最初にフェッラーリ ロゼを抜栓し、次にトラミネール アロマティコ“カンパネル”2006を開けました。
フェッラーリ ロゼはオレンジやイチゴの華やかな香り、鉛筆の芯のようなミネラリーな香り。酸は鮮やかで四隅に広がるフレッシュで優雅な果実味。心地よいぷりぷりの泡とフルーティーな味わいは、心を清々しくしてくれるようです。
ロゼのスプマンテは気持ちを華やかにしてくれると思います。ワインを見ているだけでも楽しくなれます。4000円もするワインなので小難しいコメントを書きたくなるのですが。心がだんだんとウキウキするだけで余計なことを考えることを止めにします。
2本目のカンパネルは最初に書いたコメントがまるで使えない。しっとり感もほのぼのとした柔らかさもない、筋肉の盛り上がったような力強い香り。酸は滑らかで単純に積み重ねられているような重層的な果実味は、実直で端正な味わいがあります。さすがに香りや味わいの記憶はなく、コメントを読み返すとまるで別のワインになっています。そこで、思い出したワインがトラミネール アロマティコ “ルナーレ”です。鉱物的なミネラルの香りと味わいが記憶の片隅で近いかもしれないと思いました。
今回トラミンを選んだのは、一ヶ月前くらいに、デザートワインについてメールを頂きました。つたない返事をしたのですが。よくよく考えると、何もドルチェ ヴィーノだけに限って選択しなくても残糖の多いドルチェでもいいし、アロマティックなワインでもいいのではと考えたからです。その時はモスカート ダスティーしか思いつきませんでしたが。さらに一点
モスカート ダスティー(Moscato d’Asti)
フラスカーティ カンネリーノ(Frascati Cannellino)
このワインなら希望をしている、アルコール度数も低く、ハーフボトルもあります。参考にしてください。