春. 夏. 秋. 冬. 河童の散歩

八王子の与太郎河童、
つまづき、すべって転んで、たちあがり・・。
明日も、滑って、転んで・・。

瀑のミストに足を停めて。吹割の滝。群馬県沼田市。

2022-08-18 19:37:11 | 散歩


滑って滝つぼの中に落ちたら、
今日のブログはありませんでした。
無事、八王子の住み慣れた、
我が家に戻れたことに、感謝です。

出先での仕事、
夏バテ対策に全休した16日。
朝から猛烈な気温に、真っ先に、
出かけた、吹割の滝。👇

















つり橋を渡って、





小さい堂宇の前に、看板が、



読み切ったら、ドデッと倒れそうな細かい字で、
日光東照宮で、眠り猫を彫った後、
金精峠を超え、利根町の追貝宿で
一晩で彫ったという、
👇文字が小さいので、スルーですね・・‼






後年、金箔に彩色された、
👇浮島如意輪観音像が、見えて・・・
彼の作なら、ガードマンを常駐させねばと・・
老婆心。
左甚五郎さんの作・・、
可能性はありますよね、
彼の描いた大黒様と恵比寿さんの木魚には、
墨書があり、今は閉鎖されてる、
隣村、片品村の美術館に在ったわけで・・。



柔らかい巌が削られて
片品川が造った幅30mばかりの吹割瀑
屏風岩を、鱒が越えられない鱒飛びの滝を
般若岩があって、獅子岩を見ながらの2時間
完備された遊歩道に涼しい瀑のミスト
いい一日でした
恋人がいたなら、もっといい日でした




コメント (8)
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長旅をいやす露店、五徳山・水澤寺 群馬県渋川市。

2022-08-16 00:16:25 | 関口文治郎/神社仏閣

熱波地帯伊勢崎市、
明日は40度近くなるという。
今日は早く仕事を切り上げ、
墓参りにと思ってたけど、高速の渋滞で、
仲間の心配も考慮して、
宿のキャンセルをキャンセルして、
ホテルからの西に手を合わせ、
静かな、ほんのりした孤独に浸ってる所。





伊香保、水澤寺の続きです。
坂東観音様巡りの16番目、
食料も待たず、ひたすら歩き続けた昔、
今晩の宿で食する材料を、
提供する名残は今でも続いていて、
広場には、露店が並んでます。
仲間と語らいながら、長旅の疲れを
癒して、次は、17番栃木県出流山に向かうわけで・・。

坂東33箇所巡りでの露店は、
ここだけでした。






ここは五徳山・水澤寺。
宿の主人は、観音様巡りの人たちとわかると、
一杯目の酒は、無料にする心配りする慣習が、
有ったといいます。

















内陣天井には、
迦陵頻伽(かりょうびんが)と、
龍の絵が色彩濃く、見上げて旅の疲れが、
すっと、とけていきます。。












榛名湖、ゆうすげの里
相馬山が霞んでた、
8月7日の水澤寺👆👆👆・・👆でした




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五徳山・水澤観世音。群馬県渋川市伊香保。

2022-08-12 20:44:59 | 関口文治郎/神社仏閣

👆だらしなく、ふてくされてる足は机の上、
折角の休み2日間の昼間。
テレビを見たり、漫画を観たり・・・
とにかく、動くのがおっくう ‼
見えない歳の弊害・・。

けど、ちと言い訳に、
東北の水害のニュースを見ると、
このままの恰好で、動けなくなるのですよね ‼



こんなふしだら恰好で、
観音様の、ブログ記事を書く気がしれない‥ねッ ‼
あきれた ‼ 

水澤観世音・坂東三十三観音霊場
群馬、よく通ったのに訪れたのは、
今回で2回目。
拝殿の前でちょろちょろ流れる、
手水の傍に・・イワタバコ。
開基された1300年前は・・👇 無かったね


















👆風神 👇雷神さま





狩野探雲さんの龍。


👇利根郡川場村の武尊神社の龍。
法眼の位を授かっただけあって、
ウン・・すごい迫力。






👇今日は仁王門で〆て、
階段から上の、拝殿はこの次に・・



鞄につめこんでも割れない、漆のマグカップ、
便利と思って買った場所は



駐車場の市場の
ここ👇

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赤城若御子神社。群馬県高崎市箕郷町。

2022-08-11 14:18:06 | 関口文治郎/神社仏閣

昨日、群馬からの帰り、
冷たく心地よい車内で、ちょっと煙草、と、
開けた1センチばかり隙間から38度の熱波が、
一瞬の張り手一発、
車内の冷気、土俵中央でばったり。
熱波地帯だった出張先。


