新笠通信 奄美電信版

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商業銀行の自主性を尊重する の反意語は

2009-10-21 07:31:38 | Diaries
商業銀行の自主性を尊重する の反意語は

財務省サイドで圧力をかけてなにがなんでも融資を実行させる

メインバンクからはずして別の銀行に融資させる

民間企業の私物化はなにがなんでも避けるべきものだ

文民が軍隊を統率するシビリアンコントロールの感覚で

コスト感覚に乏しいほうの文民が中央銀行以下を掌握すると、

私有財産の否定を、政府が主導して行っていくという指針を示すことになる。

すなわち、国内で蓄積された個別に私有されている富は、お国のために適せん没収、消費することができる。

となる。

そんな国と活発な資本取引、商取引を続けていたらいずれ日本国内の公共の福祉に用いるという名目のために、徳政令的に資産を没収されてしまうと海外資本の運用者は感じることになるだろう。

財政政策と金融政策の分離というものの本質をもう一度見つめなおさないと、自由経済は推奨されるようなものではないという国の姿勢をよりいっそう示すことになる

軍隊と同じように金貸しは公共の場でプレイヤーとして政治に影響力を及ぼすことを許されていない。

プレイヤーとしての発言力を封じられている、あるいは自主的に自粛してきているわけです。

自由経済の参加者が財政政策によって苦痛を受け続けているとの認識で一致してくるようになると

形だけ国のほうをむいているという本質がより徹底されていくことになります


誰も公共の福祉などを考えなくなるという流れがよりいっそう加速していきます

金貸しが意思をもつようになると、一方的に国から離れていくようになります

軍隊が意思をもつようになると、国とは無関係に自主的に行動をとるようになります

プレイヤーとしての意思をもたなければならないという危機感にさらされたから主体的に行動するようになるのです


プレイヤーとして主体的に行動させていたら公共の福祉を損ない続けることになるというわけで、郵便局の自治権が外部へと移ったわけです。

日本航空に自主的に営業を続けさせていたら、公的資金注入額、税金投入額が膨らみ続ける、莫大な量の税金が必要になるという見通しがたっているから外部が騒いでいるわけです。