イタリアワインかぶれの料理人

イタリアワインとコーヒーが大好きな料理人が、呆れるほど愉快に溢れるイタリアワインの魅力を伝えていきます。

オルトレポ パヴェーゼ モレ

2017-12-08 14:22:57 | イタリアワイン

今回、抜栓したイタリアワインはオルトレポ パヴェーゼ ロゼ パス ドーゼ “モレ”(Oltrepo Pavese Pinot Nero Rose Pas dose “More” Metodo Classico)2012です。

 

このワインは試飲会で好印象を受け、ゆっくり一本付き合いたい、と思っていました。ワインショップで、3000円弱で買うことが出来ると思います。瓶内2次発酵24ヶ月で造られ、ブドウはピノ ネロ100%のロゼ、門出のリキュールはゼロのミレジメです。

 

消費税を入れても3000円は出ないと思います。雑味のないクリアーな香りと味わい、柔らかくプリッとした泡は。味わいの調整をせずに、このクオリティーはプライス以上だ、と思います。

 

バケットを思わせる香りと塩味、野イチゴ、さやえんどうの白い花、ほのかなパパイヤの香り。透明感のある素直な香りと味わいがあります。

 


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2017-12-02 21:31:34 | イタリアワイン

アマローネ デッラ ヴァルポリチェッラ クラッシコ “モンテ サントウルバーノ”(Amarone della Valpolicella Classico “Vigneto Monte Sant’Urbano”)2012とカンポフィオリン(”Campofiorin” Rosso del Veronese)2014をセラーに新たに納めました。

 

セール品の中に以前より興味のあった、オルトレポ パヴェーゼ ロゼ ブリュット ナチュレ “モレ”(Oltrepo Pavese Pinot Nero Rose Pas Dose “More” Millesimato)とサンジョヴェーゼ100%で造られるスプマンテ(スタート)を足して買いました。

2014年はワイン造りの困難だった年。マージも例外ではなく、スペシャリティーなワインは造りませんでした。カンポフィオリンは50周年に当たり、単一畑のブドウはすべてこのワインに振り分けられました。関係者は複雑な思いであったと思います。カンポフィオリンにとっては特別な50周年だ、と思います。