榛名湖はまゆみの群生地、
湖畔を巡ればあちらこちらに、
圧巻は、榛名山の噴火した岩石が堆積している
オンマ谷のまゆみの里。
ここを教えてくれたのは、
山の師匠。
探せない私に、幾度も手間をかけてしまった。

秋になってピンクの果実が開けば、
たかが花、私には、されど、されどの花、
落ち着かなくなります。






1731年に生まれた、
群馬の彫り物師、関口文治郎さんの、
特技は護身術で、免許皆伝を持ってた。
彼には2人の子供がいて、
父親の手伝いをした記録はあっても、
親方として、社寺彫刻をしたという記録がなく、
関口家では、文治郎だけがクローズアップされ、
以後、彫り物師の系図は彼一代で、ぷつり。

👇高崎市、蓑輪町柏木沢、
赤城若御子神社



👇大正10年に造られた拝殿は、
茅葺で落成を記念して、赤城若御子神社と改名し
それまでは、覚満大明神と言われてた。



👇この鳥居の扁額がなければ、
ここで、関口文治郎がここに来ていたと、
気づかなかった。



本殿の小さな彫り物👇
1781年、文治郎50歳の時。





向拝の彫り物が、裏側にあって、
熊谷源太郎さん👇の名は、
熊谷市に住んだ、小林源太郎さんのこと。
のちに、長谷川家の養子になって、
長谷川源太郎さん。その、
👇八代お孫さんが、九代となって新井松雲さん、
大正10年、ここの社殿を飾ってた。
この刻銘がなければ、
関口文治郎さんが、彫ったものと
見てしまいますね。





👇波に鳥の、透かし彫りが、
前掲の北野神社の木鼻の飾りの、
先代・小林源太郎さんの作を、
オマージュしたモチーフと、
組み合わせでした。














暑さに耐える狛犬👇
今日、明日は、
二日後の再度群馬出張に
備えて、ただひたすら、ドテッ ‼
花は、榛名湖ゆうすげの里で





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ゆうすげの里から、北野神社へ。群馬県高崎市箕輪。

2022-08-08 20:24:40 | 関口文治郎/神社仏閣

8月7日、ブログ記事探しに出かけた、
群馬県榛名山。
山麓のゆうすげの里を・・・
日暮れから咲いて、見てもらず、
人が来たら、さっさとしおれる。
日暮れて
懐中電灯で撮ったこともありましたが、
今年は、訪れるのが遅かった。








菅原道真公を祀っていて、
近在からたくさんの方が、見ていく。
看板に彫り物師、小林源太郎1861年作と・・。

1799年に生まれた彼は、
榛名山の門・双竜門を1855年に彫り上げたばかり。
父親は、花輪彫刻集団の、石原吟八郎さんの、
2代目吟八明義の弟子、小林源八さん。
長谷川家の養子になって、
存分に腕をあげたものの、
普段は呑兵衛でぐうたら、
けど、一旦火が付いたら、
傍に置いた徳利さえ振り向かない程、
血道を上げたという伝説。




北野神社の覆屋の中の本殿には、
昔の武士同士の戦いなら、
お主、やるのう~
七福神をモチーフに、
緻密で滑らかな彫り物が胴羽目いっぱい。








で、これが小林源太郎さんの、
彫り物だろうか、と、くすぶってた。











在った、気が晴れた、動かない証。
👇赤丸に 東都 後藤恒徳〇

胴羽目を彫ったのは、後藤恒徳さん、
彫物のどこかに、自分の名を入れる癖が、
嬉しい。
千葉の御三家、後藤家の流れ。




小林源太郎さんどこへ行った?・・・
多分これ👇
蓑輪町柏木沢の赤城若御子神社に、
小林さんの八代後の孫さんが、
同じ彫り物をしてた。




私には、榛名山・榛名山麓は
宝物が、
いぃ~ぱい なのであります
次回は
小林源太郎さんの
八代後の孫さんが彫った
赤城若御子神社で


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