日でした。
運動不足に悲鳴を上げなくて済むだろう、
秩父市大滝の滝沢ダム(奥多摩もみじ湖)近く、
入川峡谷沿いの、ハイキングです。

中央道勝沼インターで降りて、
フルツーライン、山梨市、笛吹市が一望でき夜景は絶景です。

 

車を降りて迎えてくれたのが、
Mrs.Katunuma

寒さで鼻水、よだれをしっかり外套代わりにして、

拭こうと近寄ったら、怒ったのは、
旦那?
猫にはネコの、守りたいネコもいる!。



出しゃばりを止め、フルーツラインから、R140を、
ひたすら、秩父方面に、

 

 

なんの実を包んでいるのでしょうか・・

 

広瀬湖で、トイレを借りて・・

 

木賊山(左)と破風山(右)でしょうか・・

 

住むならこんなところもいいな、と

 

左・とさかに似た、鶏冠山と教えられながら、
道の駅、みとみで水と缶コーヒーを買い、

 

 

秩父・大原を愛し「うたのおばさん」安西愛子さんへの、
ラブレター事件で、登校拒否になった金田一春彦氏の
碑を観れば・・・

 

案内看板のリスは正月の陽ざしに、のどか!

 

 

入川峡谷沿いの、でこぼこ道は時速10キロ、
11時には入川渓流観光釣場について、

 

 荒川起点の場所まで、
工林・サワラを見上げて、
標高730m~920m5.3kmのハイキングです。

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