70市町村のある群馬県。
そのうち26市町村の社寺に彫り物をした花輪の彫師集団、
1750年代最も彫師たちの中で、
現在なお、棟札、墨書がなく、裏付けの取れない、
幻の名工。石原常八雅詖(まさとも)
二代目、三代目石原常八を花形名工に育てた初代。
群馬県も火事の多かったところ。
初代が彫った寺社もほとんど焼失し、
再建されないまま、世に知られることがない。
遠く離れた八王子。
年間350万人が、登山する高尾山。
寺院の中に神社があるという、
神社分離の以前の形が残っている、飯縄権現堂。
本殿の後ろ棟札に、
彫工 上州勢多郡花輪宿
石原常八雅詖
同所 桑原新蔵 十六歳
安永九庚子歳九月
寺務権僧正 秀興 休隠比丘
秀憲
唯一残されている、石原常八の彫刻👇
本殿は1729年建立しているので、
安永9年(1780)、修復で彫ったものでしょう。常八63歳。
👇 ここからは不明
薬王院👇