新笠通信 奄美電信版

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きょうもしゅらばで誇示♪

2008-05-10 02:43:51 | Diaries
♪今日も渋谷で 5っ児~

♪わたしの~おなかのなかで泣かないでください
そこに気体はないでしょう
まだうまれてなんかいません

元気にしてました? 土日は渋谷で7時(具体的に何分かは言わない)
きょうも青信号100%でお送りいたしております

みなさん よその地域や他社製品を宣伝したことがありますか

地域に興味を持ってくれた方が生活している地域を紹介することができますか

宣伝業務を外部発注して終わり
では
スーパーのちらしと同じではありませんか

○○市Age74超限定シルバーにはファミリークラブ様御一行
では
○○市シルバニアファミリー様御一行
のほうがすっきりしていてよいでしょう

先方の御了承なしでご紹介できるものでもないですので
とりあえずうかがっておいたほうがよいでしょう

あなたは私に興味を持ってほしいと思いました
私はあなたに興味を持ち訪れました
私もあなたに興味を持ってほしいと思いました
でもあなたは訪れてくれませんでした

♪心だけ せめて残してくれたら わたしは 見送る 女でいいの

ここでテレサテンを歌いたくなる気持ちをぐっとおさえつづける

わたしはあなたのなんなの
なんなのってそれは・・・
それは
主治医
はあっ?

離島の人が苗字を持ち出した頃
明治一桁時代
から140年ほどがすぎました
離島にとっての追いつけ追い越せとはなんだったのでしょう
当時をスタート地点としてみる初期値

形式的に取得した各種権限というものがあります
権限というものを概念としてとらえられるほどの情報をもってはいないわけです
何も知らない人が人権を持つわけです
幕府時代人から新政府時代人へと完全に移行するのにはどれほどの時間を要したであろうか
移行期の指導は藩指揮系統にある者にしかなしえない状況なのです

1870~1877の指導者達(義務教育前)
1878~1935の指導者達(義務教育開始後)
1935~1945の指導者達(終戦までの10年間)
1945~1953の指導者達(群島占領期間)

よく話題になる徳之島のおやじが10歳前後の頃は1948年前後で占領期にあたります
51年のサンフランシスコ講和条約締結前で本国でさえ主権国家ではなく占領下にあったわけです
その頃のエピソードを語るのであればよほど慎重にならなければなりません
焦土からのスタートなのでまずインフラです
次に教育です
そして医療です
焦土に往診が可能な者など最初からいるはずがないでしょう

離島で発生したものは飢餓です
今でもどこかの地域で飢餓は続いているでしょう

飢餓を治せるようになったのですか
ということですね

占領期に一貫した教育系統など構築できるものではありません
食べるものがない時代に義務教育など施せたものではありません

教えてくれる人がいたとするならば西南戦争のおやじがやったような私塾に近い形式になっていたと思われます
52年に主権回復するまで本国はGHQの占領下であったので群島は本土とほとんど同じ期間占領されていたことになります

激しい群島独立運動なしに復帰はなかったかもしれません


戦後の若者たちは受験競争で精神性を培われていきました
受験志向の高校とそうでない高校ではっきりと分かれました

受験志向の青年とそうでない青年の間で話が通じなくなるような分化が生じました

クラス分けが生じたわけです

分けられた受験志向にないグループの過激化が目立つ時期があったわけです

受験志向価値体系の影響を受けないで上下関係を構築する動きがあったわけです

武器を使うと人を強制的に従わせることができてしまいます
腕力や武器を使用せずともそれらを使用したのと同等の効果を期待できる圧力をかけるということを覚えていきます
直接的に言葉をかけたり困ってしまうような状況を間接的につくりあげたりして集合内で優位な立場を作っていこうとしていきます

