春. 夏. 秋. 冬. 河童の散歩

八王子の与太郎河童、
つまづき、すべって転んで、たちあがり・・。
明日も、滑って、転んで・・。

はないちもんめ

2018-08-21 22:11:20 | Extra

勝ってうれしい 花一匁
負けてくやしい 花一匁


隣のおばさんちょっと来ておくれ
鬼が怖くて行かれません

お釜をかぶってちょっと来ておくれ
お釜がないので行かれません


お布団かぶってちょっと来ておくれ
お布団破れて行かれません


あの子がほしい 
あの子じゃわからん
相談しましょ そうしましょ
 

昨日から、やたら口に出てきて、不思議・・・。
2か月ばかり社寺に取りつかれて日増しに口数が少なくなって、
入り口が見えたとたんの今日、
無性に山へ登りたくなって、昼から高尾山へ。
今年の山は、くすんだ緑になっていた。
もみじのプロペラもくすんだ赤だった。
頂上までは行かず、展望台のベンチに座ったり、
麓の町を眺めたりして、過ごしてきました。








 







 

 

 

 


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男の艶、掌の鑿。2代目常八。

2018-08-19 23:09:40 | 社寺


クーラーをつけない昼のひと時は、
短いけど、ぐっすり眠れ、2日間も眠っていたような気がします。
八王子、静かな日曜日です。

群馬県みどり市花輪町の、
江戸時代は、

足尾銅山の銅を運ぶ道を、銅街道と呼び、
日光東照宮の参拝者の通る裏街道、
宿場で賑わった村でした。


沼田城主、真田昌幸のから700石の知行を受けていた、
蜷川佐右ヱ門。
その息子佐平太が武士を捨て、

江戸に赴いて、彫師「島村俊元」に、ごり押しで弟子になる。
この島村俊元が、幕府御用に顔を出す、
当代きっての名彫り師。

日光東照宮の陽明門、本殿等を彫った。



腕を磨いて佐平太、室町時代から続いた、

蜷川姓を捨て「高松又八邦教」と改名し、
上州、勢多の花輪村に住んだ。
11人の彫師が又八の門人になった。


その花輪彫刻集団の元祖、高松又八邦教
共に東照宮の手直しで名を挙げた、

息子、高松又八頼品
門人石川銀八(吟八郎)義武らに看取られ、

1716年、彫師の生涯を閉じてしまう。

小さい祠だった、上州、武州の神社に、
一気に昇り龍、下り龍が現れる。

1740年が過ぎたころ、日光東照宮建立から100年後、
武州妻沼に極彩色・派手な聖天堂、本殿が完成した。
その彫り師の棟梁が、石原吟八郎義武。
八人の門人を抱え、武州の地域に根差した彫師。
その中に、江戸中世の名人と呼ばれ、
人気者になった彫師がいた。

関口文治郎と石原常八雅詖(まさとも)

ケチの徳川吉宗の倹約で幕府の金で、
神社創設を禁じたために、
ほとんどが、地元住民が金を出し合って作った神社ばかり、
その意気に、応えたのが、花輪彫刻集団、鑿の使い手たち。

超人気者が石原常八雅の二代目石原常八主信。
5寸(15cm)の板に掘る透かし彫り。
縁下、火の守り神「龍」の怪しい面相。

二代目石原常八主信の代表作といえる、
埼玉県比企郡小川町、1833年完成した、
「八宮神社」
これから数年後、三男坊腕のいい彫師が不幸な事件に、
巻き込まれるなど、思いもせず、
49歳鑿に艶を込めた彫りが👇


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

八宮神社(埼玉県比企郡) 2018、8.17    花・2018.8.8. 箱根

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元気になって、風、爽やか!

2018-08-17 23:14:20 | 社寺

 

出かけた、今年最高気温を記録した熊谷市、
風が吹いて、からりとした天気でした。
東松山市では「まなびのみち」公園の木立の中では、
寒さを感じるくらい。
このまま、この陽気でいてほしい!


関口文治郎を語り、彩るのに、とんでもない方向に進んでしまい、

かといって、投げ出すわけにもいかず・・・。
群馬県みどり市の花輪町の18世紀の彫物師たちの、
系列図を頼りに裏付けをとるのは、大変な作業。
調子に乗って、系列が崩れた日には、
もう、目が後頭部に移るかもしれないくらい引っ込んでしまう。

今日、疑問の一つが解けかかっていて、
これからファイルの整理。

ビールの1本くらい飲めそう。

というわけで、今日も花で!



 

 

 



 



 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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眼は天井。味方はあなた・花!

2018-08-16 11:00:46 | Extra


せわしいお盆が過ぎて、
八王子の朝は、
心持過ごしやすくなって、
目覚めのすっきり感が、いまいち状態の回復を、
あとは待つだけ。

思い立ったら動いている、瞬発力が程遠く、
カレンダーを眺めて、グダ、グダ
「ハードボイルドも今は面影ないねぇ~・・」の、
図星の一言。
腹も立たないが、
眼・・
天井の隅をヘロヘロ、泳ぐばかり。

「捲土重来」胸に秘めてン十年、
その兆し、今だ表れず、
慰めてくれるのは、
あなた・・!
 は~な~ハ~ナ~花。
は~なッ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

👆 2018.8.8 箱根湿地園

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泡の風呂桶、必殺技!

2018-08-12 21:08:25 | たいへんだ



日暮れて「迎え火」墓所までは行けなかった。
やもお(め)にされて17年。
不思議と忙しいときに、この習慣。
迎え火はいつでも焚いているからと・・
送り火は、送らなくていいだろうと、焚かない。

姿かたちが蒼い煙で消えた時、
浮かんできたのが風呂場の風景。
書類のありかを聞きにドアをあけた瞬間、
飛んできたのが泡だらけの風呂桶のお湯。
スポーツに、2匹の犬、庭の花があれば「いい」の女性。
若い時から、崩れていく体に敏感になっていた頃の、
夫婦になって思いもしない、突飛で素早い動き。
その後、鈍感で無神経な私、同じ手を4回味わった。
心が、やんわりくじけた。
女性10面相の一つ。
夫にも隠したい、女ごころ。

朱く揺れる「迎え火」新月、消えても今だ姿見えず、
風呂に入っているなら、早く出てきて皆と一杯、
コップ一杯で、トロンと半開きの眼で、
笑ってまくしたてる姿、早く見てみたい。

 (迎え火、8月13日・・・ですよね?  ずれてる!)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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