新笠通信 奄美電信版

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せしゅうはつらいよ

2008-07-20 02:05:45 | Diaries
今週のポイントは世襲弊害となります

教育委員会 人事権 議員 秘書 倍率 自浄作用が生まれにくくなるメカニズム これに特定郵便局までを加えると壊れます

すべては人事権にくっついてきます
すべてとは公正競争の世界を知らないものすべてです

情報公開・開示意識というのは公正な競争が行なわれている世界だけで通用するものです
郷にいりては世襲社会の現実を見よ
というものです

人事権に直行する者は依頼主の生涯賃金確保欲に動かされているようなものです
公正取引や公正競争よりも生涯賃金確保実現、児童の姿などは最初から眼中にないのです

それに純粋な世襲実現欲も組み合わさることになるのです

世襲裏ルートで人事権を掌握した人物私有同然の超大型組織

公正競争ルートで県教職員になる
10倍以上の高倍率
志願者10人に1人以下の世界に採用された教員にはもはや組織を自浄するエネルギーは残されていません
大きな組織の人事体系に組み込まれているからです
難関試験を通過したのに世襲ルートで人事の管理が行なわれているようなメカニズムの浄化を行なうリスクを背負おうと考える人物などは発生しないものです
メカニズムの浄化を行っていく上で人事ルートから報復人事を受けることが容易に予測されるためです

純粋に県教委界、教員界の人物だけが登場人物となるものではないとも考えられます
それぞれの地域には人事がらみについて強い発言力を持ってくるようになった畑違いの分野の団体というのが発生してきているものです
他の分野の団体からのゆすりやたかりに抗しきれなくなっていたケースも考えておかなれければなりません
弱みをつかんで意向に沿わせていくといった脅しが通用するようになってきていなかったかということです

はっきりいって地方に公正競争を伝えるものはメディアしかありません
現代に対応するよう改善されてきた先進的な健全性というスタンダードを伝えるものはメディアしかありません

世襲が発生してはいけない公共分野の透明化は実現されているのが常識だということを伝えないと通じない地域が残されているということになるわけです

世襲度の高さが予測される地域にはなお一層の透明化が求められているわけです

市町村の歴代議員に感想を求めると意識の差があるのかないのかを測定することができるかもしれません

地方で世襲でつないでいる人たちにはほんとうに苦しいところかもしれません

上層の倫理観が所属している大所帯の団体内外すべてにどのような影響を与えるのかといったことを現実感をもって対応してきた法人群が中央には集中しているわけです
信用を損なわないように必死になって舵をとってきた団体が重要視するようになってきた倫理観というのが現代的先進地では通用しているわけです
そういった地域の倫理観との差を知り調整するパイプ役となるのが本来議員や職員です
議員や職員が世襲ルートに関係していたとなると倫理観ほどじゃまになるものはなくなり先進的なスタンダードとは完全に切り離されたものとなります

金銭で人事ルートに手をつけることができない正常な人たちをばかにするのもいいかげんにしろということです
税金が絡んでいるので発覚したら市民が正当に評価するということになります
影響力を保ってきた地域にはまず住むことができなくなるということです

そういった現実感がなくなってはいけないわけです

地方は世襲でもってきているというところにとにかく特徴があります

住民のほとんどが議員を通さないと難しいという認識をもっている地域があるとすればお見事です
外部がどれだけ騒いでもたいしたことではなくなってしまうことにもなるわけです

そういうところには水を流さなければよいだけです
元を断てばよいわけです

人事権を管理している人物の周辺は透明化されているのが通常です
周辺にどのような団体との交流が発生しているかというのがクリアにされていればよいわけです
大所帯を動かしたがっているのは表には出てこない団体であることがほとんどです

よい日曜日を