春. 夏. 秋. 冬. 河童の散歩

八王子の与太郎河童、
つまづき、すべって転んで、たちあがり・・。
明日も、滑って、転んで・・。

Rain.....Rain...パソコンが動いて...

2018-08-09 22:48:58 | 音楽

 


庭の花も花、山の花も花・・・。
海辺も、川辺も、道にも、野辺にも、
垣根も、あぜ道も、花が咲いて、
パソコンが動いて、箱根。
台風、雨が降って花、艶が・・・!
どうせ降るなら、こんな程度がいい。
👇




 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

写真 2018.8.9 箱根

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ブログの画像にカーテンが・・・。西明屋の訂正文。

2018-08-08 22:35:35 | 社寺

 

パソコン、台風の所為か、暑気あたりの所為か、
乱暴に扱うからか、ブログの画像がサクサクと出ません。
機械は今年初め、買い替えたばかり、
画像が出ないのが私だけなら、修理に出そうかと・・・。

6月27日に投稿いたしました「東向八幡宮」の記事で、
誤りが判りました。
下記の分は、当日に記したものですが、
赤字が誤記と訂正箇所。昨日判明したものです。

榛名山の麓、
箕郷の西明屋の氏子から神社の改装を依頼されたのは、
1783年黒保根、上田沢で正月を過ごしたばかり。
関口文治郎は次男松治郎を連れて、
※松治は、文治郎の子ではない・・文治郎末裔、関口聡氏・談。
西明屋の八幡宮に出向き仕事の打ち合わせをしている。

浅間山に噴火の煙がたち、噴火の焼砂が降り始めたのが7月7日。
箕郷村は農作物が全滅し、荒れ地になってしまった。
翌1784年は八幡宮の建立を中断し、
浅間山の噴火が収まり、落ち着きを取り戻した、
氏子たちは、八幡宮の建立に、15両1分を集め、
再度八幡宮改修に願う。
本殿がの出来上がったのは、1791年。1796

文治郎60歳。66歳
次男松次郎は、脇障子、戸脇を担当し2両2朱、
文治郎率いる花輪彫刻の、
神梅の鏑木半次郎と花輪の前原与四郎は、
獅子8つ象2つで作料3分
鏑木半治郎 作料金3分

目貫龍竜と珠輪を彫った水沼の萩原要右衛門に1両2分を、
そして、越後から呼んだ、木挽久右衛門は、
神社の正面、蟇股を彫った功績に、4両1分を渡した。
文治郎ここでは彫らず、棟梁風。
天下の名工と騒がれているのに・・・まったくゥ~!


このころから、文治郎は、彫刻棟梁としての集団をまとめる力は、
多の集団より抜きんでていた。

※誤記に横線をし、赤字は訂正箇所  訂正toyo
 勢多郡東村誌、黒保根村誌に依存

西明屋八幡宮、今は東向八幡宮。

 


 

 

 

 

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彫刻師は人気商売。高鳥天満宮

2018-08-07 21:28:33 | 社寺

寺院は、
国家が官学の寺院として建て
僧侶が主体となって大名や豪族を捜して建てるか、
出家しない一般の民衆が信仰のために金を貯めて建てるか。

群馬県に入ると、小さいお堂の傍に、田んぼの一角に、
住家の傍に、道の端に、数基の墓石が目立つ。
供養のお寺が少ない時だった。

人は
形のあるものに、安心の親近を感じてしまう。
畑を耕し日暮れ、地蔵に手を合わせ無事の今日に安息する。
生活にゆとりができると、在俗の信者に、
祠の造営の意思が芽生え、
年番名主が、建立のために金を募る。
近在(武州)に住んでいた人たちの、
集めた金は、宮大工、彫師に払う金。
身なりは粗末であっても、
1750年代から活躍した上州花輪地区の彫師にとっては、
大事な施主。

半端な腕では、日光東照宮を拝観して、
目の肥えた人たちには、さげすまされる。
棟梁に選ばれた
彫師、鑿の冴えも一際違う。
次の仕事の為にも、手は抜けない。


喜多川歌麿・webから

浮世絵師も人気、鼠小僧も人気、役者の見得も人気商売。
世界は、アメリカが独立戦争を起こし、
ナポレオンが植民地戦争に精を出し、
日本では、他国との戦いは無く、上州花輪村の彫師、
鑿の切れ味、刃先を指の腹で探る。


