新笠通信 奄美電信版

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心に軽く麻酔を

2007-08-12 13:48:07 | B4
こんにちは

旅行者の方にはあいにくの天気だと思われます
奄美地方は今年ようやく梅雨入りした模様です
梅雨らしいお天気が続いています
今日も各地でイベントなどが組まれています
晴天の下での開催を楽しみにしていた方も多いことでしょう

今日はものを言っている人で他者の心を救済できている人はいるかです
おしゃべりで目立っている人は人の精神の安定に寄与しているかです
転じてこころの救済を実現できている医療法人は存在するかです

私の主張に非が認められることなど考えられないととらえられるような一点の曇りもないかのようなビジョンを示す人物の存在が浮き彫りにするものははたして何であろうかということです
身ぎれい・潔白を誇示したら周囲の者の精神が病んでしまいます

他者の人生と浅く広いおつきあいをすることができますか?

他者の人生は浅いものであるということです

自分の人生のウェイトを100としたら周囲に存在する者の人生のウェイトはどれくらいでしょうか
ウェイトとは時間や財産の配分比重です
自分がいま所在する場所から他者に対してどれぐらいの関係性を形成できるかということです

数を捌かなければならない商売ほど他者の人生というものを不在にする必要があるということです

あなたの存在は何だったのだろうということです

勢力を拡大していく途上で跨いではいけないものをまたいでこなかったかとういうことです

時勢に応じた関係性へと乗り継いでいくことは重要なことです

時勢に変化が現れるということは洋服のサイズが合わなくなるというようなことです

古着が発生するということです

猛スピードで異なる次元での関係性を切り開いていくと各階層で通過につきあわされた古着がたたずんでいるということです

関係性を必要としていないということは心を穏やかにするものです

変容を進めているものは不特定多数との関係性を必要としており図らずもすれ違ってしまった者の心を騒ぎ立ててしまうものです

誰もあなたの人生に関わりたくない
あなたの人生に深く関わることなしに商取引の関係性を構築したい
私の人生に関わってくれる人と時間を共有したい

この人と係わり合いにならなくてよかった
この人と係わり合いになってよかった

お人形さんのように生きれてよかった
お人形さんのように生きなくてよかった

お人形さんをたくさん集めると部隊を編成できます
教化することでお気に入りのお人形に近づけることができます
たましいのコントロールに手を出してはいけません

裸で人と向き合ってはいけません
裸の心が人々と交差してしまうと痙攣を引き起こしてしまう場合があります
世の中の各階層の中におかれている人たちすべての者が制約条件という現実を背負っているわけです

裸の心では制約条件の重圧を解き放つことはできません

綺麗事は現代社会においてストレスにしかなりえません
宗教指導者が薦めそうな思想を支持することを求めてしまえば現代組織社会の実情にそぐわない現実に突きつけられることになります
人間集団社会内にある理想と現実の意識値のずれに対応を図ろうとして修正を試みた者のたましいの重量が重くなってしまいます
理想と現実の開き具合で変わってくる重荷がたましいの上にのっかかったままの状態では現代集団社会の中を渡り歩くことはできません
心に乗り重なっている負荷を落とすことによってしか現代社会に対応することはできません

現代組織社会の一員として日常を継続するにはお人形さんのように生きる要素が必要不可欠であるということです

たましいを抜くところと入れるところの状況判断が必要だということです
組織にいるほとんどの時間にたましいを抜いておく必要があるわけです
組織の中で今をこなすということは魂を抜いておくということです
組織のありよう、人間のありようといった高い階層からの視点にとらわれてしまうと今をこなしているという性格のある人間社会との整合性がとれなくなってきてしまいます
本来こうあるべき姿などというものは何千年も昔で体系化されてきているわけだからいまさら再構築しても洗練することはとても難しいわけです

次元の高い視点にとらわれてしまった者は通常の日常生活に支障をきたしてしまいます
お人形さん的要素を取り戻すまでは俗世間に復帰することはできません
薬物の力を借りて安定化を図る必要が出てきます

お人形さんのように生きるというのは現代社会を生き抜くひとつの処世術です
お人形さんがおもちゃのように扱われるか健全な距離を維持できるかはたましいのいれどころひとつにかかっています

たましいが戻ってこれなくなったお人形さんは生き物ではないから育てることができません
こころが抜けたお人形さんをおもちゃにすることができます
心が抜けたお人形は機械じかけにすることができます

世の中にはたましいを取り戻してしまってはいけない場所にいる人もいるわけです
お人形さんとしてしか存在できない人物の魂を召還してしまったら心身の崩壊が発生します
たましいを宿せる状況に至っていない肉体に心を呼び戻してしまったらたましいが肉体の破壊をはじめてしまいます

というわけで本日ここまでみなさんは他人の裸とおつきあいさせられているわけです
他人の考えていることが参考になりますか
何も考えていないほうが健康によいわけです

考えている人につきあうということがどれだけ大変なことかというわけです
面倒は避けて要領よく生きることも重要ということです

いろいろな人の人生と交差することはよくありません
より多くの人を知ることによって親近感が深まったりすることはあるでしょう
営利が目論まれたために必要が生じた交流の増加は決してよいものばかりとはいえません
営利的な鼻が利く人物ほど交流が望ましくない相手といえます

人間的に成熟していないと利益率の高さが重要視された業界に粘着してしまいます
荒稼ぎできる商売にしか手を出せないというであればもうすでに魂が戻ってこれないような肉体になっているということです
周囲の者の人生を犠牲にした上で成り立っている商売に従事しているのならば他者があなたの人生を同程度に傷つけるまではあなたの魂はもとの体の中へと帰っていくことはできないということです
あなたが傷をつけた競合者たちよりも相対的に深い傷を負うまでは魂が肉体の中へ入っていくことはできないということです
傷が浅いうちはお人形さんでいなければならないということです
商売を続けるということは結果として同業者を突き放し続けることになるわけだから刺客を送り込まれて不意打ちを受け続けるということです
商売を続けるということは結局傷を増やしていくということです
お人形さんにでもなっていないと傷の痛みを直に感じてしまいます

すけべ心でむやみに縁をひろげてはいけません
つながってしまったものは切れないということです
他人の人生に深入りすればするほど縁をきれなくなってしまうということです
いきつけの店をふやしてしまうと収拾をつけられなくなってしまいます
異性のお友達は少ないに越したことはありません
お友達いっぱいほしいといっている人たちにつきあってしまうと大変なことになります
たくさんいるお友達にまんべんなくあまえられる人ばかりだったということに気づかされてしまいます

というわけでまとまった金ができたら商売から足を洗って何をすれば充実できるかです
足を洗えないから商売人といわれるんですけどね
まとまった金があったら手を付けなかったであろうこと
まとまった金があっても続けていたであろうこと

商売をやっているとどうしても人間をコントロールしたくなってしまいますね
サービスの提供を受けさせたいわけだから流れを作ってしまいたいわけです