新笠通信 奄美電信版

 Copyright (C) 2010 shinkasatsushin All Rights Reserved.

特攻やめますか?それとも

2007-10-22 03:15:39 | 4F
おはようございます

戦争は終わっていなかったと感じやすい今日この頃です
戦時の背景を描写する試みが続けられてきました
戦場にいたものだけが知っているということがたくさんあります

解釈しようと思ってもできるものではありません
自分で考えろ
という言葉しか遺せません

自分の頭で考えない人にはなにを言っても無駄だということです
手取り足取り1から10まで行動を規定してくれるような集団が自分の頭で考えない人のために身近にいくらでも用意されてきているわけ

です

集団内部の人々が持つ多種多様な思考に対して標準的だと考えられる思考を推進するために集団は存在しているといえます
標準と考えられている思考に対立する考え方を持つ者の比率が増加すると集団の運営がたちゆかなくなります
集団内部を効率よくコントロールするために行動の制限が行なわれます

移民が中心となっている国の集団ではマニュアル化が徹底されています
様々な人種で構成された集団で運営していくためには共通のルールを徹底させる必要があるからです

マニュアルそのものに対して思考することは現実的でないといえる人々がルールに従っています
マニュアルは集団を管理する者が作成します
集団を管理する者は所属集団の利益を優先します
作成されたマニュアルに戦時の玉砕命令のような非人道的な内容が含まれていれば集団管理者に対して制裁を加える検査機関が機能する現

代社会になってきたはずです

単一民族が特徴の日本ではアメリカほどマニュアル化が進んでいません
それぞれの集団内部が持つ独自のルールを周知することが軽視されがちです
どの人も似たような考え方になっているだろうという見方が前提にあるわけです
暗黙の了解が有効に機能する例が多くみられるわけです

集団を管理する者がマニュアルを作成する必要性を実感しにくい国です
集団内部のほとんどの人が必要に応じてマニュアルを閲覧できる環境になければルールが変わってもすぐに気づくことができる者は少ない

といえます
集団管理者の頭の中だけにマニュアルが存在している状況が続いている状態は独裁といえます
集団のマニュアルを閲覧できない人々を思いのままにコントロールすることができます
管理者が規定をマニュアル化しないことを続けると集団内部の人々は盲目的に管理者の決定を受け入れるような人間になってしまいます

地方では特に暗黙の了解事項が多いといえます
その地域でしか通用しない考え方が多いわけです
文書化されてこなかったわけです
空気のようなものになっているわけです

全国的にも空気読めという言葉が多用される傾向にあります
ありとあらゆる状況に標準というものが設定され実際に標準化が有効に機能しているから場違いというような状況が生まれるわけです

集団管理者が良識を疑うような行為を行なったら文書等により記録し公開することによって善良とはいえない集団管理者を今後発生させな

いような空気を作る役割を担う人が多く必要になってきます