2代目常八、63歳、人気絶頂期、年寄りにして人気うなぎ上り、
休む暇なく、彫り続けている。
邑楽郡板倉町、雷電神社近く、👇「高鳥天満宮」

👇 社殿彫刻の修理。
奉賛者御芳明。
数枚他県、横浜、桶川、栃木、加須の地名を、
記録しているものの
地元板倉町の人たちの名前の札が架けてある。


👇 2代目常八、63歳傑作の海老紅陵、龍の透かし彫り。







👇 梅。ここは菅原道真が、臣下に建てさせた神社。


👇 本殿の後ろに小さい祠の壁障子の彫刻。

 

 


👇 数を間違えたのか、行くところがなくて・・
  門番になってしまった。
(神社にしてこちらのほうが洒落ている)




 

 

 

 

写真 高鳥天満宮は2018.8.1

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幻の名工 石原常八雅詖・高尾に登る。

2018-08-05 23:01:29 | 社寺

70市町村のある群馬県。
そのうち26市町村の社寺に彫り物をした花輪の彫師集団、
1750年代最も彫師たちの中で、
現在なお、棟札、墨書がなく、裏付けの取れない、
幻の名工。石原常八雅(まさとも)
二代目、三代目石原常八を花形名工に育てた初代。
群馬県も火事の多かったところ。
初代が彫った寺社もほとんど焼失し、
再建されないまま、世に知られることがない。

遠く離れた八王子。
年間350万人が、登山する高尾山。
寺院の中に神社があるという、
神社分離の以前の形が残っている、飯縄権現堂。
本殿の後ろ棟札に、
 
彫工    上州勢多郡花輪宿
        石原常八雅
    同所  桑原新蔵 十六歳
安永九庚子歳九月
  寺務権僧正  秀興 休隠比丘
              秀憲 

唯一残されている、石原常八の彫刻👇
本殿は1729年建立しているので、
安永9年(1780)、修復で彫ったものでしょう。常八63歳。



👇 ここからは不明







薬王院👇




 

 




 

 


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海老紅陵 競作。

2018-08-03 23:45:51 | 社寺

 

1711年から1871年。
関口文治郎が花輪彫刻集団に衝撃を与えた。
海老紅陵の彫物。

開いた口はいつまでも開きっぱなし。
代表作といえる3人の彫物。

関口文治郎。👇
榛名湖「榛名神社」
1806年。死の2年前。



 

 

 

 

2代目石原常八主信。👇
邑楽郡板倉町「高鳥神社」
1848年。




小林源太郎。👇
前橋市「一本木稲荷神社」
1864年。




☝ 花輪彫刻集団、それぞれ棟梁を張った3人。
  年代で変わった、鑿使いでしょうか?

 

 

 

 

 

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しごきを武器に、雷電神社!

2018-08-02 22:07:25 | 社寺

江戸初期では、ほとんど寺社彫刻はなく、
伊勢神宮、鹿島神社に見られるように、
白木造りのシンプルな建築が多かった

家光の時代(1623~51年)の代になって、
東照宮の造営に伴い、建築様式が少しずつ変わり、
装飾としての彫刻が、美しく彩色されるようになり、
建物も、和風から唐風へと変わり、重厚な建築様式に、
この波に乗ったのが、
高松佐平治、その弟子たち花輪の彫刻師。

1711年から「廃仏稀釈」の運動で、
彫師の活躍が無くなるまでの160年間。
活躍が際立つのは、石原常八三代。
初代常八の作品は焼失して1ヶ所しかないけれど、
2代目常八は、初代に頭をこずかれ、背中を蹴飛ばされ、
掌の血を雪で拭いて成長し、16歳の時にはいっぱしの彫師になる。
3代目は、2代目のしごきをなんなくこなして、
群馬、箕郷町柏木沢の宿稲荷で貴重な技術を遺してくれた。

江戸の気っぷ、上州花輪の彫師たちは、それを上回り、
弟子も多いが
遊びの金遣いも荒く、いつも金がない。
二代目、あちこち借金を繰り返すのに、
(借金の証文がしっかり残っている)
それでも仕事ができたのは、彫師としての「腕・うで」

邑楽郡板倉町の「雷電神社」
文政2年1818年4月7日。
天保6年1835年、二枚の棟札に記録されているのが、
二代目石原常八主信。
二代目が中心になって彫った神社の、
羽目板と脇障子。最も得意とした龍の彫物。
二代目常八主信、49歳の男盛り。
三代目常八主利、25歳。藍染半纏を粋にこなし、
料理屋の仲居が持つ盆が震えさせるほどのスタイリスト。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

写真 2018.8.1 群馬県邑楽郡板倉町

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渡良瀬川の花たち

2018-08-01 23:49:36 | 社寺

 

 

 

 

 


パクッ


パクッ 

 

 

 

 

 

 

 

 

写真 2018.8.1 

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