集合内には複数の同一環境におかれている同学年生が存在します
日常生活を共にする集合内ひとりひとりそれぞれの関係性を利用して優位な立場をつくっていこうとします

集合内の一人一人が攻撃目標にされている人物の保護を行ないにくくなってしまう関係性を生み出そうとします

集合内に保護を行なえる立場のものが消滅したときにいじめが完成します

クラス分けされた少年があらたな身分関係を求めているのです

上下関係性を築き上げることで不満状態の解消としているわけです

決定的に自分より下であるという者を設定したがっているわけです

集団社会に身分(上下関係)が織り込まれておりその上下関係に対し自分の描く上下関係とはこのようなものだと誇示することになるわけです

もしくは社会上にある上下関係を小集団の中で風刺しているわけです

一元競争で発生した上下関係にならって一元競争価値観下では通用しない上下関係性をつくってゆこうとするのです



群島生活者がどうしても外を向かないのは陸続きではないというのもあるけれど
上下関係を異常に気にしているからです
島内の上下関係だけでいっぱいいっぱいだからです
島外も含めた上下関係の中に身をもっていこうとする概念をもっていないためです
本土には人がいっぱいいます
1つの市に50,000人いるとする計算だとにほん全体で2,600もの市があることになります
生まれてから死ぬまでの間にほとんどひとつだけの村(一島内)だけで生活を送ると外部と接触することをより苦手なものとするようになっていきます
外部の声(考え方)を知ろうが知るまいが日常生活や地域での上下関係には関係がないことだと思っているかもしれません

外部の声にも耳を傾けておかないと近隣一帯での関係性を問われるような場面で各方面が持っている考え方を知ってこようとしなかったために感情にまかせた回答が多くなってきてしまうかもしれません

外部との接触の仕方を知らないために防衛意識が優先して感情的になってしまいやすいのではないかと思われます

外部との接触というのは原始的でない集団で生活を送っている人間だけが交わせる知的なコミュニケーション活動です

あいさつが通用するのが当然です

どんなに蓄積されてきた事情があるとしてもあいさつに複雑な感情をおりまぜてぶつけてくるようでは集団そのものが外部と接触できるコミュニケーション能力を持つ段階にないと当事者でないものの目にも映ってしまいます

こんにちはに対してこんにちはができる集団のひとたちなのかな
と世界中の集団がそれぞれの集団を確認しているわけです

てんしょういんについて興味を持ってくれる人は北緯何度ぐらいまでになるでしょうか

150年以上昔の上下関係のことについて今の人に責任のとりようがありません
誰もがいつの時代も決められていたルールをただ守っただけです

サムライでさえ選挙権をもってはいなかったのです
一方的に決められたルールを守るのが勤めです
集団内の侍すべてが集まって一票を投じルールを決めていたわけではありません
ルールをつくる権限をもっていないのがほとんどのサムライです

義務教育が始まった段階ではまだ上下関係が際立っていたものだと考えられます
のちのちの師範の上下意識に変動がない限り上下意識は継続して伝達されていくことになったと考えられます

差別的な感情はいずれおつりがきてしまうのでわりにあうものではありません
150年前は外の世界がもっている情報を何も知らなかった人たち
いろいろ知るようになり騒ぎ出すことがあるようになったとしても外の人たちはよりいっそう知っていることがあるわけです
知れば知るほど騒げなくなるものだというのを知っているのです

礼節・品格にこだわるとあえて程度の深い野蛮さを見せつけようとしてくる困った人もいるものです
野蛮さをもって気品をせいいっぱいばかにしようとしてくる人もみなければならないのですね

分化というのは野蛮さをふるいにかける役目もしているのです
この人はなにが通じるかなにが通じないかと気にしているのです
カテゴライズは自分がどのような人物とつきあっていくかと判断していく上で重要です

けっきょく誰もがカテゴライズを積み重ねて生活していく集団を選定しているわけです
だからこそよその集団との接触を感情的にならずに行なっていくわけです
まずはあいさつぐらいはできるようになりましょうよということです

ごきげんよう